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reviewersへのletter

2020年05月16日 | 仕事・研究
論文を投稿するとき、cover letterを書く。
これは、この研究でこんなに素晴らしいことが
わかったんですよとアピールするレターだ。
だから、まあ何とでも書ける。
しかも、最近は英語校閲会社がcover letterをサーヴィスで
(つまり無料で)書いてくれたりする。

いったん投稿すると複数の査読者が読んでくれて
コメントをくれる。
この雑誌には載せられないと評価を下された場合、
コメントなくrejectされるから
コメントがくるということは
直せば載せられるよという意味である。

わたしのアメリカのボスであるJoeなどはrevisionが来た段階で
Congratulations!!!!
と言ってくれたが、その後の過程はけっこうシビアなので
あまり急いでお祝い言われてもなあ、と私は思っていた。

さて、昨日も書いたがrevisionである。
本文を直しつつ、reviewersに丁寧にletterを書いていく。
reviewersの勘違いもあったりするので
それも丁寧に説明する。
これはタフな作業だけれども
英語が苦手といいながら
わたしは英語を書くのが好きだなと実感する。

たぶん上手には書けていないんだけど
英語はストレートに単純に書くからいいのかな。
最後は英文校閲に出すので、気楽に好きなように書く。

英語はむずかしい。
だから余計にやりがいがあるのかもしれない。
この論文の書き直しはすぐには終わらない。
図の書き直しもあるし
データの追加もある。
じっくりやっていくことにする。

editorからのメールには
「コロナだから締め切り守れなさそうだったら言ってね。延ばすから」
と書かれてあり、ちょっと安心した。
そうなんだ。
データを加えるには作業もしなきゃいけないんだけど
目下のところラボには私しかいないし
マウスも細胞もいるわけで
講義も会議もあるわけで
時間は本当にない。
今日は書き仕事だけでなく
後で試薬も作らないといけないし、洗い物もある。
まさか洗い物に試薬作りまでやることになるとは
想像もしてなかったけれど
誰もやってくれないからなあ。

とにかく集中してがんばる。






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