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大学を卒業するということ

2020年06月12日 | 大学でのひとこま
今日は久しぶりに学生に卒論の取り組み方のことで
説教、、、でもないけど真剣に話しました。
今頃になって「なぜうちの大学は卒論が必修なのかなって、、、」
などと言い出すので
言うべきことを言わざるを得なかったわけです。

卒論は大学の学びの集大成です。
これまで学んだことを総動員し
その倍くらいハードワークして
書き上げるからこそ
この1年間で見違えるように成長する。
これがなかったら
ホントに何を身に着けて世の中にでるのかわからんです。

今、コロナ禍ですので
実験そのものは中断してましたが
自粛になる前にトレーニング期間があり
かつ、自粛期間は論文を読んだり考えることはできました。

自分の生き方を大事にしたい。
人に左右されたくない。
卒論も自分のペースで。

というのを尊重しようと思ってます。
ですが、自分のスタイルをつらぬくには覚悟が必要です。
その覚悟があるならば
自由に自分の好きなように日々を過ごせばいいけれど
もしそのことに対して不利益(この場合卒研が進まない)があるならば
それも自分の責任で受け止めなければならないでしょう。

自分を大事にするということと
自分を絶対に変えないということは
違いますからね。
変化を否定するのは成長を否定することに近い。
一番成長できるこの時期に変化を否定したら
この先の人生への損失は計り知れないと
思っています。

最終的には本人が決めること。
たとえどんなに不利益に見えても
本人が納得できるならそれでいいんです。

大学を卒業するって、どんな大学であっても
簡単なことじゃありません。
卒業することだけが意味があるのじゃないけど
卒業している人は
必ずそのためのステップは踏んできている。

甘えじゃなく
自分を貫き通したいならば
その責任は自分で持たないといけないと思います。










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