犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】滅私奉公(その1)

2024年08月01日 | 日々是好日なり
 ある若い人たちの会話。
 A「日本とアメリカと戦争したんだって、知ってるか」、
 B「えー、本当?」。
 つくり話かどうか知らないが、ありそうな話である。

 当方は、戦後の団塊の世代、戦争は知らないが、戦後も続いた混乱は見聞きし、体験している。
 白い服で手足が欠けた傷病兵姿の物乞いをあちこちで見かけた。
 戦前に生まれ、敗戦時に物心のついていた先輩は、
 「ボロボロの服で帰国した哀れな兵隊たちの姿を見た」という。
 皆、迷惑そうに迎え、歓迎もなかったようだ。
 誇り高かった職業軍人は、すべて首、誇りも何もなくなった。
 遠い親戚の海軍軍人は、貸本屋となり、近所の陸軍大佐は富山の薬売りになった。
 
 国のため、滅私奉公した結果が、敗戦によってすべて逆転。
 片や、アメリカは、同じ滅私奉公の結果、帰国した兵士は大歓迎され、賞讃された。
 いずれも国益のため、兵士が滅私奉公したことは同じである。


 戦争を勝利者が裁いた「東京裁判」。
 裁判の体裁は整えているが、勝者が正義の戦いで、敗者が侵略者で悪者という判決が最初から決まっている。
 〇アメリカは侵略戦争からアジアを解放した正義の戦い。
 ●日本は世界征服を目論んだ悪者で侵略戦争。

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