こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

自分の顔

2005-09-15 20:37:42 | どーでもいいこと
中村うさぎの『ショッピングの女王FINAL 最後の聖戦!?』を読んだ。これは週刊文春に連載していたもの。だから随分遅れて読んだことになる。ブランド物に始まり、ホスト遊び、そしてプチ整形から本格整形へ…と思ったら、今度は豊胸手術に挑戦した中村うさぎ。
そして、この本は主に整形からプチ豊胸手術への過程が書かれている。
なぜか私は中村うさぎの書いたものが大好き。自分と全く違うキャラで、怖い物見たさから来るのか、それともどこか奥深くに共通したものがあるためか??ナゾだ。でもとにかく性癖はおいといて、人間に対する観察力はスルドイなぁ~と思うのです。

さて、顔の話。
確かに女性は何かというと容姿を問われる。それも異性である男性ばかりでなく同性である女性からも…。何かというと「美人OL」とか「美人女将」とか、「美人」が枕詞のように週刊誌の見出しには載っている。「美人」じゃないと買ってもらえないからかな?まぁ最近は男性にも「イケメン」と言う言葉がつくようになったけど、きっと流行りものだから、一時のものだろう。でもさ、ホントなんで女性だけに容姿が問われるのぉ~!しかも何の疑問もなく世の中がそうなっている。
無意識にそんな世の中で、長~い間生きていたもんだから、それさえ気づかなかった自分が情けない!

自分の顔に自信のある人って、そんなにいないと思う。あのオードリ・ヘップバーンも、自分のエラの張った顎にコンプレックスを持っていたと言うもんね。私は自分の顔が気に入らないので、なるべく鏡を見ないように生きてきた。(爆)そして最近では、もうホトホト自分の顔に飽きてきた。だからと言って整形するつもりはないけれど…。何故か?やはり「親からもらったもの」倫理観からくるんだろうと思う。が、この頃、自分の顔が死んだ母親に似てきたのが自分でもわかるようになった。昔は自他共に認める「似てない母娘」だったのになぁ~。だから鏡を見て、母親を思い出すってことで…。それもちょっと…って他人は思うだろうけど…。自分の顔を見て追悼する女…おおっ!コワ。

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