最近、オークションでパソコン用のメモリーを複数の方から落札したが、送られて来た包装が全て静電気に対し無神経なので、ここで、少し講義しておく。
現在、半導体の主流はCMOSタイプが多く、静電気に弱い。といっても、開発当初に比べると保護回路等が組み込まれており大分強くはなっているが。
特に、冬場は乾燥して静電気が起こりやすく、従って壊す危険性が増す。
部品を入れる袋だが、普通のビニール袋や補強のためのアクリル板などは静電気を逆に発生しやすいので厳禁である。エアクッションの袋があるが、ピンク色のが静電気対応である。またメモリーやHDDを購入したとき包装されている黒っぽい半透明の袋もそうである。(袋にも静電気防止の印刷がされている)
半導体などは導電スポンジ(黒い色であまり弾力は無い)に挿しておく。
取り扱うときは、金属製の部分に体を触れ、静電気を流してから行おう。
通信機器製造メーカーにいた頃は、工場の床は導電性リノリュウム、靴も導電靴(定期的に測定する)、作業台の床、作業台には導電ゴムマット、手には導電リストストラップを付けての作業となる。ここまで神経質になるのには理由がある。もし静電気で部品が1個でも壊れていれば、動作不良の原因探しが至難の技となるからである。
このブログを見て、ご存知無かった方は注意しよう!
今回、資格試験申請用に写真が必要となり、1枚の為に、また500円払うのも、もったいないので、前回撮ったときのデータ(最近ではフロッピーとかCD-Rを写真と一緒にくれる)からトリミングして、プリンターで製作することにした。
大分前の写真で、まるっきり顔が変わっていては駄目ですが。
データは撮りっぱなしなので(L版サイズで、トリミングすると証明写真になる大きさで撮影しているので、周囲まで写っている)、まずは
1.ビューアソフトでリサイズ(320×240)を行い別名保存する。(ビューアソフトが無くても、そのままのファイルを2項の様に取り込み7項の様に倍率変更で小さくすれば出来る。但し、元の画像サイズで保存されるのでファイルサイズが大きくなってしまう、Wordのバージョンによっては圧縮機能もあるので、活用しよう)
2.Wordを起動し、挿入<図<ファイルから で取り込む。
3.画面の大きさは、まずA4縦設定にし、物差しで幅が210mmになるように表示倍率を調整する。
4.写真を右クリックして「図の書式設定」を選択。
5.レイアウトタブで「行内」から「四角」に変更する。
6.図タブの中にトリミング範囲というのが有るので、実際の画面寸法を測定しながら、これで4方向調整する。
7.バランスが悪い場合には、サイズタブの「倍率」を変更してみる。
8.ファイル<ページ設定で、用紙サイズを使用する用紙に変更する。L版サイズはWORDに無い場合が有るので、その他の用紙でサイズを指定する。余白は4面共5mm位にする。
9.画面がそのサイズに表示されるので、先ほどの写真をコピー/貼付で用紙に入る分作成しレイアウトする。L版用紙の場合、30×40mmサイズで6枚取れる。
10.あとはプリンターに光沢紙をいれ、用紙(光沢紙)、仕上がり(写真)設定を行い印刷する。