日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

ウクライナの歌手・バンドゥーラ奏者ナターシャ・グジー(Nataliya GUDZIY) の演奏を聞きに行きました(2024.11.15)@板橋平和のつどい

2024年11月16日 | イタリアの歌・音楽
ウクライナの歌手・バンドゥーラ奏者ナターシャ・グジー(Nataliya GUDZIY) の演奏を聞きに行きました(2024.11.15)@板橋平和のつどい


ウクライナの歌手・バンドゥーラ奏者 ナターシャ・グジー(Nataliya GUDZIY) が板橋に来るというので 板橋区立文化会館で開かれた「板橋平和のつどい」に3人で行ってきました

Iero sera siamo andati all'evento "l'riunione della pace" di città  Itabashi, dove abbiamo ascoltato una cantante e interprete di bandura ucraniana di Nataliya GUDZIY.

ここは大きくて子供の中学校の時の合唱コンクールで来て以来です 区民でありながら 平和のつどいに参加するのは今回が初めてです

昭和60年1月1日に行った「板橋区平和都市宣言に基づき 夏に広島と長崎を訪れた中学生たちの発表がありました 
「きをつけ、礼!」ときちんとお辞儀をする中学生たちに 襟を正される思いでした  皆さんとても立派な発表でした

中でもウクライナから板橋区に来て2年半になるという中学生の日本語の完璧なこと 感想文も切羽詰まった迫力があり圧倒されました 区内には40名のウクライナ人が住んでいるそうです

      *       *       * 

後半は ナターシャ・グジーの歌とバンドゥーラ(bandura)の演奏です 
登場した瞬間から その立ち居振る舞いの優雅さにうっとり... 

バンドゥーラはギリシャ発祥の弦楽器で 彼女の持っている楽器は63本の弦があり8キロもあるそうです 
コブザ(kobza)というリュート型撥弦楽器のこともお話いただきました コブザを演奏するコブザーリは琵琶法師のことですね

千と千尋の神隠しのテーマソング「いつも 何度でも」がステキでした💕
ウクライナの首都キーウを歌った歌のラストの 切ない叫びのような声に心ふるわせられる思いでした
最後は日本の「ふるさと」で締めくくられました

ウクライナの民族衣装ヴィシヴァンカ

彼女の着ているウクライナの民族衣装ヴィシヴァンカは刺繍が施されており この刺繍は魔除けの意味もあるそうです

彼女が6才の時にチェルノブイリ原発事故(1986.4.26未明)が起き 原発で働く父と家族とともに避難生活をしてキエフに移住 8才からバンドゥーラを学び 2000年に日本に移住し音楽活動を始めました
水晶の歌声を持つナターシャ・グジーは今 様々な形でウクライナ支援に携わっています

チェルノブイリ原発事故で被災した少年少女を中心に結成された民族音楽団「チェルボナ・カリーナ」(チェルノブイリの赤いカリーナの実)のメンバーとして 1996年と1998年に来日し 全国で救援コンサートを行った時に チェルノブイリ救援活動をしていた私も聴きにいきました なのでまだ子供だったナターリアとは20数年ぶりの再会というわけですね😲 
 
演奏のあと ロビーでは「なっちゃんボルシチ」セットや 刺繍をあしらった民族衣装ヴィシヴァンカが展示されていました 
ボルシチは私も買いました🍴 
ナターシャは愛称で本名はナターリア 日本語では「なっちゃん」なので「なっちゃんボルシチ」というわけですね😊

終了後は 同行した夫(ツィターを30数年ぶりに再開!)とリュート奏者の方と3人で 天ぷら蕎麦を食べて帰りました🍴

板橋平和のつどい」のお知らせは こちら
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ンドランゲタの59人がカタンザーロとその他のイタリアの町で逮捕される Ndrangheta, 59 arresti tra Catanzaro e altre città in Italia

2024年11月12日 | イタリアのニュース
ンドランゲタの59人がカタンザーロとその他のイタリアの町で逮捕される
Ndrangheta, 59 arresti tra Catanzaro e altre città in Italia(2024.11.7)@Il Messaggero

