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出前解剖実習、二日目終了。

2011年09月27日 | 仕事・研究
今日も昨日に引き続き広瀬中学で解剖実習でした。
広瀬中学は生徒数が多く、私が教えた2年生は40人学級の7クラス。
同じ内容の実習を7回やりました。
これまでの出前授業の中ではダントツの回数です。

食肉市場で購入した豚の腎臓は5人に一つの割り当てで配られ、最初は外観のスケッチ。その後解剖刀で二つに割って断面を観察。豚の腎臓はちょっと特徴的で、腎錐体という構造があります。そこを通ってきた尿は腎盤に集まり、その後尿管を通って膀胱へいきます。生徒さんが断面のスケッチをしている間を縫って、私は消化管一式(胃から肛門まで)をもって各班を回り、説明。最後は持参した腎臓切片を投影し、糸球体などを見てもらって終了。最初に消化の話と排泄の話をかるーくしているのですが、全部合わせて50分。なかなかタイトな時間配分になりますが、なんとか無事説明し終わり、ほっとしました。

このプログラムはは科学技術振興機構(JST)がスポンサーとなっている「サイエンスパートナーシッププロジェクト」という事業です。費用はすべてJSTから出ますので、中学校側にはまったく費用的負担はかけません。今後も多くの中学校が利用してくださるといいなあと思っています。

次回は、来週、今度は宮城学院中学校に出かける予定になっています。


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