個別土壌調査の秦野や足柄のエリアです。食品もはいっています。①から⑧が土壌、⑨が堆肥、⑩が大麦、⑪が小麦粉です。割とショックなのは、首都圏の調査でNDしか出ていなかった、比較的汚染の低いと見られていた秦野市内で、土壌でほぼ200から300Bq/kg程度の汚染が複数個所で確認された事。小麦粉でもこのエリアの小麦で作ったもの、製品の小麦粉の状態で70Bq/kg近い汚染になっていることです。国産小麦粉は、関東のものは、私は駄目だと思いますが、関東の西の端の、小田原までは小麦粉がこのように汚染されていることを考えてください。大麦にしろ、小麦にしろ、麦は放射性物質の影響が大きいことを噛み締めてください。
秦野は東名高速を走っていると、ガイガーで0マイクロシーベルトもたたきだす場所で、首都圏の調査結果からも、汚染程度が低いと想定していました。もちろん、そんなに高くはないですが、それでもかなり微妙な300Bq/kg程度の汚染があることがわかると、比較的軽微な場所であっても、汚染はきっちりと存在しているという事です。本当に関東で、生活できる場所があるのか、あなたの心に、真剣に問いかけるしかないと私は思います。セシウム合算平均で、西ドイツ90Bq/kg、イタリア100Bq/kg、フランスは30Bq/kgですから。この数字感覚よりも厳しい値が、関東で最も汚染が低いと想定されていた、秦野市内でもあるということです。
どうでもよいコメントをする人たちに通告します。本当にどうでもいいです。事態の深刻さをいい加減、ご認識下さい。どんなウソや方便を言い続けても、関東の汚染は深刻です。はやく退避する決断をしないと、このブログ読む意味などありません。汚染があることは明確です。人間は絶対に放射能には勝てません。絶対に。
検査結果は、次のようになりました。ご報告致します。
全て、神奈川県です。ヨウ素は、全て不検出でした。
※採取月/日・場所・検体詳細・Cs134Bq/㎏…Cs137Bq/㎏
①9/7・中郡大磯町国府新宿(海から300mほどの草生畑・不耕起)75.1…70.7
②9/7・足柄上郡中井町半分形(草生刈敷の畑・不耕起)46.2…71.1
③9/6・秦野市西大竹上屋敷(自宅内の畑・耕運後)141.1…149.1
④9/5・秦野市柳川(窪地の湿地・不耕起田の畦)79.9…119.9
⑤9/7・秦野市西大竹上原(畑~耕運後)61.1…80.0
⑥9/8・中郡二宮町中里(畑・耕運後)26.8…33.7
⑦9/8・中郡二宮町中里(畑耕運後⑨の堆肥混入)88.2…117.9
⑧9/8・南足柄市和田河原(畑・耕運後)85.9…101.6
⑨9/7・南足柄市狩野(剪定枝堆肥~豚舎内敷き)83.1…82.5
☆⑩6/25・中郡二宮町中里(もみ付き大麦)21.0…15.1
☆⑪7月初旬・小田原市舟原(足柄上郡で製粉~小麦粉)38.0…29.0
追記 おそろしく、頭の悪い典型的な人たち(意図的な妨害かもしれませんが)として、関西に逃げてもどこに逃げても汚染は同じ。食品もガレキもというコメントをする人たちがいます。複数います。本当に愚かで話になりません。あなたたちはそれを信じて、東京でも柏でも、松戸でも、住み続けてください。勝手にしてください。放射性物質が、環境にどのくらいの量があるのか、その違いをずっとずっと書いています。ずっとです。ほんとにずっとです。大阪と東京で少なくとも数十倍、多ければ数百倍の違いがあります。西日本の土壌調査で、関西より西で、まだ100Bq/kgを超える場所が一箇所も見つかっていません。NDから数Bq/kgが圧倒的に多いです。都内は数百から数千Bq/kgは当たり前です。東葛地域は1万Bq/kgさえ超えていきます。食事は気をつければ何とかなります。特に西は。ガレキの処理は宮崎市や徳島市のように議会が反対の声をあげはじめました。とめられます。皆が声をあげれば。でも環境に存在する放射性物質は、その存在は続きます。それが重要で考えろと何回も言っています。こんな基本的なことも、いまだにわからないひとは、僕のブログもツイッターも読みに来るなということです。こんな事もわからない人は、無理です。恐らく妨害行為の一環と思いますが。
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三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。
講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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9/23(金・祝)と9/24(土)に広島県の福山市と尾道市で講演会に伺います。
木下黄太講演会 IN 福山・尾道
「放射能ほんとうに大丈夫?」
東日本大震災が西日本に与えた影響、未曾有の大震災と原子力発電所の事故から半年あまり。お米や牛肉の汚染や、震災廃棄物の広域処理など「心配ありません」と言われているけど本当に大丈夫なの?