ンドランゲタ(南イタリアのマフィア)のメンバー59名がカラブリア州カタンザーロ(Catanzaro)その他の町で 麻薬密売(a delinquere finalizzata al traffico di stupefacenti)の容疑で  カタンザーロの反マフィア本部(Direzione Distrettuale Antimafia(DDA)のオペレーションにより逮捕されました
2024年11月7日にカタンザーロの連邦検察庁(la Procura della Repubblica di Catanzaro)にて記者会見(conferenza stampa)が開かれました

関連ビデオ(Video correlato): 'Ndrangheta Spa, il sistema criminale che ha invaso l'Europa - PresaDiretta 13/10/2024 (RaiPlay)
このラストにある10分間のビデオはまるでクリミナル映画を観ているような緊迫感でした 数十キロにわたるコカインの塊を探り当て判定し...😲

イタリアのニュースは こちら
       
     *      *       *
このニュースを知ったのは 毎日聞いているドイツ語ニュースDeutsche Welleの2024.11.8版でした

"Italiens Polizei nimmt 59 mutmaßliche Mafiosi fest"こちら ← 一番最後のニュースです

南イタリアのカラブリア州で活動しているンドランゲタ süditalienische Kalabrie aktive 'Ndrangheta

ンドランゲタはとりわけ国際的な麻薬販売に関わっており、金を稼ぐだけでなく武器取引資金洗浄(マネーロンダリング)そして汚職にも関わっている 
Die 'Ndrangheta mischt vor allem im internationalen Drogenhandel mit, verdient Geld aber auch mit Waffenhandel, Geldwäsche und durch Korruption.

     *      *       *

ついでに (公財)日伊協会の会報CRONACA 178号(2024年秋発行)の中の 「モスカテッロ・リポート 第45回素顔のイタリア」の「ボローニャ駅爆破事件、44年後の新判決」を読んで大変驚きました😲
1980年8月2日ボローニャ駅爆破事件85名の死者と約200名の負傷者が出ましたが(将来有望な日本人1名含む)   その44年後の今年7月に新しい判決が出たのですが その決め手となったのが ドイツ人の観光客がたまたま撮ったビデオだとのこと 犯人が映っており元妻が証言したそうです

なんか以前見たマフィアの映画「運命に逆らったシチリアの少女 (La Siciliana Ribelle) 」のリタを思い出します...🎥  彼女が砂浜で恋人を写した写真のうしろの方にマフィアの合流現場が小さく映り込んでいたのです 意図的にそう写したのですね😲


 



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「レオ・レオ―ニと仲間たち」展の初日に行き令孫アニー・レオーニ氏の特別講演会「レオ・レオーニの孫と生まれて」を聴いてきました(2024.11.9)@板橋区立美術館

2024年11月10日 | イタリアの美術館・博物館
「レオ・レオ―ニと仲間たち」展の初日に行き令孫アニー・レオーニ氏の特別講演会「レオ・レオーニの孫と生まれて」を聴いてきました(2024.11.9)@板橋区立美術館



板橋区立美術館では3度目の開催となるレオ・レオニ展 初日に行って令孫アニー・レオーニ(Annie Lionni)の講演を聴いてきました 満席😲

Sono andata alla mostra di "Leo Lionni and his Circle of Friends"  al museo di Itabashi, in cui ho partecipato allo discorso di sua nipote Annie Lionni.

 アニー氏の講演会の席 レオの本がたくさん

 

ニューヨークの令孫の拠点の中に所蔵されているたくさんの資料を探し集めて今回の展覧会が実現したエピソード アニーさんのレオ・レオ―ニと妻のノーラ アニー氏にとっての祖父母と過ごした幼い日々の思い出の数々 特に決して見つからない完璧な丸い小石をレオはいつも海岸で探していたことなどを伺いました
どうして祖父の残した作品の数々を扱う仕事をするようになったのか いちばん最初はレオ宛のファンレターに孫として返信を書くことから始まったこと 

そしてまた今回初めて分かったのは 1958年ブリュッセル万博でのアメリカのパビリオン「未完成の仕事」で展示された 様々な肌の色の子どもたちが輪になって踊っている写真の展示が 圧力により3週間で閉鎖されてしまったこと 

