トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

安価なACアダプタ活用

2008-01-05 18:41:03 | 電子工作

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製品には分解厳禁と表示が有るし、分解により火災の危険性も有るので、参考として見て下さい。改造するには自己責任で行って下さい。

衝動買いが多いのだが、秋月で販売していたACアダプタが安かった(300円)ので昨年購入して、そのままにしていた。コードM-01030で12V1A出力、AC100V~240V入力のワールドワイド対応となっている。同じ出力/入力のものはM-709で750円する。なぜ安いかというと、出力コネクタが8Pモジュラー(LAN用)になっている。そこで分解して、標準プラグの出力ケーブル(ジャンクを活用)を付けることにした。ねじ頭は特殊な形状なので特殊ドライバーを使用して取り外す。2本は見える部分に有るが、もう1本はシールの裏側に隠れている。この手の製品はこのケースが多いので、2本外しただけで、思いっきり外そうとするとポストが折れてしまうので要注意!そろそろと半開きにして、このポストが無いか覗いてみること。ケース側面にコード用の穴を開け、リード線をモジュラー基板裏側のランドに半田付け、コードは引き出し部内側をロックタイで縛り、抜け防止しておく。ねじは今後のこともあるので、手持ちの標準プラスねじに交換して締め付ける。

出力特性は優秀で、オシロで観測するとスイッチング周波数約100kHz出力雑音33.4mVp-pである。MADE IN CINAであるがSONYと表示がある。

改造しないでモジュラーから引き出す場合には2つ有るモジュラーの内、WIRELESS UNITと表示されているのが電源用で、もう1つのNETWORK表示のモジュラーには出力されていない。使用ピンは裏面シールに記載されている。(こちらの方法をお勧めする)

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AC/DCアイソレーション回路

2008-01-05 14:08:34 | 設備修理

Img_3312_r Img_3313_r  会社で電源電圧変動を観測出来ないかという要望があり、記録部分は吉本ドクターに入力5V対応としてPICで製作を依頼して、先日その部分が出来たとの連絡がありました。そこで、AC100V/AC200VをDC5V絶縁出力する様、フォトカプラを使用して製作してみました。

測定源はACにトライアックの調光器を接続し、テスターでAC電圧を測定しながら電圧を変化させる。

特性を取りながら抵抗値をカットアンドトライ、特性も割合リニア変化しているので使えそうである。

「AC-ASO.xls」をダウンロード

「AC-DC-Isolation.pdf」をダウンロード

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