震災以降独自の取材を続けておられる、木下さんをお迎えして、実際の現場から見えてきたものをおうかがいします。
9月23日(金・祝)
午後5時30分~8時(開場5時)
広島県民センターふくやま文化交流室
住所:福山市東桜町1番21号(福山駅より徒歩5分、市役所北側)
TEL:084-921-9200
参加費:500円(資料代含む)
定員:120名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 福山、申し込みは極力メールでおねがいします。
080-5609-1651
メール:hukuyama9@gmail.com(にった)
9月24日(土)
午前10時30分~午後0時30分 (開場10時15分)
尾道商業会議所記念館2F議場
住所:尾道市土堂1-8-8(JR尾道駅より商店街を徒歩5分)
TEL:0848-20-0400
参加費:500円(資料代含む)
定員:75名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 尾道、申し込みは極力メールでおねがいします。
090-9148-2155
メール:hamadendenden@mail.goo.ne.jp(浜本)
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ツイッターでも情報は流していますが、ブログとは性格の違うツールとして使っています。必要な方はフォローしてください。https://twitter.com/#!/KinositaKouta
それから「はるまま」はこのブログ・ツイッターを読むことを禁じています。「はるまま」は読みに来ないように。
土壌検査③~⑤をした者です。
細かい訂正ではありますが、上記の結果を参考にされている方に正確に伝えた方が良いと判断し、遅くなりましたがコメントさせていただきます。
③~⑤は、耕運後ではなく、その近くの耕運していない表土を剥いだ物です。③は、母屋周りの土も入れたので、「庭土」と表記した方が正確でした。
別件で、「食卓にあがった放射能」(高木仁三郎・渡辺美紀子著)を読みまして、チェルノブイリ事故から、たった25年しか過ぎていない今、輸入品だから安全とは決して言えないのだと思いました。この本は、私たちが、井の中の蛙であることがよくわかる本です。
ちゃんと読んで欲しいんですが、私は実際に2カ国に住んで働いた経験があると書いています、「滞在VISAと就労VISAを取得して、移住した経験が2カ国である」という意味です。
(本来こちらのブログで書く事ではありませんが、他にも興味ある方がいらっしゃるかもしれないので少しだけご紹介しますが)主なVISAの種類は大抵の国ではだいたい以下のようなものです。
・配偶者がその国(あるいは関係国)の国籍を持つ
・駐在員とその家族
・特殊技能者(芸術家、スポーツ選手など)
・学術研究者
・現地企業に採用される、あるいは自営業を行うか会社を立ち上げる(支店をつくる)
・かなりの金額をその国の債券等に投資する(5000万円とか1億とか国によって違います。ただし、投資の場合は滞在ビザだけであり就労とは関係ありません)
普通の日本人の家族のお父さんが海外で仕事を得ようと思ったら最後から2番目の方法しかありません(駐在は期限付き、3番目と4番目は限られた人達)。で、実際には普通のお父さん達には無理です(VISA取得に関しては各国の移民局のHPに書いてありますので詳細な条件はそちらでお調べください)
たまに「関西にでも海外にでも避難。。。」と表現される方を見かけます。避難を真剣に考えている人が沢山いる今の状況において、個人的にはこういう書き方は誤解を生むので止めた方がいいと思います。関西や九州への移住が1mのハードルだとすると海外移住は旧ベルリンの壁ぐらい高いです。海外移住に比べたら関西移住は簡単です(もちろん失うものは大きいでしょうが比較の問題です)。というか、国内の比較的安全な場所に逃げるしかないのが現状です。
み~なさんがおっしゃってますが、ワーホリも一案だと思います。若者だったらワーホリ中に頑張ってそのまま現地に住み続ける方法を見つける事は、簡単ではないけど可能です。
経済的に余裕のあるご家庭はご子息を海外留学させ、国際的な実力をつけさせてあげるのが今後の世界を生き抜いて行くためには最善策だと思います。
しつこいですね。
移住した方の 手段、取得したVISAなどが実際に知りたいのです。誰も簡単なんて思ってないからこそ実例が知りたいのです。実際に移住したのではないなら横レス不要です。
まず3ヶ月というのは、多分観光ビザかと思います.