そして今回その写真が その約1年後に出版された絵本のデビュー作「あおくんときいろちゃん」に出てくるgirotondo(手をつないで輪になって踊る)の絵と重なっているという指摘 それは今回の展覧会 また今回出版された展覧会のカタログにも詳しく掲載されています

この絵本が生まれたエピソード レオが孫たちを泣きやませようと とっさに雑誌の青と黄色の紙をちぎってストーリーを生み出した そのエピソードはアニー氏にとっても大切な思い出です

 令孫のアニー・レオーニ氏

レオには友人が多く いつも家に集ってパーティーをしては語り合っていた その彼らが今もアニーさんの仕事を支えてくださっている そのことからも今回の展覧会は「レオ・レオ―ニと仲間たち」と名付けられたのだとのこと...

2023年11月~2024年5月に アメリカのノーマンロックウェル美術館(Norman Rockwell museum)The Art and Design of Leo Lionniという展覧会が開かれたこと 

そしてこれからはレオの巡回展を とりわけレオの手がけたグラフィックと絵本の 双方の領域を互いに認め合えるようなものをやりたいとおっしゃってくださいました

   *    *    *

展示では 幼い頃にプレゼントしてもらった黒いテーブルは どんなものでも映えるからと選んだのだが それが晩年のモチーフとなったこと エリック・カールに絵本を描くことをすすめたのがレオだったこと 1938年にイタリアで人種法が発布されてアメリカに移住したこと ミラノ時代にマリネッティが一時期レオを未来派に認定したこと

49才で「あおくんときいろちゃん」で絵本作家としてデビューしてからは 年1冊のペースで27冊描いたこと ねずみのフレデリックはレオ自身でもあり 想像・表現の力 アーティストの社会的な役割を描いたことを知りました そしてその後に聞いた講演では あらゆる絵本のキャラクターたちはレオの分身でもあったとも伺いました 


  孫のプレゼントに買いました💕


この展覧会の最後のスペースでは レオ・レオ―ニの絵本がすべて自由に読めます📚 私も座ってゆっくり読んできました
初日とあって賑わっており 売店も行列でした😲 

レオ・レオ―ニと仲間たち」の展覧会は こちら 2024年11月9日(土曜日)~2025年1月13日(月曜日・祝日) 

講演会は こちら

追記:   展覧会「レオ・レオーニの絵本づくり」展(仮称)が 2025年7月5日(土)から8月27日(水)まで 東京・渋谷のヒカリエホールにて開催されます 
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当サークルのイタリア語フリートーク初級のクラス会を開催しました(2024.11.3)@池袋イル・チンギアーレ

2024年11月03日 | イタリアンレストラン
当サークルのイタリア語フリートーク初級クラスのクラス会を開催しました(2024.11.3)@トラットリア池袋イル・チンギアーレ

当サークルのイタリア語フリートークの初級クラスのメンバーの皆様とお会いするのはゆうに5年ぶり😲 なじみのイタリアンのお店 池袋イル・チンギアーレ(il cinghiale)でクラス会のランチをみんなでいただきました🍝🍷

 アンティパスト3種

 アンティパストのお品書き

とにかく話が尽きず エスプレッソを飲む頃には3時間くらい経過していたかも☕...  イタリアの話 イタリア語の話 身近な話 フリートークを始めた頃の話等々... あとからあとから話が湧いてきて尽きることがなく あっという間のひとときでした

 牛肉と栗のパスタ🍝 

 サルシッチャのトマトソースパスタ

 本日のパスタ3種🍝

セコンドのインボルティーニ(肉巻き)


イタリアンのランチコースもとても美味しく 夕飯がいらないくらい美味しくたっぷりいただきました🍝🍷

ここはなじみのお店で 切り盛りするシェフのご夫妻から イタリア旅行のエピソードを色々聞きました

カラブリアのワインは唐辛子(pepe)の風味が効いていて初めての味でした🍷

 ソルベットとドルチェ 4種類すべて違う🍰


 エスプレッソ☕

皆さん これからも悔いのないように生きていきましょうね😊 
イタリア語忘れないでね💕

トラットリア池袋イル・チンギアーレは こちら
お店のブログは こちら


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ドイツフェスティバル2024に行ってきました(2024.11.2)@青山公園

2024年11月02日 | ドイツ語・独検
ドイツフェスティバル2024(Deutschland Fest 2024)に行ってきました(2024.11.2)@青山公園


小雨の中 乃木坂の青山公園で開催中の「ドイツフェスティバル2024(Deutschland Fest 2024」に行ってきました

Im Regen bin ich ins Deutschland Fest 2024 gegangen, das deutsche Brot und Wurst gekauft, usw...

