呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

善吉 辛口純米無濾過生原酒

2019-03-17 | お酒
今回も凄く久しぶりな長野県のお酒
善吉 辛口純米無濾過生原酒 です。







善吉は長野県の株式会社 中善酒造店さんのお酒です。
http://nakanorisan.com/

開封
お、ここ最近激辛が続いたせいか甘い吟醸香が凄くよい感じに香ります。
色はごくごく僅かな黄色。器に注ぐと透明にしか見えません。

では頂きます。
そこそこの甘味と特徴的な刺刺しさのある酸味が口に広がります。
甘味は早く消えるのですが、酸味が比較的後をひきます。
後口は刺刺しさが苦味へと変化してすっぱ苦いです。
前の笹一も辛口に分類されるようでしたがその観点から見ると今回の
善吉も辛口といえますね。

何度も書いていますが日本酒の強すぎる酸味と苦味が苦手です。
今回のお酒もその両者がそこそこ目立つのですが、なんとも言えない
微妙な距離感を保つ味なんですね。

ほんのりアクセントなら良い塩梅です。
強すぎるとこの酸味、苦味は苦手、×となります。
今回は強すぎず弱すぎず、結構気になる存在感はあるけれども
どこかへ行けというほどではない感じ。

初日のおつまみは味付け胸肉
このお酒、食事に合わせると良い感じ。
先に感じた酸味と苦味が抑え目になり、ほんのりな甘味が出てきて
凄く合います。


さて二日目
口当たりが丸くなって、酸味の刺刺しさも弱くなりました。
酸味自体はまだ強いですけどね。
で、苦味が増えました。
香りの良さは健在。

二日目のおつまみは庶民の味方コロッケ。
ソースたっぷりでいただきます。
ソースの酸味でお酒のスッパさが相殺されます。
で、ほのかな甘味が強調されますね。
俺も居るよとばかりに苦味も顔を出しますが存在感のアピールだけ。
杉勇のように踏み潰さんばかりの苦味は出してきません。
やはりこのお酒は食べ物と一緒に飲むと良い感じです。

久しぶりの長野のお酒でしたが突飛した良さは見られませんでした。
ただ食中酒として出されれば大半の人が納得出来る美味しさだと思います。
単体で美味しいお酒も良いですが、食事と一緒に摂って美味しさを増す
お酒も有難いですね。



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