日本からだとシンガポールや香港等は観光ビザ無しで最長3ヶ月か6ヶ月いられるはずです.ですので原発でフランス等が自国民を避難させたのは、シンガや香港がしかも日本から最短距離という事で多かったのです.私がいる豪は、近年イータスという観光ビザを取らねばならなくなりました.(WEBで割と簡単にとれます)それで、多分3ヶ月から6ヶ月はいられる(すいません、国によって観光での最長滞在期間は違うので、ご自分で調べて下さい.)海外に身寄りもなく、言語がわからないとなると躊躇される気持ちは良くわかります.そう言う意味ではハワイ等、日本語でも通じやすい観光地を選ばれるといいのでは?それといきなり移住というのも大変であれば、今まだ終息されていない不安定な状況から少し離れるという考えで、数ヶ月海外に行くのも一つの考えでは?そして金銭的な事は為替と現地の物価次第。タイとか上海とかは生活費が安いですよね.
私は若者にはワーキングホリデーを勧めています.ワーホリでしたら最長1年か一年半。もし出られる人がいるのなら、海外に行かれるのはお勧めします.一人が嫌なら仲間とシェアしても、、。海外でちょっと冷静になって考えられます.情報の収集やコレからの事をゆっくり考える事が出来ます.逃げるだけではだめです。どうするか考える意識改善をしないと、、。私は豪滞在ですが、考えて、勉強して、情報を収集させて、署名したり、意見したり、声をあげています。この活動は世界どこにいてもやらなければ、日本という国はかわらないし、かえて行けないと思います.
ただ海外にいく時の注意点は危機管理。安全ぼけの日本人は心して行ってほしいです。例えば、豪等は性犯罪が多いので、夜ふらふら若い女性が歩く事は危険とか、、国の治安等はよく調べて下さい.
それと観光以外に子供を留学させたり、、留学は高学年とは限らずに、小学生でも学生ビザがとれます。其の場合は未成年なので親が豪に滞在出来るビザが取れます.また親が大学等に留学する方法。
そして留学もワーホリも最長滞在期間は決まってますが、最短は自分次第です.帰りたいと思えばすぐに日本に帰れるのですから。出来れば一年オープンチケットを買われると良いですね.
ネットでこれらの留学の仕方等、体験談も含めて検索出来ます。是非調べてみて下さい.
最後に、木下さん、いつも情報ありがとうございます。
誰が何と言おうと、私は応援していますし、感謝してます.
日本はもうまんべんなく汚染されてしまったという認識の元で、どれくらいか調べて対策を立てなくてはいけないのに、国ののらりくらりの対策は本当に腹正しいです.このブログを読んでいる方々も、どうぞ周りに惑わされず、独自で調べて下さい.付和雷同は危険です.世界がみています。日本の事を、たとえそれが一部の世界の人だとしても、危険だと忠告してくれる人の意見も聞いて、本当の事を嗅ぎ分ける臭覚をこの機会に生かして下さい.