ちょうど Haben Tesfaiというラップ(rap)をやっていました

小雨なので 屋根のある席に人が集中しています ぬかるみがスゴイ😞 
ドイツ大使公邸シェフの店のブース

 Deutsches Haus のブース

静岡県伊豆の国市にあるベケライ・ダンケ(Bäckerei Danke)のブースで ライ麦パンRoggenbrot mit Schrot を買って...
 
 ドイツパンのブース

神奈川県横浜市のドイツデリカテッセン Baruduhnのブースでドイツ人手作りの粗挽きソーセージ(Grobe Bratwurst)を買って いつものように(公財)日独協会のブースにご挨拶😊

ジュッタリーン/Sütterlinschriftというドイツの古い文字を書く体験イベント をやっていました ドイツ人の名前を漢字に書いてくれるのもやっています
 ドイツ大使館と日独協会のブース 右にかけてあるのはウムラウト君の布バック


日独の子どもたちのサッカーの試合Bundesliga Cupを見て ドイツの電気自動車(ヤナセ)の展示を見てから早めに帰りました 
夫と休みが合わず 一緒に行かれてたらソーセージにドイツビールといきたかったですが...🍺 

 ドイツの電気自動車の展示 

ドイツフェスティバル2024は こちら (2024.11.1~4)@乃木坂の青山公園 


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第13回イタリア料理専門展 ACCI Gusto 2024が開催されます(2024.11.26,27)@都立産業貿易センター浜松町館

2024年10月29日 | イタリア料理・イタリアン食材
第13回イタリア料理専門展 ACCI Gusto 2024が開催されます(2024.11.26,27)@都立産業貿易センター浜松町館 


(一社)日本イタリア料理協会主催の第13回イタリア料理専門展 ACCI Gusto 2024が今年も開催されます:

2024年11月26日(火)・27日(水)  ※2日間
於 都立産業貿易センター浜松町館 (〒105-0022 東京都港区海岸1-7-1)

入場料¥1,000が無料になる入場事前登録ページは こちら

セミナー&デモンストレーションスケジュールは こちら

イタリア料理コンテスト「Premio ACCIは こちら 
決勝は11月26日(火)です🍝
今年のテーマ: 「豆の可能性」~イタリアの伝統料理から革新的な新たな料理まで~

第13回イタリア料理専門展 ACCI Gusto 2024は こちら

ACCI = ASSOCIAZIONE CUOCHI CUCINA ITALIANA 日本イタリア料理協会の略称。
Gusto = イタリア語で「味覚、味、テイスト」の意味。
つまり「ACCIの味」= イタリア料理を当協会テイストに捉えてご紹介する場、という意味です





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「伝説となった国 東ドイツ」「Wie war das in der DDR?: Einblicke in die Zeit des geteilten Deutschland」を読みました

2024年10月27日 | ドイツ語・独検
「伝説となった国 東ドイツ」「Wie war das in der DDR?: Einblicke in die Zeit des geteilten Deutschland」を読みました(2024.09~10)@東京ドイツ文化センター図書室

東京ドイツ文化センターの図書室で借りてきた DDRの人々へのインタビューをまとめた本「伝説となった国 東ドイツ」 そして わかりやすく簡単なドイツ語で 旧東ドイツ(ehm. DDR)時代の暮らしぶり等を紹介するドイツ語の読本で 2人の子どもの目線で様々なテーマについて語る「Wie war das in der DDR?: Einblicke in die Zeit des geteilten Deutschlandの2冊を読みました 後者は忘れかけたドイツ語のリハビリにちょうどよく 音読しながら読み進めました 

どうしても旧東ドイツの本に目が行ってしまうのです...

