呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

七田 純米大吟醸 新酒生無濾過 

2023-01-29 | お酒
今回の一本は登場頻度の高い七田。
しかも初めて飲む大吟醸
七田 純米大吟醸 新酒生無濾過 です。





七田は佐賀県の天山酒造株式会社さんのお酒です。
https://tenzan.co.jp/shichida-brand/

開封
前2回に劣らないくらいの吟醸香があります。
スッと入ってくる感じがあるので少々酸味が強いのかも。
色はガラスの酒器に注いでほぼ分からない程度の黄色です。

では頂きます。
ほー。おー。
ほんのり甘く、かなり酸っぱく、そこそこ苦い風味が
全速力で抜けてゆきます。はやっ。
甘酸っぱさは歯の裏側あたりでサッと消える速さ。
わずかな酸味と苦みの余韻が心地よく残るだけです。

お酒自体はあっさり感が強めですが、若干の粘度が
あるので口の中にまろやかな感じが残ります。

初日のおつまみはぬれせん。
頂き物でプレミアムとついている高級品です。
煎餅単体で醤油の香りが強くあり、シットリしつつも
パリッと感が残っている美味しい品です。
ノーマル?のぬれせんより全然美味しいです。

今回のお酒と合わせると強い風味のあったぬれせんが
引き立て役にまわりお酒の香りが強くなります。


さて二日目
直前にコーヒーを飲んでしまったせいか甘味が強く感じます。
甘さが強くなっても美味しいですね。

二日目のおつまみはスルメ。
一匹丸々です。
うーん、お酒の強さが出るのは初日のぬれせんと似ています。
が、スルメの味付けである辛口の醤油味が残り過ぎ。
安いスルメなので味付けが濃いめな雰囲気です。
もう少し良いおつまみでも良かったかな。


という訳でお気に入りでは無いのに飲む回数が多い七田の
大吟醸でした。
前にも書いたとおり七田は精米歩合が高めの純米酒の方が
味に複雑さが出て好きです。
5年ほど前に純米吟醸酒を飲んだ時は美味しいけれど七田
らしさ?が薄れて好みでは無いと記しています。

今回の大吟醸は精米歩合が低いのもあって大分優等生感はあります。
ただ味の懐の深さもしっかり残っているのでこれもありだなと
感じさせる一本でした。

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