ところで私は娘をつれて3月終わりに関西に避難しています。関西に親戚など全くいません。ただなぜそのようにしたかというと、次の経験から直感でこれはまずいと思ったからです。
私は大学で有機化学を専攻していました。そこでは、放射性物質のように恐ろしいものではありませんが、発がん性のある有機溶剤などを実験で頻繁に用います。実験をするときにはなるべく吸わないように、ドラフトという吸引装置内に手だけ入れて溶剤や化学物質を用いることが多いのですが、やはり吸ってしまいます。私は実験をするようになってから発疹がいつも出ていました。そして、大学の教授、助教授、かなり長い間助手をされていた方は、みなさんお子さんが女の子しか生まれず、しかも先生方は癌で手術を経験していた方の確率が高かったです。手術している年齢は高齢者50~60歳のころなのですが、私にはどうしても偶然とは思えなかったのです。結局、私は大学院の推薦をもらっていたのですが、そもそも研究の適正もないし体に合わないなと思い、別の道に進みました。この経験から、濃度は高濃度でなくても常に体に悪いものに触れている環境で生活をすることの恐ろしさを痛感していました。
そのため、首都圏の放射線量が震災前の2~3倍であることを知った際に、大学時代のことを思い出し、避難にふみきりました。これは、夫に話しても完全には分かってくれません。心底、危機感を共有してもらえないところです。ただ、広島長崎のぶらぶら病のような低線量被爆の長期化の疾患は、首都圏でも生じると思います。私はまだ夫以外で説得したい人を説得できておりません、心が張り裂けそうですが。あと、友達とは価値観を共有できないとはじめから思っており、こちらからは親友以外には話していません。人との今までの関係が断たれた感じもします。特に、避難前に住んでいたご近所さんからは、避難とは言ってませんが白い目でみられてますね、たぶん。ただし、避難先で新たな知り合いや子供はたくさんのお友達ができました。これは偏見かもしれませんが、首都圏よりも田舎のほうがみんな優しいですね。子供はこっちのお友達の方が断然好きです。
私は調べましたし、実際に外国2カ国で居住・就労経験があります。だから敢えて「難しい」と警告させて頂いたんですよ。普通の日本人だったら移住条件なんて知らないでしょうし、経験もないでしょう。ふーさんのような書き込みを見て「簡単に出来る」と勘違いしないで欲しいのです。
もちろん調べたと言っても全世界は無理です。ただ、先進国は全て調べました。日本人が暮らせそうな後進国についても調べました。もちろん私の調査に抜けがあるかもしれませんし、震災後に何か特別な一時的な受け入れ対策を開始した国もあるかもしれません。そういう情報でしたら私も知りたいです。なので、ふーさんの事例にも興味があります。
ただ、あなたがおっしゃるように「そんな事はわかっている」と言える程簡単な事ではありませんよ。移民局のHPも英語しかない国も多いですし、住んで経験しないと分からない苦労は沢山あります。
地表1cmの表土を採取ということでしたが、驚くほど高い数値が出ています。
http://www.city.atami.shizuoka.jp/www/contents/1310452852646/activesqr/common/other/4e731326003.pdf
国立環境研究所が発表した分析結果から推測すると、富士山東側や赤石山脈南側辺りにも高い地域が存在するのではないかと思われます。
調査が進み、少しでも人々の意識改善が図られることを願っています。
大勢の真実に気付いている人たちがいます。
その人たちのためにも、引き続き頑張ってください!
ただ、一言だけ。
ブログ文中に“斜字”は使わないでください。
せっかくの情報が読みづらくなってしまっています。
応援してます。
http://www.geocities.jp/catmintcibi/nogyo5.html
この、木下さんのブログが答えてくださっており、ありがとうございます…。
小田原や秦野市までいってるんですね…
がっくりです。 が、知らせてくださりありがとうございます。
実家が西日本なので、西日本に逃げるということも頭に入れます。この夏、転居したばかりですが…
実家の親(中国地方)や、まだ首都圏にいる私の妹たちに必死に放射能の危険性を説いても、
「またあなたそんなこと言ってるの?」とキョトンとした顔をされるばかり。
元住んでた柏の友人たち(子持ち)にも
ここ転居先から「子供の体調は大丈夫? まだ線量高いから危ないんじゃないの」と伝えても