    *     *     *

伝説となった国 東ドイツ」 (平野洋著 2002年現代書館発行)は 著者が1988年~1993年までの5年間 ライプツィヒと東ベルリン留学していた頃に 1989年のベルリンの壁崩壊と 1990年のドイツ統一を現地で体験した際の記録であり 1994年から2002年のユーロ登場までに 多くの現地の人々へのインタビューをしたもので構成されています 

特に記憶に残っているのは 時間をかけて統一するのではなく 当時のH.コール政権が 強大な西ドイツが東ドイツを飲み込むようにして統一していったくだりです 

そんな中で旧東ドイツの人々は 職を失ったり 西に逃げた人たちから東に残した土地や家の所有権をめぐる裁判を起こされたり 経済的格差に苦しみながら苦難を乗り越えていった過程が見えてきます

東のホーネッカー政権は ナチスによって獄中にあった期間が長いというだけで政権に治まり...  そしてシュタージ(国家秘密警察)による監視社会へと移り... 1989年秋のライプツィヒの月曜デモの参加者たちへのインタビューも貴重な記録です 

西の人間と結婚した東の人の人生観と異なる東ドイツ観  東にもいいところはあった等と言う東の人への西の人々の憤慨 西の人は打ち解けてくれないという東の人の言い分 元シュタージの人へのその後についてのインタビュー等 壁崩壊時に東の親戚が西の親戚を訪ねてこない理由   外国人に対する暴力は東の方が多い理由など...  

2002年からの新通貨ユーロ登場までの時点での東西ドイツの人々の赤裸々な言葉を記録した貴重な一冊です

他にも ドイツのマンガの対訳本も借りて読みました

 東京ドイツ文化センターの図書室


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「レオ・レオーニと仲間たち/Leo Lionni and his Circle of Friends」展が開催されます(2024.11.9)〜2025.1.13)@板橋区立美術館

2024年10月23日 | イタリアの美術館・博物館
「レオ・レオーニと仲間たち/Leo Lionni and his Circle of Friends」展が開催されます(2024.11.9)〜2025.1.13)@板橋区立美術館
 
1996年 2020年に続き 日本で3回目のレオ・レオーニ展が 板橋区立美術館で開催されます:

会期:  2024.11.9(土)〜2025.1.13(月/祝) 
休館日:  月曜日、12月29日~1月3日 (但し、1月13日(月曜日・祝日)は開館)

小さなさかなのお話『スイミー』、青と黄の抽象的な形がストーリーを織りなす物語『あおくんときいろちゃん』。 
これらは、刊行から60年以上たってなお愛され続けるレオ・レオーニ (Leo Lionni 1910-1999) の絵本です。

レオーニは、20世紀のイタリアやアメリカにおいて、絵画、デザイン、絵本など多彩な分野で活躍しました。
この展覧会は、レオーニの生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちを併せて紹介するものです。

1910年にオランダで生まれ、幼少期から豊かなヨーロッパ文化を享受して成長したレオーニは、青年期にはイタリアで
ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari 1907-1998)をはじめとする多くのアーティストや文化人と交流し、影響を与え合いました。
1939年にアメリカへと渡り、アートディレクターとして活躍する一方、絵画の制作にも打ち込みます。

後半生はイタリアとアメリカを往来しながら画家、彫刻家、そして絵本作家として多数の作品を生みだしました。

板橋区立美術館はレオーニ氏本人の協力により  1996年に日本初のレオ・レオーニ展を開催しました。
氏の逝去後はご遺族との交流は続き、それが2020年に開催した「だれも知らないレオ・レオーニ展」での多数の初公開作品の紹介に繋がりました。
また、後に約70点もの作品をご寄贈いただいたとのこと。

板橋区立美術館にとって3度目のレオ・レオーニ展となる本展では、これまでの交流の積み重ねや 長年にわたる調査研究を通して明らかになったレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れの中から検証します。 

関連イベントは こちら

「レオ・レオーニと仲間たち/Leo Lionni and his Circle of Friends」の展覧会は こちら


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第30回イタリア語スピーチコンテスト 参加者募集のお知らせ(2024.12.11締切)@(公財)日伊協会

