こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

般若心経

2006-03-09 22:42:12 | ひとり言
『「般若心経」実践法』ひろさちや読了。
「般若心経」と言うと、祖母を思い出す。
リュウマチだった祖母は痛みが辛いときや、夜寝る前、布団の中でよく般若心経を唱えていた。祖母は子供の頃、お寺で教わったそうだ。
子供の頃の私は、この「般若心経」が祖母のヒステリックな状態とリンクして、あまりいい響きを感じなかった。祖母がイライラした時、痛みで辛いとき、悲しい夢を見た後などに唱えていたから、これを聞くときは、彼女の心が不安定であることの証になった。

ところが最近になって、あの時、ちゃんと覚えておけばよかったなぁ~とつくづく思う。あんなに耳にしていたんだから、ちょっとは覚えておいてもいいものを、やはり彼女の不安定な心が恐くて、私は耳にフタをしていたようだ。

1ヶ月程前、友人のお墓の前で、大学の同期が酔っ払いながらもわけのわからない(?)般若心経を唱えようとした。その姿を見たとき、ふっと、「覚えておけばよかったかなぁ~」とシラフの私は思ったのだ。なぜなんだろうね。

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