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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

テルミンの製作

2008-01-04 16:26:41 | 電子工作

Img_3310_r Img_3311_r エレキジャック4号の記事および付録基板にあるテルミンを作ってみた。テルミンとは2つのアンテナ(ここでは缶ビールの空き缶だが)手を近づけることにより、その距離で音階が変わるというもの。

完成基板が付いているので30分もあれば出来てしまう。部品も標準的な物を使っている。但し、PICについてはプログラムがダウンロードで提供されておらず、書き込み済みのものをマルツから840円で購入しなければならない。案の定、読み出し禁止になっているのでコピーは出来ない。エレキジャックとしては不親切な対応である。抗議のメールも送っており、検討するとのことだったが、どうなることか?

回路はアマチュア無線自作経験者であれば理解出来るのだが、固定発信周波数(約100kHz)と可変発信周波数回路があり、この発信定数の1つであるコンデンサの一部をアンテナと手のコンダクタンス分で可変し、混合すると、その差分の周波数(音声帯域)が出力されるというもので、本機では、これをPICでドレミファ・・・のリニアな音階を作り出している。

本来のテルミン音(連続音階)であれば、このPICは不要だが。

とにかく一発で動作し、孫に披露した。

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TVリモコン修理

2008-01-04 16:01:30 | 家電修理

Img_3308_r Img_3309_r 居間で使用しているTVリモコンの動作が鈍い(ボタンを強く押してもなかなか動作しない。特にONボタン)ので、まず電池をチェックしたが問題無い。そこで分解することに。案の定、ボタン部分の導電ゴム抵抗が高い。経年変化の劣化だろう。もう確立した修理工法のアルミ箔貼り付けで対応。ついでに基板側もアルコールで洗浄し、問題無く動作した。

一応、挑戦する方のために、「続きを読む」に具体的方法を書きましたので、参考にしてください。但し、いつも言うように、誰もがうまくいくとは限りませんので、覚悟の上でお願いします。

サークルのメンバーが、このブログを見て、自宅のリモコンも直してみたいということで、この方法をメールで連絡したら、うまく行ったとの事でしたので、敢えて紹介するものです。

では、リモコンの修理法と行きましょう!
リモコンの修理ですが、おもちゃと同じで、大変なのは、リモコンを開ける作業です。それが出来れば簡単です。
細い(時計用等)ドライバー等で上下合わせ目に沿って開けられるところを探し当て突っ込みながらずらして、外して行きます。
プリント基板側は、柔らかいガーゼやティッシュにアルコールを付けて拭きます。シンナー等プラスチックを侵す物は厳禁です。

キーパッド側もアルコールを綿棒等に付け、柔らかく拭きます。
ゴム接点の部分にテスター棒を当て、抵抗測定し、10kオーム位だったらOKと思います。

でも、今後のために、悪そうでしたら、すべてアルミ箔を貼ることにしましょう。

材料はアルミテープ(裏に接着剤のついているもの)がお勧めです。台所用のアルミ箔でも良いですが、薄すぎて貼り難いですし、大きい部分には接着剤が不要で使えます。
アルミテープを接点部分の内部に入る大きさの四角に切ります。2mm角位だと接着されないので、ゴム系の接着剤を少量、アルミテープ裏に付け、接着します。
すこし爪楊枝等で押さえつけ、乾いたら、周囲も押さえましょう。
この状態で、プリント基板上に乗せて、キーを操作して、TVがちゃんと動作するか確認しましょう。

問題なければ、外したとおりに組み上げます。
おめでとう! と行きたいですね。

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