沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩190

2010年09月22日 11時50分15秒 | 政治論
 情報操作という意味では、今回のなんでもない領海侵犯一般漁船海保巡視船衝突事件は例の韓国での哨戒艦沈没事件同様極めて利害国画策のにおいがして、北と中国を刺激するという意図が軍事関係の作戦とみても間違いがないような最近の成り行きではないか。米軍または自衛隊の動きには関連性を疑わせるものがある。沖縄はこうした戦略的動向に監視の目を光らせ、画策された情報による誤った心情的錯乱を警戒しなければならない。普天間移設棚上げ、日米政府よってたかっての懐柔作戦、軍備の強引な増強、既成事実の積み上げ、沖縄反基地運動包囲網、最後には武力行使、あらゆる文民統制の崩壊から始まる軍事優先施策が暴走する危険は日本人が一番よくわかっていることじゃないか。アメリカはそもそもアジア蔑視、日本人軽視、そして日本的敢闘精神への異常な警戒、及び沖縄軍事諸島の確保という米軍方針になんらの変更もない。西太平洋環状基地を保持し、アジアの覇権を握り、中国といかに対決するか。そのためには日本政府をいかに傀儡化するかであり、その方策は着々と実行に移されている。