2024年10月20日 | イタリア語検定・スピーチコンテスト
第30回イタリア語スピーチコンテスト 参加者募集のお知らせ(2024.12.11締切)@(公財)日伊協会

イタリア語学習の奨励を目的に1991年より開催されていた「イタリア語スピーチコンテスト」は 年齢を問わず参加できる歴史と伝統あるコンテストとして長い間親しまれてきましたが コロナ禍での中止期間を経て この度「第30回イタリア語スピ-チコンテスト」として復活、開催することになりました
皆様の応募をお待ちしております

申し込み・スピーチ原稿提出は 2024年12月11日(水)まで 

最終審査会および授賞式
日 程:2025年2月21日(金)  一般公開 入場無料
時 間:午後1時より 
会 場:東京・九段 イタリア文化会館ホールにて 

      *     *     *     

2019年12月の第19回スピーチコンテストで入賞してからの5年間 ずっと中断しておりましたが このたびようやくの再開となり 大変嬉しいです
皆様のチャレンジを期待しています😊
チェックしてくださるイタリア人がいらっしゃる 話したいテーマがある等...5年ぶりの再開なので より多くの方がエントリーしてくださるといいですね💕

詳しくは こちら

実用イタリア語検定2025年3月9日(二次試験:  4月27日)に全級で再開となる見通しです😊



 



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板橋区民まつり内の「絵本のまちひろば」にブースを出された奈良のイタリア絵本専門店「ちぇるびあっと絵本店」のお手伝いをさせていただきました(2024.10.19)@絵本のまちひろば

2024年10月19日 | イタリアの本・絵本・雑誌
板橋区民まつり内の「絵本のまちひろば」にブースを出された奈良のイタリア絵本専門店「ちぇるびあっと絵本店」のお手伝いをさせていただきました(2024.10.19)@絵本のまちひろば


絵本のまち いたばしの一大イベント「絵本のまちひろば」に 初めて行ってきました📚

絵本のまちひろば(2024.10.19,20):
絵本をつくり、絵本で活動し、絵本を楽しむ人々が集い、交流や賑わいが生まれる「絵本のまちひろば」。
今年は
板橋区民まつり内で会場を拡大し、パワーアップして開催します! 

この中の「国際交流ブース」に 奈良のちぇるびあっと絵本店の店長さんがブースを出されました(19日のみ)  
私も近所なので早速かけつけて ブースのお手伝いをさせていただきました😊


 奈良のちぇるびあっと絵本店の店長さんと

もう 楽しすぎ💕 こんなに多くの方がいらしてくださり イタリアの絵本を紹介したり しかけ絵本で遊ぶ子供たちと話したり 色々説明をしたり イタリア絵本を買ってくださる方々とお話しできて 知り合いにもたくさんお会いできたし 「えーっ なんでアナタがこにいるの!?」と言われたり(笑) ←私はどこにでも出没するのです😊

 ちぇるびあっと絵本店の展示スペース 

いつも孫&友人の孫の誕生日のプレゼントのイタリア絵本をここで買ったり 色々なオンラインイベントでお世話になっている 奈良のちぇるびあっと絵本店の店長さんに ようやくお会いすることができて色々お話できました!! 

2015年のイタリア留学フェアで語学学校のブースを担当した時のことを思い出します ←あの時は100人くらいブースに来て 最後は気絶しそうになるまで説明し続けた(笑)

なんでもお客さんでいるより お手伝いで参加する方がずっと楽しいのです😊 

帰りに 孫の誕生日のプレゼントにイタリア絵本を買ってから帰りました 

 孫の誕生日のプレゼントの絵本

 チラシ

絵本のまちひろば 2024(2024.10.19.20) は こちら
 こんなに人出があった板橋区民祭り


 


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第15回イタリア留学フェア2024が開催されます(2024.11.9,10)@イタリア文化会館

2024年10月19日 | イタリア留学
第15回イタリア留学フェア2024が開催されます(2024.11.9,10)@イタリア文化会館

今年もイタリア留学フェアが開催されます

イタリア各地から来日した大学(総合大学、工科大学、外国人大学など)、専門学校(美術・ファッション、料理など)、語学学校が個別ブースを出展する  年に一度しかない貴重な留学のイベントです

