寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

プレPhD(テックなどの研究補助職)を雇うときのポイントは?

2007年08月25日 | 仕事・研究
先週このラボのテックが一人やめた話を書きましたが、当然近々に新しい人を雇わなければなりません。ボスにどういう人がほしいのか?ということを聞いてみました。

1、まずは時間にフレキシブルであること。
9時から5時、って言われるとうちのラボではちょっと困る。時々実験で遅くなることに了解できる人。

2、周りとうまくやれる人
当然だけど、ずうっと一緒にいるわけだから、楽しくやれる人がいい。

3、上を目指す人
テックと言えども、研究の内容に精通し、次のステップに進むことを考える人がいい。言われたことをやるだけでは物足りない。

4、進んで仕事を見つける人
言われるまで待っているんじゃなくて、手が空いたら「次はなにをしましょうか?」と聞いたり、自分で見つけて仕事してくれる人が助かる。

でもね、これを聞いてちょっと意外でした。私のボスの雇うテックはいつも自ら進んでてきぱき仕事をこなす人はいないんです。言われてもやらないって人もいるし、、、。難しい実験とか技術のいる実験とか時間のかかる実験もどちらかというと消極的。でもボスはそうではない人がほしいんだなあと思いました。ただ、目の前にいる人には言わないんですけどね。言わないけれど、もっとやってもらいたいと思っているんですね。

私の持っている技術を継承してくれる人がいないので、私はここで重宝されているけれど、もし私が日本のラボでスキルをきちんと習得させたら、日本の大学を卒業したて、マスターも持っていない、という人でもたぶんここで十分やっていけるのではないかと思いました。もちろん英語力が必要ですが、、、。

もし将来的にそういう目標を持つ学生が私の研究室に来ることがあったら、トライしてみるのもいいかもしれません。ポスドクだけが海外のラボで働く道ではないし、先に書いたように、テックをやったあとでPhDコースに行くことも可能なのですから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする