こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

無知との遭遇…

2010-02-21 22:33:06 | ひとり言
って、いかに私が無知なのか…と思い知ったお話です(ま、今に始まったことではないけどサ)。
木曜の夜に放送された芸術劇場の、パリ・オペラ座の『バレエ・リュス・プログラム』を本日観ました。『リュス』ってなんだんべぇ~?振付家の名前?とか思いながら…。『バラの精』、『牧神の午後』、『三角帽子』に『ペトルーシュカ』が踊られていたけど、このうち『三角帽子』は名前すら知らなかった…。
どうやら1909年にロシアにリュス・バレエ団というのがあって、そこで上演された作品のことを言うらしい。うちにあった本で調べると、「ロシアのバレエ」と言う意味で使われているそうな。それにしてもこの本、いつ買ったんだっけ?買ったはいいが、一度も開いていなかったらしい…(苦笑)。たった20年間しか続かなかったこのバレエ団。去年、創立100周年記念と言うことで、パリ・オペラ座でこれらの作品が踊られたらしい。

さて、その当時、斬新な作品としてセンセーションを巻き起こしたと言われるこれらの作品…。正直つまらなかった。『バラの精』も『牧神の午後』も何度観てもつまらない…。『三角帽子』に限っては、あらかじめあらすじを本で読んで観た(件の本で)にもかかわらず、面白くなかった。衣装と大道具がピカソのデザインだと言うことだけどね。時代もあるんだろうね。ま、私の興味の範囲がすこぶる狭いせいもあるんでしょうけど…。

今日チラリと観た『さんまのまんま』で木村カエラさんが、「自分の興味のないことは聞こえていない」と言ってたけど、私もそのケがあるからすごくわかる。こうやって私の無知は成長するんだろう。それにしても全く知らない畑の話ならともかく、30年以上も慣れ親しんできたバレエのことで、こんなに知らないことがあったことには我ながら驚きました。