「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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避難独身女性「あのまま東京にいたら癌になっていたかもしれません」甲状腺21ミリ石灰化腫瘍⇒細胞診良性。

2013-07-05 05:15:45 | 福島第一原発と放射能

 

  今回のこの話は、おそらく移住・避難したことによって、いろんな観点で、疾病の進行が回避できているケースがあることを、よく示してくれている話だと思います。2011年当時、30代も終わりだった独身女性が、東京から避難したものの、甲状腺に腫瘍が出来ている話をお伝えしました。数か月前の記事です。

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3/15以前に東京より一時避難、3/20と4月上旬に帰京した30代女性、甲状腺1.2センチ腫瘍。福岡密談報告。

 先週、甲状腺検査に行き、エコーとCTで12ミリの腫瘍がわかりました。
良性か、悪性かは、来週の抗サイログロブリン抗体他の結果を待たないといけないのですが
(細胞診もおそらく来週かと思います)、
3/15より前に東京を離れた自分でも……と驚いています
(ただし、3/20の午後に3時間だけ東京に戻りましたが完全防備、
また、4月上旬の10日間ほども東京にいました)。
抗サイログロブリン抗体は、その前の健康診断でも高く、360ありました。
それが受診のきっかけにもなったのですが、
今回は、甲状腺刺激ホルモンも多く、橋本病の診断も下りました。
 
30代後半、独身。
3/11までは疲れやすさはあっても風邪も引かないくらいでした。
西に来て安心してしまったこともあり、
気をつけているつもりでも内部被曝はいろいろあったかもしれません。
2011年の6月くらいまでは下痢、しこり、紫斑(一度)など
体調不良はありましたが、西日本にいるとよくなってくるからです。
被曝の実感はあり、甲状腺機能低下はあるかと思っていましたが、甘かったですね。
また数ヶ月に一度は仕事で上京し、青山近辺に滞在していました。
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 この女性から、また頂いていたメールです。甲状腺の腫瘍は大きくなり、石灰化していて、細胞診という流れになっていて、彼女自身も不安であったと思います。その報告です。

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お世話になります。
 
3月に甲状腺の腫瘍の件をお話ししました。
 
いったん、こちらのクリニックでの血液検査でサイログロブリンが1なので問題ないと言われましたが、その後、伊藤病院でセカンドオピニオンをお願いしたところ、先月、細胞診をすることになりました(仕事の都合で上京することが多かったので、表参道のほうが都合がよかったのです)。21ミリとしこりが大きく、石灰化も強かったので、細胞診の前は5分5分と言われていました。
 
その結果が出て、今回は良性となりました。今後、3か月ごとの経過観察となり、橋本病の甲状腺機能低下も確定ですが、やはり311後、退避したことで、私は癌を免れたのだと思っています。あのまま東京にいたら、機能低下だけでなく、癌にもなっていたかもしれません。甲状腺ホルモンとは一生のおつきあいになりそうですが、もっとひどいことになっていた可能性を考えればなんてことはありませんね。
 
私は7、8年前、レディースクリニックの検査で膠原病の要因があると言われたことがありますが、甲状腺には異常がありませんでした。そろそろ加齢もありますが、やはり311の被曝の可能性は捨てられないと思います。
 
木下さんにもアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。

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 とりあえず細胞診で、良性と出たのはよかったことです。ただし細胞診で良性と出ても、実は悪性である場合もよくありますから、3か月ごとの経過観察は適切な話と思いました。しかも、甲状腺も機能低下、橋本病が確定したそうです。

 それでも、 彼女は「あのまま東京にいたら、機能低下だけでなく、癌にもなっていたかもしれません。」と話します。勿論、その前から、甲状腺に異常が起きていた可能性も否定はできませんが、何年か前のレディースクリニックの検査などを加味すると、3.11.の被曝によって、悪化した可能性も考えるべきと思います。そうすると、こうした流れの中で、少しでも被曝回避するために、避難したことの意味合いが深まりますし、今も西日本を拠点に、活動していることのプラスがはっきりと認識できると思います。

 縁のない独身女性が、東京から離れて活動するのは、心理的な壁は大きいと思います。しかし、こうした避難の選択を取った女性が、身体におきた異常が、ある程度でおさまっている報告を知ると、東京の独身女性に避難移住を、強く奨めてきた意味があったと僕の中では痛感しています。

 そうしたことを、東京の女性たちに、強く訴える、真の勇者は本当にいません。その数少ない一人が、ウクライナからやってくるバンダジェフスキー博士なのです。彼は真実を伝えようとして、監獄に長年閉じ込められた人間ですから。

僕は1人でも多くの東京の独身女性に、バンダジェフスキー博士の声を聴いて欲しいと念願しています。

貴女には、最も聴いて欲しいのです。

 

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東京の土日開催は、初めてです。

【7/20(土)バンダジェフスキー博士東京講演 with 木下黄太】

開場13:40 開演14:30  場所:新宿文化センター 大ホール

e+お申込み⇒PC用購入ページ

http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P0100P002103383P0050001P006001P0030001

携帯用購入ページ

http://eplus.jp/m/msys/T1U55P0010844P0100P002103383P0050001P006001P0030001?uid=NULLGWDOCOMO

 

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京都講演、夜の部は空いています。

 

【7/15(月・祝) 夜 バンダジェフスキー博士京都講演 with 木下黄太】 

 

17:30受付開始。18:00スタート。 途中10分休憩。20:15頃終了予定。  

 

場所:ひと・まち交流館 京都 大会議室 参加費1500円当日支払いのみ。

 

詳細&参加申込⇒http://kokucheese.com/event/index/98253/



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1 コメント

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Unknown (まゆまゆ東京都)
2013-07-05 11:21:41
伊藤病院に検査に行ってきました。前回は3か月前に行き、血液検査は異常なし、嚢胞が3つあり、1ミリ7.8ミリ9.8ミリのサイズにショックを受けて帰ってきました。 今回検査を受けたら、嚢胞3つで変わらず場所も同じ、1ミリ7.1ミリ9.5ミリでした。なんと嚢胞が小さくなってたんです。大歓喜でした(^-^) とはいえ油断はしません。9月には移住の下見に岡山市に行ってきます。早く移住できるように頑張ります。
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