呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

夏ヤゴ ブルー

2019-08-04 | お酒
今回はいずみ橋さんの夏ヤゴ ブルー
中々遭遇の難しい神奈川県のお酒です。





夏ヤゴ ブルーは神奈川県の泉橋酒造株式会社さんのお酒です。
http://izumibashi.com/

実は少しまえから特徴的なトンボのラベルのお酒は知っていたのですが
出会う時には別のお酒の方が良かったりで手を出せていませんでした。
今回は夏酒故かトンボの前のヤゴですね。

開封。
比較的強めのアルコール風の香りがします。
酸味と麹が合わさったような感じにも取れますね。
色も結構な黄色がかっております。

では頂きます。
開封時に感じた麹風の香り、酸味、米の味が一瞬広がって
物凄い速さで消えます。
飲み始めのインパクトが大きいので確かに日本酒なのですが
後口は今まで呑んできた日本酒の中でも1、2を争うスッキリさ。
ほんのりと酸味が後を引きますがこの潔さは凄いです。

ラベルに表記はありませんが日本酒度だと+10くらいは平気でありそうな感じです。
生酒をメインに飲むと比較的甘めのお酒が多いのですが、そんな中で結構な辛口なのは
食べ物に合うので大変良いです。
今回は用意してありませんが枝豆、冷奴等夏の定番にはバッチリ合いそうなお酒です。

初日のおつまみはナスとトマトのチーズ焼き。グラタンみたいな奴ですね。
ふむ、あっさりなお酒なのでつまみの方が強いかな?と思ったのですがなかなかどうして
酸味と苦味を主張してきました。
辛口のお酒でしたので脇役に徹するのかと思いきや、おつまみを踏み台にしてのし上がる
お酒でした。ちょっとビックリ。

続いてのおつまみは素麺。
素麺がおつまみかどうかというのは疑問ですが・・・。
濃い目の鰹出汁は合いますね、
辛口のはずのお酒が甘く感じます。
やはり洋食よりも和食の方が日本酒は合いますね。


さて二日目。
全体的に味が濃くなった感があります。
中でも甘さが増したようです。
口に含んだ時の旨み、後口のほんのりな苦味も増えています。
このお酒は二日目の方が美味しいかもしれません。
それでも口に含んでからの味の消える速度は変わらず速いです。
大変すっきりとしたまさに夏酒といった感じ。


自分で言うのもなんですが、そこそこの銘柄は飲んできたつもりでした。
それでもまだ変わった風味の日本酒が出てくる事に驚きです。
日本酒は奥が深いですね。
甘く香るお酒がどちらかというと好みですが、今回のような淡麗辛口の
お酒もたまには良いですね。
今度はトンボとなったいずみ橋を飲んでみたいです。

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