呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

開春 純米超辛口 生原酒

2019-08-13 | お酒
今回は開春 純米超辛口 生原酒





開春は島根県の若林酒造有限会社さんのお酒です。
http://www.kaishun.co.jp/top.htm

前回の夏ヤゴブルーに続いて今回も辛そうです。
というか日本酒度が+15と分かっておりますので
飲むのに思わず身構えてしまいますね。

開封
香りはやはり結構なアルコールの香りがします。
前の夏ヤゴよりも更に尖ったある意味刺刺しい
感じもあります。

では頂きます。
ふむ。まず飛び込んでくるのは刺刺しい香りの
元となっている酸味です。
かなり強めですが厭味はなく後味は残すものの
サラリとした印象です。
酸味の陰にアルコールの香り7割に麹っぽさ3割の
個性が後を追います。

日本酒度が+15との事ですが前の夏ヤゴに辛さ的には
近いです。ただしこちらの方が苦味と酸味の余韻を
残しますのでちょっと辛く感じますね。


初日のおつまみはう○い棒
これ以上無いくらいチープなおつまみですが美味しさは
説明するまでもない折り紙つき。
全体的に甘めのスナックなせいかお酒の酸味が目立ちます。
ただこれが中々悪くない。懐の広いお酒かもしれません。

続いて夏のド定番枝豆
お酒に合いますね。というかお酒が合いますね。
このお酒は凄く良い食中酒です。
単体で飲むよりおつまみの友にする方が栄えます。

懸念があるとすれば初日は控え目な苦味がどう出るかです。
二日目には自己主張が強くなりそうな気配です。


という訳で二日目。
強かった酸味は丸みを帯びた感じがありますが、後を引く
苦味と麹の香りが強くなりました。
初日はサラリと消えましたが二日目は案外残りますね。
余韻がしっかり出てきましたので人によっては二日目の
方が好みかもしれません。
ただ初日のアッサリが個人的には良かったので二日目の
変化はちょっと残念です。

二日目のおつまみはじゃ○りこ。
うーむ、初日はおつまみを引き立てる名脇役だったのが
二日目になって香りと苦味の自己主張が強くなっています。
合わない訳ではないですが初日との違いにちょっと戸惑います。


二週続けて辛口のお酒でした。
初日の感想はザ・食中酒。食事に合うお酒とはこうあるべき
などとキャッチコピーを打ちたいような良い感じの味でした。
ただ二日目はよくある生酒の変化で苦味が強くなり、ちょっと
我が強くなってしまったのは残念です。
生酒故に開封後は味の変化が出てしまうのは仕方がない事
なんですけどね。

ただ変に酸味が強かったり、苦味の押しが強かったりという事は
無かったので二日通して美味しいお酒でした。
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