犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】「かみさま」と「ほとけさま」

2023年05月18日 | 日々是好日なり
 当方の世代は「神さま、仏さま、稲尾さま」だったが、今では「村神さま」。
 日本列島では、そこらここらで神様が誕生する。
 一神教の世界とは大違い。
 一神教の神様は唯一の絶対的な存在であり、軽々に扱っては天罰が降る。
 
 神道の日本列島では、神様、仏様とともに身近かで手軽る?な存在である。
 西欧人は、鎌倉の大仏まんじゅうを食べる日本人に驚く。

 日本列島古来の神様は、神羅万象に宿ると考える、自然信仰の神々である。
 また、人々も亡くなれば、神々の一員となる祖先信仰でもある。
 御霊となり、集落の背後の山に集い、いずれ神々が集合して、山の神となり、ときどき下りてきては田の神となる。
 人々を見守っている。

 各家庭にも派遣される。
 「おかみ」あるいは「かみさん」になり、平生の生活にも目をひからせて、ガミガミ言うこともある。
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