犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】日本人の名字(つづきのつづき)

2023年05月26日 | 日々是好日なり
 一位は佐藤さん、二位は鈴木さん、三位は高橋さん

 一位の佐藤さんは、
 藤原の系統。
 伊藤、加藤、斎藤、、、など「藤」の付く名字は同様。
 「藤原」は 天智天皇から中臣鎌足が賜った氏の名。
 藤原姓が増えすぎたために区別するためにできた。
 「ネット情報」によれば、
 ⇒藤原北家が栄えたことにより、藤原氏が増え朝廷内で出世する可能性がかなり低くなったことから、地方へ下って豪族となる者が出てきた。その際に藤原氏の出自であることに誇りを持ち、「○藤」と名乗るようになった。佐藤氏は、「藤」は藤原の氏を表し、「佐」は下野国佐野庄を表している。

 二番目の鈴木さんは、
 平安時代に紀伊半島の熊野から藤白神社境内に移り住んだ豪族がルーツで、
 「熊野信仰」を全国各地に熱心に布教して回ったことにより、鈴木姓は全国に広まったとか。
 「ススキ」は方言で刈り取った稲穂の山のことでこの山に向かって、稲魂(いなだま)がのり移り来年の豊作を祈願する神事を行っていた神主が「鈴木」姓を名乗り、全国の村々で神事を行った。
 「鈴」は神事に携わる人の姿をあらわした「令」と「金」を組み合わせの漢字。

 三番目の高橋さんは、
 地名発祥名字。
 日本人の名字の80%以上は同一の地名から発祥で、
 訓(くん)読みする名字に関してはほぼすべてが地名発祥とか。
 高橋という名字は全国各地にある「たかはし」という地名に由来して、
「たかはし」とは「高台の端」や「高い橋」などのことで、「たかはし」地名に住み着いた家が高橋という名字を名乗ったとか。
 また、高い橋とは天と地をつなぐ架け橋のことで、天にいる神様の言葉を人間に伝える神主が好んだ名字とも。
コメント
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