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マルチタスキング

2018年04月16日 | 仕事・研究
今日、学生と話していて「マルチタスキングってどうやって身に着けさせたらいいのかな」と再び考えました。毎年同じことを考えます。学生たちは試験の前は試験勉強、という感じで、なにかタスクがあるとそれに集中しようとします。研究室で言うと、ゼミの当番に当たるとその勉強だけで手いっぱい。今の時期だと同時にES書いたり説明会に行ったり、実験したり友達と遊んだりってこともこなせなきゃいけないと私は思ってるんですが、なにか指示すると「〇〇が終わってからでいいですか?」とか聞かれます。

たぶん誰でも最初はそうなんだろうと思いますが、訓練すると時間当たりの生産性は上がり、課題の整理の能力も上がり、優先順位をつけて同時にいろいろなことを進めることができるようになっていくはずなんです。もちろん得意不得意はあって、どうでもいいことばかりやって大きな仕事をいつも後回しにしてしまうというようなヒトもいますが、それだってやってるうちに何とかしようとして、少しずつ上達していくんだろうと思うんです。

が、「できない」と思うとできません。
「難しいけどやってみよう」と思わないとできないんです。
やりたいことは全部やるぞーと思ってないと、犠牲にすることばかり多くなるんじゃないかなーと思います。
自分の限界を自分で決めちゃうと、それ以上の成長は難しいんですよね。だから気持ちの持ちようが大事です。負荷は自分ではうまくかけられないんだから、外圧が必要で、研究室ではそれは私の役目だと思うのでやってるわけですが、まあ、程度に関しては実際わたしも悩みます。学生一人一人受け止められる大きさが違いますから。

とにかく、ちょっとずつハードルを上げていくってことが大事。
いきなり高いところはめざさないで、だけど少しずつは絶えず上げていかないと、いつまでも同じところにとどまることになりますからね。これから社会人になる4年生には、この1年でしっかり成長してほしいので、自分の限界に挑戦してほしいんです。






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