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英語か日本語か?それが問題だ。

2017年10月04日 | 仕事・研究
英語しか話さない留学生が私の講義を受講することになったので、授業は日本語英語の両方使いながらやる予定です。留学生だけなら英語だけど、日本人の学生も履修するので、100%英語はたぶん無理。

スライドを作ったり、ビデオ教材を選んだりしていてつくづく思うのは、英語の教材の豊富さです。
特に動画は、英語ならいくらでもいいものがあり、普段から使いたいと思いますが、日本人の学生の中には、スライドの中の英語の単語さえ「わからないのでやめてほしい」と言ってくる人がいるほど、英語への抵抗感があります。細胞生物学や分子生物学は動画を見るとわかりやすいので講義に取り入れたいんですが、日本語のビデオ教材ってホントいいのがなくて。図書館にあるDVD(日本語)は使っていますが、英語だったらいくらでもネット上にあるし、そもそもMoocなどに質が高い映像教材がたくさんあります。

教科書もそうです。
日本語に訳す間に時間が経って手に入るのが遅くなるし、翻訳は時々余計にむずかしくなるし。
今、The Cellの第6版を買うかどうかで悩み中ですが、英語版だと英語授業にそのまま使えるから講義準備は非常に楽。
しかしなあ。学部低学年の講義もあるからなあ。

細胞の分子生物学 第6版
Bruce Alberts
ニュートンプレス


それにしてもこのThe Cell、なんて高いんでしょう。
生協価格でも2万以上。
でも本は買ってそばにおかないと意味がありませんからねえ。

新しく研究室に配属になった3年生のゼミ用にこれ↓買ったばっかりなんだけど。散在、、、。
(この本は先に図書館で購入してもらい、見てから「買おう」と決められたのでよかった。すごくわかりやすいです。免疫学初学者向けの本に困ってたので、助かりました。)

免疫ペディア〜101のイラストで免疫学・臨床免疫学に強くなる!
熊ノ郷 淳 (編集)
羊土社


コメント (2)
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