呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

信濃鶴 田皐

2023-09-13 | お酒
さて9月です。
この時期になると町田酒造の限定酒、トリプルはてなが
出る頃です。
そろそろかなとやんわりと構えていたのですが急に
発売になりました。
で、ちょっとノンビリしすぎておりまして慌てて店に
向かったのですが売り切れ。
聞いてみたところ2023年は数が少なかったそうで1日
もたなかったとか。
厳しいですね。仕方がないので同価格帯のお酒を一本
買ってきました。

という訳で今回の一本は信濃鶴。
信濃鶴 田皐です。





2020年に同じ銘柄を飲んでおりますが前は生原酒、今回は
その記載がありませんし要冷蔵ではありませんので加水、
火入れ済みでしょう。

信濃鶴は長野県の酒造株式会社 長生社さんのお酒です。
https://shinanotsuru.com/

開封
おお、ちょっとビックリするくらい香ります。
しかもフルーティー。
大分前に飲んで記憶に残っていないので、勝手に
辛口では?とか思っていました。
色はガラスの酒器に注いでぎりぎり分かる程度の
黄色です。

では頂きます。
開封時の香りそのままに甘酸っぱさが広がります。
それと並走して大人向けのプリンに敷いてあるカラメル
レベルの苦みが追いかけてきます。

で、前回信濃鶴を飲んだ時と同じ感想がでました。
風味が上あごから鼻に抜けて舌に残る感じがかなり
薄いです。
舌に残るのはそこそこ存在感をみせる苦み。
なので飲み干した後だけの感想だと結構辛いです。

お酒を口に含むと上あごと鼻腔を華やかな香りが
包みます。香りを飲むという表現は変ですが香りを
楽しむお酒ですね。

前回の感想では初日は好印象だったものの二日目が
ちょっと残念だったようです。


さて二日目
といいつつ実質中1日空けての三日目です。
香りは若干柔らかめになりました。口当たりもなめらかに
なった感があるので間を空けた方が飲みやすい感じもあります。

香りが少し薄めになってしまったのは残念ですが
飲みやすさは変わらずです。
というか前回の生酛のかたの桜の直後に飲んでいるので
かなり飲みやすい。


約3年ぶりで狙わず買った信濃鶴でした。
が、こんなに美味しかったか とビックリする味でした。
しかも価格高騰中の日本酒の中では安い方。
このお酒にコストパフォーマンスも含めて張り合えるのは
七賢くらいしか無いような…。
トリプルはてなが無かったのは残念ですが代わりにと買ったのが
申し訳ないくらい良いお酒でした。
また買いに行こう。




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