参加校は こちら

 セミナースケジュールは こちら

交流会(若い人向け)等のイベントは こちら 

お知らせは こち

詳しくは こちら

またこの時期に前後して 各イタリア語学校でも 留学フェアに合わせてイタリアから来日された語学学校スタッフによる
各種イベントが毎年開催されますので要チェックです😊


 


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地元のイタリアン「ボッカローネ」でパスタランチ🍝(2024.10.17)@中板橋のボッカローネ

2024年10月17日 | イタリアンレストラン
地元のイタリアン「ボッカローネ」でパスタランチ🍝(2024.10.17)@中板橋のボッカローネ

友人が教えてくれたので早速ランチに行ってきました 地元中板橋のイタリアン ボッカローネ🍝

もう自転車で🏠からすぐなんです~🚲

ボッカローネ(boccalone)というのは 「大きな口をした人」という意味のイタリア語です

東武東上線中板橋駅そばの 石神井川沿いのところにあります 
庶民的な商店街のそばで なんとランチコースが1,000円きっかり😲 ←コスパよし!


席は18席で相席はしないため ランチ時には少し待ちます 
私はランチBセットにしました:   小海老とアカイカ ブロッコリーのスパゲッティ🍝 



まずはコンソメスープ 

 コンソメスープ

パスタはもちもち感があり 具の海老やイカも大きくてプリプリ🦐
クリームソースはスパイスが効いていて量も多めで サラダもついており 満足できました

 小海老とアカイカ ブロッコリーのスパゲッティ🍝 

食後のコーヒーも味が濃くて美味しかった☕ ←エスプレッソではない
 コーヒー


店内は狭くてテレビがつけてあって 近所の人たちが食べにきてるという感じでした 

中板橋はとても庶民的なエリアなので まぁ 店内は狭いし あまりオシャレではないけど ちょっとランチにはお手頃だと思います😊
三代続いたお店だそうです😲

中板橋のイタリアン・ボッカローネは こちら



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Giovanni Piliarvu 写真展『INTERMEZZO-世界が静まる時-』 の初日に行ってきました(2024.10.16~24)@ CO-CO PHOTO SALON

2024年10月15日 | イタリアの美術館・博物館
Giovanni Piliarvu 写真展『INTERMEZZO-世界が静まる時-』 の初日に行ってきました(2024.10.16~24)@ CO-CO PHOTO SALON

今日の午後はOAG東京ドイツ文化センターの図書室に本を6冊返却に行きました 重かった~📚 これでようやくドイツ・イタリアの絵本の読み聞かせのための図書館通いが無事終わり あとはスペインのインスティテュートセルバンテス東京のみとなりました😊 ←来年借りに行きます📚

その足で銀座のCO-CO Photo Salonで開催されているGiovanni Piliarvu氏の写真展の初日に行ってきました📷 

もう語学教師のジョヴァンニ先生というよりは 写真家 またNHKテレビでイタリア語 「しあわせ気分のイタリア語」にもサルデーニャ出身の写真家として時折出演されていますね😊 ← Giovanni氏が出ているビデオは消せないの💕 また今期はサルディーニャが舞台なのです😲

今回のGiovanni氏の写真展のテーマは 「INTERMEZZO-世界が静まる時-」 
場所よりも時間が重視される 
日が沈み 夜からやがて来る夜明けまでの 唯一無二の時間の旅 
深い闇と星々 新しい一日の始まる夜明けを 地理的な距離を越えた多様な顔を 私たちに発見させてくれます

日本国内 マヨルカ島 そしてサルデーニャ島 それぞれの場所で切り取られた夕闇 満点の星空 灯台と海と夜空 そして夜明け... 

見ているとその静謐な空気に せかせかした日常の雑事をすべて忘れて この風景に暖かく包まれているかのように感じて 涙が出てしまいそうになりました...

