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新しいことを見つけるって楽しい!

効率だけを追い求めるのはちょっとげんなり、でも

2008年09月02日 | 仕事・研究
タイトル通りで、仕事にしても家事にしても時間をうまく使いたいと常に思っているんですが、でも、「時間を有効に!」「無駄を省いて!」「隙間時間をこんなに活用!!」とかいうの、あんまり好きじゃありません。効率を追い求めることにやっきになるの、つまらないですから。

しかしそういう私も、時にこんな本を手に取ってしまいます。
定時に帰る仕事術」ローラ・スタック著

確かにうんざりはするんですが、しかし、たまにはこういう本を読むのはやはりよいです。生活時間を見直すことにもなりますし、工夫のしどころがもうないと思っていたところにもハックがあったりします。また、意識を修正できるのもよいです。こういう本ばっかり読んでいたらしんどいですが、ほんとにたまにはお勧めです。

実際、この著者の本は日本人男性の書いたビジネス本に比べればはるかに「使える」本です。続編の

働くママのための定時に帰る仕事術

も今読んでいますが、家庭を持つ人がバーンアウトせず、楽しく働き続けるための考え方が参考になると思います。

ところで、私はアメリカに滞在するたびに、帰りの飛行機の中で自分のこれからを見直します。考えたことを手帳に書き留め、多忙な日常の中に戻ったときに忘れないようにします。たとえば、私のボス(女性)は週日は料理しません。週末は必ずエクササイズに行きます。夏に2週間程度の休みを取り、旅行に行かない年はありません。私もそれをそっくり見習おうというわけではありませんが、ライフワークバランスを忘れないようにと思っています。また、研究についても、常にアメリカの共同研究者の動向を把握しつつ、自分の方向性を考え、意義のある展開にしていきたいと考えています。ただ、日常に埋没していると、つい、目の前のことにしゃかりきになり、遠くの展望を忘れがちになってしまいます。

そういう意味でも、こういった本は時々意識の修正のために自分の役に立つような気がしています。




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