「沖縄の負担軽減」という日本側の要望に関して示す「日米合意」に見られる「辺野古固執」の意味、沖縄群島にこだわる理由と県内新基地建設を80%県民が拒否している事実に対し現状無視の態度を執るアメリカの植民地主義乃至占領地意識、乃至沖縄差別、飛行場以外主要施設を着々建設中の辺野古を見る限りアメリカは「住民に嫌われても基地を存続させることにためらいはない」と宣言しているようなもので、彼らと日本政府が沖縄県民のあきらめを目指していることは間違いない。15年が20年になることを彼らはためらわない。メアがいうように辺野古停滞は普天間固定化で軍事的経済的にも彼らにとってなんらのデメリットもないのだ。「沖縄の負担軽減」とはむしろアメリカの負担軽減としてしか功利的には意識されてはいない。彼らに地域住民の福利厚生など眼中にないことはわかりきったことだ。普天間の危険性について住民側に立って顧慮するなんてことはこの殺人部隊には全くない。「普天間固定化」はそういう意味になる。勘違いするな。この問題の主役はアメリカでも日本政府でもない。普天間飛行場周辺住民と辺野古住民であり永年基地公害に悩まされてきた県民だ。彼ら日米政府が強制執行に踏み切ったとき日本とアメリカに最大の劫罰が下されるだろう。そのとき泣きを見るのは彼らである。(中断)