こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

2006-07-31 14:21:59 | ひとり言
久しぶりに会った知り合いと、夏休みは田舎に帰るのか、という話題になった。
帰るには帰るけど、彼女の実家は7月の大雨で床上浸水50cmだったと言う。そうだった。彼女は鹿児島出身だった…。
家の近くに大きな川があり、子どもの頃にも一度、その川が洪水でボートに乗り、それを叔父さんが腰まで水に浸かりながら引っ張ってくれた記憶があると言う。
ニュースでは大変だなァ~と思って見たりしているけど、こんな身近なところに、大雨で大変な思いをした人がいる。もう少し近くに住んでいたら、何か微力ながらお手伝いをしたいと思うけれど…。何も出来ずにごめんなさい。

さて、夏休みに入って、暑い日曜日の翌日になると、必ず水の事故の犠牲者が何人と報告される。毎年、同じ様なニュースが入るけど、なんとか防げないものなのかなぁ。水の事故。

実は今だから笑って話せるものの、一歩間違えれば、私は一生叔母からうらまれるような人生を歩むことになったかもしれない事件があった。
当時2才のいとこが、私の後を追ってきて、川にドボン!と落っこちたのだ。幸運にも、知った顔の伯父さんが遠くで立ち話をしているのが見えたので、そこに助けを求めに走った。談笑していた叔父さんたちの顔が、一瞬のうちに青ざめたのを今でも鮮明に覚えている。すぐに祖母の車で、病院へ連れて行き、事無きを得たけど…。

当時、いとこ何人かでつるんでよく遊んでいた。一番チビだった彼女は必死で私たちの後を追って走りまわっていた。それが幸いにして彼女の身体能力を高めたような…。川に落ちたときも、彼女の目が開いていて、私の方を見ていたのも覚えている。

当の本人は当然のことながら覚えておらず、あの時の私がどんな気持ちだったかを話すのを、人事のように聞いて笑っている。

でも世の中、笑える話ばかりじゃないもんね。そのせいだとは思わないけど、私は泳げません。水の中に入るのが嫌いです。