こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

誰だって…

2008-06-29 22:48:26 | ひとり言
なりたくないですよねぇ~。病気にボケ…。
一億総中流階級意識から一転して、格差社会と言われている昨今の日本社会。でも、病気やボケには地位も名誉も、まして収入も関係なく罹患するときには罹患する…。生活習慣もあるけど遺伝的な体質も多大に影響するようなので、お金でどうにもならないような、ある意味平等な(?)リスクがある問題のような気がします。
『病気が変えた日本の歴史』(篠田達明著)には、医療がまだまったくこの世に存在しないときに、どんな権力者でも独裁者でも、あっけなく病の刃に倒れていった歴史上の人物が描かれていました。はい。正直言って、歴史にあんまり興味のないワタクシとしては名前しか知らない人たちばかりで(と言うか、完全に学生時代に習った日本史、忘却状態で…)、時代の背景を読み取るのに結構苦労しましたが…(大汗)。あの時代、医療が発達していれば絶対に歴史は変わっていただろうことは、このおバカなオババにも理解は出来ます。そしてミュージカルの『ジーザス・クライスト・スーパースター』の日本語歌詞を思い出し、ついつい歌ってしまいした。
♪時代もところも悪かったぁ~♪
運と言うのはホント、いろんな要素を含むんだなぁ~、と雨音を聞きながらシミジミと思ってみたり…。

老人ホームで働く友人の話を思い出し、『おどる老人病棟 愛しの患者さんたち』(岸香里著)を図書館で借りて読んだ。
老人病棟にはボケはいても、ツッコミはいない…。
ホンマやなぁ~。
いろんなボケかたがあるけど、どうしてそんなボケかたになるのかは不明だ。だからコワイ。出来れば病気になったらコロリと逝きたいし、ボケるなんて絶対ヤだ!!!
だけど、病気もボケも、顔の造形や体型や体質と同じで本人が選べるもんじゃないのかもしれないなぁ~と、おぼろげながら思ってみたり…。だが、抵抗する価値はある…。などと…ジトジト、ジメジメの雨の中、ひとりうっすら思っている私であります。
なんでもそうだけど、終りと言うのはあっけないもんだろうなぁ~。なら、とりあえず今をしっかり楽しく生きるつぅ~「手」が一番なのかもしれない。

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