Giovanni氏にもお会いできて嬉しかったです💕  
友人と行くともっとゆっくりお喋りできるけど←友人が喋ってくれるので楽(笑) 今日は私ひとりだったので 作品を静かに観るだけで帰ってきました 

写真家 Giovanni Piliarvu氏の在廊予定日は こちら

写真展INTERMEZZO-世界が静まる時-(2024.10.16~10.24) は こちら 

Online gallerieは こちら
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イタリア絵本「どれもみーんなアントニオ!(Uno come Antonio)」が届きました

2024年10月14日 | イタリアの本・絵本・雑誌
イタリア絵本「どれもみーんなアントニオ!(Uno come Antonio)」が届きました


お友だちのお孫さんの誕生日のプレゼントに贈るイタリア絵本が届きました🎁
 
今年は Uno come Antonio どれもみーんなアントニオ!(日本語版)で 第26回いたばし国際絵本翻訳大賞受賞作として2020年10月に日本語版が出版されました

その時の記事は こちら

翻訳大賞受賞作のタイトルは「なんにだってなれるんだ」でしたが 出版時のこのタイトルの方がずっとわかりやすいですね😊

お友だちのお孫さんが男の子なので ずうっと前からこの絵本にしようと決めていたのです😊 
いたばしボローニャ絵本館20周年のコースターも一緒に贈りました🎁


絵本について:
第26回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)最優秀翻訳大賞受賞作!

アントニオってすごいんだ。 みためは ただの男の子なんだけど  なんにだってなれる… 
  
子どもの自由なこころとからだを 生き生きとした文と絵でつづる。ボローニャ国際絵本原画展に入選した注目のイラストレーターの絵本。

タイトル: Uno come Antonioどれもみーんなアントニオ!

Susanna Mattiangeli スザンナ・マッティアンジェリ
Mariachiara Di Giorgio マリアキアラ・ディ・ジョルジョ
ふくやま よしこ訳  関口 英子 監修
Il Castoro 出版
春陽堂書店 邦訳出版


 





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インスティテュート・セルバンテス東京のクラシックギターコンサートに行きました(2024.10.11)@インスティテュート・セルバンテス東京

2024年10月12日 | スペイン語・西検
インスティテュート・セルバンテス東京のクラシックギターコンサートに行きました(2024.10.11)@インスティテュート・セルバンテス東京

 インスティテュート・セルバンテス東京入口

インスティテュート・セルバンテス東京(Instituto Cervantes de Tokio) 主催の文化イベント「クラシックギターコンサート  ホセ・マヌエル・ダペナ La guitarra de José Manuel Dapena」に行ってきました🎸

インスティトゥト・セルバンテス東京 -  に行くのは2回目です 四谷から行くより市ヶ谷から行った方が雰囲気がいいですね

早めに行って 6階にあるフェデリコガルシアロルカ図書館に立ち寄り 読み聞かせに使えそうな絵本を色々探しました たくさん見つかりました📚
来年には登録して ここで借りた絵本を読み聞かせに使いたいと思います

今まで イタリア文化会館 東京ドイツ文化センターの図書館に登録して色々借りてきましたが ここでスペインの絵本・他の本を借りるのが楽しみです💕

   書棚

 児童書コーナーは年齢別に分かれています

静かな館内にはほとんど人がいなくて スペイン語を聞きながら絵本探しをするのは好きです📚

    *     *     *

今日のクラシックギターコンサートは ギタリスト ホセ・マヌエル・ダペナ(José Manuel Dapena)による語り(ナレーター吉住和弘)とギターのクラシックギター演奏で フアン・ラモン・ヒメネスの詩を含む特別プログラムでした 

地下1階のオーディトリアム(160席)という多目的ホールで開かれました

プラテーロと私 (Platero y Yo)」は 若い頃スペイン語を学んでいた時から知っていたなつかしい作品です   
トレモロの響きに 母がクラシックギターを弾いていたなつかしい昔を思い出しました...  


作品:プラテーロとわたし   Platero y Yo
作曲者:マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)

作品:三つのカンティガ  Tres cantigas
作曲者:マリア・メンドーサ(1975-)

作品:ガリシア幻想曲Op.79  Fantasía galaica Op. 79 
作曲者:フアン・ドゥラン(1960-)

コンサートのお知らせは こちら

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