ノーコメントで、話題を変えられます。
この状況においてホットスポットで、次の子(妊娠)を考えてる人もいて、もう返す言葉がないです。
私も、木下さんのように(木下さんほど強くではありませんが)、もし避難するなら
この夏か、冬が一つの目途だと思うと友人たちには伝えてきました。
一年経つとこの話題は風化する恐れがあるし、
みんな慣れてきちゃうからです。
放射能が飛んでるのはあたり前。これからは共存して生きていかなくちゃ。
そんな風に思い始めるとおそろしいことです。
だから実際に海外へ至難したという方の体験談をお願いしています。
もちろん木下さん含めてです。
放射能が口に入る可能性がある場所に留まる意味がわかりません。
日本人てなんて視野の狭い民族なんだろう…
もうすぐ日本は滅ぶと思います。
沈む船からは今のうちに逃げるべきだと思いますよ。
潜在的な状態ですが同じ会社で粗前後して四名
の方が喉に異常を訴えたとか外食後胃の変調を
訴えるとか 鼻血なども出ていますよ 未だ汚染度が低いのでこの程度ですがねー間違いなく
福一から放射性物質は飛んできています
雪印、特濃牛乳の放射能値が急に下がったことを見ても、
測定データを公開することが企業にどれほど決定的打撃を与えるか明らかだ。
これで、これを飲む大勢の人たちが内部被曝から少しでも救われる。
みんなで食品データを公開しよう
https://twitter.com/#!/tokaiama/status/115361143748427776
私が直接知っているだけで、10人くらい。
学校や市役所に除染のお願いに行ったり、菌や酵素などを積極的に実践されたり、
みなさん色々と活動されていました。
地域の子供たちを守りたい気持ちと行動力を併せ持った、素晴らしい方々です。
その中で実際に避難(移住)にふみ切られれた方は、私以外で1人。
他の方々はこの夏休み、北海道や西へ長期保養。
そして今でも、子供たちを守るために、地域に残って「戦おう」としています。
そんな方々の活動を思った時、ふと考えました。
そういえば、誰も「避難」を第一には勧めていなかったな…と。
線量の低い土地での保養で、体内に取り込んだ放射能が減って行くという話は、
NPO法人「チェルノブイリのかけはし」の長年の活動でも言われていることです。
○○菌や○○酵素など、放射能排出に効くとされているものも色々出ているようです。
それ自体はいいことなんでしょうけど、でも、それらを
はなから「避難の代替」にしては、マズイのではないでしょうか。
私も「かけはし」の保養活動を評価している一人ではありますが、捉え方を間違うと、
「時々保養に行けば大丈夫」「○○菌使っていれば大丈夫」となってしまいます。
避難を真剣に具体的に検討する前に、代替のもので安心を買おうとしてる方が、
結構いらっしゃるのでは…という気がしてきました。(私も以前はそうでした。)
また、活動熱心な方々は横の繋がりもあり、「○○の会」などを立ち上げていたり。
そうすると、使命感が強い方ほど、抜けられなくなるような気がしてなりません。
もちろん、このような方々が学校や行政を動かす力にもなっているので、
いなくなっては困るのかもしれないのですが… その辺がジレンマです。
関東の「○○の子供を守る会」などでも、まず「避難第一」を訴えてくれると
いいんですが…。
考えると、悶々としてしまします。
お聞きしますが、このブログに寄せられている関西方面在住の方の大量の身体異常をどう考えているのですか?
私には福島由来だとは思えませんが。
まだこんなことを本気に思っているの?
厳しいけど、問題の本質をまったく理解してない方ですね。
09-19 05:43:03、ふーさんが、海外で3ヶ月とコメントを書かれていますが、通常日本人の滞在許可は3ヶ月が限度です。どのような方法を取られているのかな?と思います。
実際問題として、先進国はどこも外国人廃絶の動きの方が強く、言葉もろくに話せない外国人が仕事を得る事など不可能に近いです。旦那さんが日本で働いて家族が3ヶ月を単位に海外で移住を繰り返すなら可能ですが資金的に継続可能な方は少ないはずです。子供の学校の問題もあります。
億単位のお金があれば退職ビザなどを利用する方法はありますが、そんな人は特殊でしょう。
私が言いたいのは、日本人は日本にいるしかない。だから関西や九州、沖縄、北海道を汚染から守るしかないのです。狭い日本なのに、東電と政府のせいで、何割もの土地が住居、耕作出来ない程汚染されてしまいました。一刻の猶予もないのです。
川崎市在住、実家が秦野です。
