NAOSHIMA ELEMENTARY SCHOOL BLOG

元気な直小っ子の様子をお知らせします。

研究発表会を開催しました

2012年11月07日 | 学校行事

11月2日(金)文部科学省指定研究開発学校2年次研究発表会並びに第3回中国・四国へき地教育研究大会が200名をこえる参加者を迎えて盛大に開催することができました。当日の様子を以下に簡単に紹介いたします。

「公開授業1での様子

2年生の「おもちゃやさん」の英語活動では,3年生をお客さんに迎えての合同の授業を公開しました。2年生は,「さかなつり」や「のりものレース」,「ビニール袋バドミントン」などの工夫したお店で3年生に楽しんでもらえるよう,色や数,方向を表す英語などを使ってルールを説明しました。また,3年生は去年の経験をもとに,たくさん英語を使って2年生にアドバイスをしていました。

  

4年生は,直島に関するものやそれを説明する言葉などを増やす「直島ワードを集めよう」の学習をしました。自分たちが調べた「直島ワード」を使ってチャンツやビンゴゲーム,3ヒントゲームなどをして,英語に親しみました。子どもたちが一生懸命,直島に関することばを集めようとする姿や,よく見て単語を書く様子を見ていただきました。

  

「公開授業2での様子

5年生は,直島町本村地区にある「家プロジェクト」の6つのアートを紹介することをめざす「直島のアートを紹介しよう」の学習をしました。2名の外国人ゲストティチャーを迎えて,自分たちのアート紹介が通じるのか,また,どのように改善すると,魅力的なアート紹介になるのかを学んでいきました。「自分たちの思い」をWe like ...,We think ...,We recommend ...などの表現を使って付け足し,グループで協力して発表しました。

  

「全体会・提案」について

全体提案では,平成6年度から小学校で英語活動を開始し,平成14年度から小・中連携を取り入れ,平成23年度から小学校3学年から教科「外国語」としてきた小・中学校の英語教育の取り組みについて発表しました。ビデオで日頃の授業の様子なども見ていただき,その姿から成果が伝わったかと思います。

県義務教育課 大原一仁 主任指導主事からの講評でも,子どもたちが英語を使ってのびのびと活動する様子を褒めていただきました。また,研究の方向性や授業改善に向けて今後の課題も示唆していただきました。

「講演について」

文部科学省 初等中等教育局教育課程課 教科調査官 直山木綿子先生をお迎えして,「外国語教育の今後のあり方ー小中連携を踏まえてー」と題してお話していただきました。

直島小・中学校の「地域発信型単元」で参観したことを取り上げながら,「子どもたちが英語というツールだけでなく,自分たちのふるさとにプライドをもち,自分たちの立ち位置を発信していくことの大切さ」を話してくださいました。そのための小中連携の在り方や課題,本校の研究の今後の改善方向などについても,分かり易く話していただき,参観者がこれからの英語教育を展望することができました。

「昼食時のアトラクション」等について

6年生と中学1年生が,「アド街ック直島」,「直島ガイドブックを作ろう」で作成した直島のお勧めの場所を紹介しました。6年生は「直島絶景」と「直島小学校のヒミツ」を工夫して楽しく伝えました。

また,家庭科室では,"Cafe Naoshima in English"をオープンし,6年生が"Tea or coffee?","With milk"などと,英語で対応しながら接待しました。参観者のみなさんに大好評でした。

  

「お礼」

当日の開催に向けて,各関係機関の皆様から様々なご支援をいただきましたこと,さらに当日も多数のご来客の参加を得ましたこと心より御礼申し上げます。当日,参加者の皆様にアンケートによるご意見をいただきましたが,その多くが直島小・中学校の研究に対する賞賛と今後の取り組みに対する期待の言葉ばかりでした。全職員でしっかりと受け止め,今後も精進して参ります。本当にありがとうございました。

この記事についてブログを書く
« 11月の全校朝会 | トップ | 修学旅行なう!  »