呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

志太泉 純米原酒ひやおろし

2021-10-24 | お酒
今回は新規開拓のお酒屋で探しました。
8割くらいは見た事のあるお酒でしたが、知らない
銘柄もそこそこありました。

そんな中の一本。
志太泉(しだいずみ) 純米原酒ひやおろし です。





志太泉は静岡県の株式会社 志太泉酒造さんのお酒です。
https://shidaizumi.com/

開封
中々良い香りがあります。吟醸香とはちょっと
違うような。どことなく濃く甘い雰囲気を受けますが
実際はどうでしょう?
色はそこそこしっかりとした黄色見があります。

では頂きます。
ほうほう。
一瞬甘い雰囲気がありますが残る程強くないです。
同時にこれも瞬間的に酸味が出ますがサラリと消えます。
序盤から後口にかけて然程強くはないもののしっかりと
印象の残る苦みがありますので辛口のお酒です。

飲み干した後に独特の醸した感という程強くなく吟醸香
ほど華やかでは無い香りが口に残ります。
これが中々どうして悪くない。ひやおろしと相まって
ほっとする香りです。

二回目に酒器に注いだ際にラベルを見ると日本酒度は+3
とありました。そうかー知らずに飲むと+3だなとも思い
ますが、数値を見てから飲むともう少し辛口かも?と
思える味です。

初日のおつまみはサバのキムチ煮の缶詰。
うーん、今回も微妙。味噌煮と違ってキムチの汁に
とりあえず漬けただけな味です。ほぐして汁をよく
馴染ませればいい感じなのかもしれませんが、素のまま
だとキムチの味とサバの味がそれぞれ自己主張するだけ
で終わります。
お酒と合わせてもキムチとサバの歩調のズレばかりが
気になる結果に。ハズレだなー。


さて二日目。
初日の後口に感じた独特の香りが強くなっています。
全体的に味が濃くなった感がありますね。

二日目のおつまみはイカの耳。
素でも美味しいイカの耳がお酒と合わせて食べると
美味しさ倍増。ヒレ酒とは違いますが旨味がじわーっと
出るのが良いですね。



初めて飲んだ志太泉でした。
もしかすると新酒や春酒だともっとツンツンした力強い
苦みのあるお酒なのかもしれません。
ただ、今回はひやおろしという事で良い感じに角が取れて
とても上手く作用したようにも思えます。

程よい主張がありつつもグイグイ押す感じの無い適度な
辛口はお気に入りに入らなくとも取って置きたい一本ですね。


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