首都圏の土壌調査の結果を見て、秦野は汚染が少ないようでしたので、自分でも土壌検査をしてみました。
結果、やはり秦野の方が安心と思い
子供達のため週末は秦野で過ごすという日々を送ってきました。
川崎の家の庭土・・・ヨウ素不検出
セシウム合計70bq/㎏
秦野の家の庭土・・・ヨウ素不検出
セシウム不検出
(検出下限15bq)
なので、今回の秦野市内の汚染ぶりにはショックを受けています。
秦野への移住も検討していましたし、実家近くの畑の野菜も食べてました・・・
沙羅さんもおっしゃっていますが、私も秦野市の空間線量値には疑問を感じていました。
私が測ると0.07~0.09μシーベルト/hぐらいあなのですが(シロウト測定ですが)
市の測定では0.03~0.05μシーベルトぐらいですよね・・・
土壌汚染は少ないはずなのにどうして空間線量に反映されないのか、と不思議に思っていましたが今回の結果を受け、納得しました。
秦野への移住ではあまり意味がないようですね。
我が家もいろいろな事を、一から検討していきたいと思います。
どんなことも真剣に真正面から向き合う姿に胸が痛いほど感銘しています。
原発事故から半年こえ、日を増すごとに、放射線物質が人の心まで蝕んでいくように感じてなりません。
意図的に投稿される方も多いのではないでしょうか…補償や賠償責任追及されては困る人、事実が明るみになっては困る人。
そして、放射線物質の現実を認めたくない、認められない、死の町、死の灰と言う言葉を許せない心情。だから今もそこに帰りたい。一日も早く戻りたい、その日を信じてふんばっていらっしゃる方々の姿、子供、小中学生の頑張ってる姿、ニュースだけがクローズアップされたように流れてきます。
まるでもう過去の出来事で、復興されたかのような強い違和感拭えません。
原発利権中毒、お金に麻痺、放射線物質に汚染された原子村、命の価値は軽く、ひばくを軽んじ放射線物質拡散させ続けて、経済経済と、この先も続けようとするのかとゾッとします。
長くなってすみません。
木下さん。お身体大丈夫でしょうか。身を削り木下さんの貴重な時間を費やして、避難を呼び掛け続け、危険を教え続けて下さってほんとうにありがとうございます。
まだまだ混乱している方々もいらっしゃることと思います。
誹謗中傷はどうか無視されてほしく投稿させていただきましたm(__)m
相手にして疲れてしまっては、意図的に投稿する人たちの思う壺m(__)mそれだけは避けていただきたいのです。
いまはまだ迷っていらっしゃる方々も多いのではないかと思います。木下さんは、こちらのブログはとても貴重で必要なんです。お身体お大事になさってくださいませ。
放射能から逃げて助かってほしい。はかりしれない熱意、労力を心からお礼申し上げます。
ありがとうございます。
我が家は息子が甲状腺の検査の結果異常値が出ました。
ママ友さんで、子どもが鼻血を毎日出し、おなかを下しトイレにこもりっぱなし、自分自身も今まで出た事ない場所に湿疹が出るようになり薬で治らない。
そういう人がいて、私が放射能の影響の話を出すと「私もそうだと思う」と言ってくれた方がいました。
なので子供の検査結果を伝えたところ
「うちはそんな事ないよ~(^◇^)何もでないけどなあ♪」
とあっけらかん。
まるで私たちはあなたと違って強いから大丈夫よ!!
といった感じの言い方でした。
認めたくない。
考えたくない。
今まで通りおいしいものを食べたい。
オヤツの手作りはイヤ。
食材を選んで買うのも面倒。
そういう人たちの方が子供を持つ親でも圧倒的に多いなあと周囲を見て感じています。
親って結構子供より自分なんだなあと思う今日この頃。。。
港北の「高放射線量」地点 セシウム4万200ベクレルも(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110918/CK2011091802000042.html?ref=rank
放射線量 毎時0.9マイシークロベルト 検出(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110917/CK2011091702000065.html
先日の「放射能防御プロジェクト」による測定でも、東京都豊島区巣鴨の路上の砂塵で6万ベクレル/kg超のセシウムを検出しましたが、これと並ぶ数字です。
これはたまたまその場所だけが高濃度だったということではなく、東京や横浜など関東一帯には、こんなものがそこら中を舞っていてもおかしくないと考えた方が良いのではないでしょうか?
