沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩187

2010年09月19日 13時31分42秒 | 政治論
 日本政府への絶望は沖縄の絶望ではない。何故日米同盟などという前時代の遺物に固執し、この国の再編に着手しないのかがわからない。革命とほざいた民主政権当初の大言壮語は真っ赤な嘘だったことはこれでもわかる。鳩山一人の責任に終わらせたがあの沖縄への裏切りはこの民主政権全体の裏切りであり、看過し得ない重大な沖縄への失政であり謝罪で終わらせるには100年かかるがそれでも「説得」しようというのか。しかも「期待を持たせたこと」に政治解釈しようとしているが大きな錯誤だ。事は65年間の不公平な国民としての扱いに対する、沖縄の怒り抗議が現状を生んでいるのであって、今回の鳩山の失政自体が問題なのではない。その後の菅政権においても同じ裏切りを見せていることにどうして気づかないのか。未だ沖縄は決して日米合意に同意してないし、そのことはこの日米合意の非妥当性を証明しているし、これまで自民政権時代に可能だったかもしれない住民懐柔が最早県政の与野党総じて拒否の方向へ行っている。知事選の結果次第といっているがすでにその道筋は見えている。偽善と欺瞞にまみれたこの政権はその薄汚れた本性を現し、アメリカのために沖縄を捨石とするのだ。これじゃ65年前と同じじゃないか。前原、北沢が外務防衛の頭では絶対にそうなる。馬渕がどこまで自党の過ちを無私の精神で正そうとするかにかかっているが期待は薄い。