そんなものをいつ吸い込んでもおかしくない環境の中でこれからも暮らし続けなくてはならないことを考えたら、食べ物に気を付ければ大丈夫…とは言えないと思います。
そう考えれば、木下さんの強烈なほどの警告も十分理解出来るものです。
2009年は、秋からインフルエンザ流行があったようですが、通常は12月から2月の冬季に流行するケースが多いように思います。
2011年12月~2012年2月にインフルエンザ流行が無かったとしても、2012年12月以降に、インフルエンザが流行した場合に、インフルエンザ発症から肺炎を引き起こし、死亡する人が増える事を危惧しています。
先月のヨウ素の値が高かった件ですが、
東海村でなく
http://onodekita.sblo.jp/archives/20110917-1.html
再臨界という意見もありました。
やはり福島第一が原因のようです。
木下さんの問いかけにいろいろな人の情報がコメントされたり、リンクがあるので、自分で探す時間を短縮できて助かります。
前者は関東でも東葛あたり以外で0.15いかないくらいのところは問題ないとはいいませんが、除染含めて対応可能ではないですか?後者はセシウムが土に吸着しやすいとなればマスクでの防御で対応出来ませんか?ペクチンでの排出や免疫力を高める対処と合わせて何とかなるという希望は傲慢でしょうか?子どもの為に避難を考えてますが今の生活を何としても壊したくない愚かな母親に妨害され、動けていません。何とかしたいと思っていますが、すぐには難しい現状です。離婚して全て壊して避難という選択肢がありますが、これが子どもの為になるかと悩み続けています。
田舎から上京すると、空気が悪いのを もろに感じます。空気が臭いとも。
空気が黄色くも感じます。放射性物質だけの汚染ではないですね。
前に、外人さんが 放射線量を計って言ってました。福島県の郡山市より、高い場所がありましたよね?
だから、どこが良いとも言えないと思います。
それぞれリスクは伴うでしょうし。
身銭きって避難して犯罪に巻き込まれるのもね。
私は軽度の障害を持って生まれた姉がいます。両親が姉の障害を直視し、受容することができず、結果として姉はもっと重い障害を負うことになりました。「病気ではない」と言ってくれる医者の言葉にすがり、現実を直視しなかった両親の姿は、政府の発表、御用学者の言葉やマスコミの報道に安心しようとしている人々の姿と重なります。
受け入れ難い深刻な問題に直面する時、その問題を直視し、受容することができる強い心を持った人がリードしていく必要があるでしょう。
以前投稿したガンダーセン博士のお話は後半で汚染物質の再拡散の危険性を警告しています。そしてこう締めくくっています。
「まず日本人は問題を認める必要があります。それは深刻であると。」
http://www.youtube.com/watch?v=bSZzhBXLuLk
それをずっと吸うのとこちらに残るのでは差はないと思っています。」
完全に間違いです。空間線量も自然線量がもともと西が高いことを考慮に入れると、関東が高いです。また環境中の放射性物質の量は、比較になりません。土壌の比較だけでも明らかです。
そして、避難することを僕は言い続けていることをいい加減に認識してください。
群馬県からです。
原発事故以来ずっと息子たちを避難するように説得し続けていますがうまくいきません。
小さな孫たちもいます。一番上は小学校一年生で学校の給食をまだ息子夫婦は食べさせています。
どれだけ説得してもそれさえやめてくれません。
海外にご避難とのこと、息子たちの説得がうまくいかない原因が今の仕事をやめるのことが怖いというのが一番にくるのですが、海外ではどんなお仕事をされていらっしゃるのですか?参考までにお聞かせいただけませんか?
(木下さん、この場をお借りしてすみません、もしご迷惑でしたら投稿許可なさらないでください)
反原発団体のテンプレ書き込みでしょうね。
ああいう人達に支えられてるとはいえ、あまり関わりにならないほうがいいと思います。
紳助と暴力団みたいなものなので、後でしっぺ返しが来ると思います。
気をつけてください。
http://darknessofasia.blogspot.com/2011/09/500.html
それをずっと吸うのとこちらに残るのでは差はないと思っています。
このブログへの意見です。
もうここには避難しない人への誹謗中傷で埋まってしまって、まともに情報交換ができないことに危惧しています。
更には木下氏への絶賛コメント連発…正直邪魔です。
もう避難したなら来ないでよ!放射能障害が出るのを望んでいるかのような人は来ないでよ!って思いながら見ています。
そういう人達のことも考えてほしいです。
よろしくお願いします。
私は主人と小学生の子供と横浜から海外へ
避難しています。
全く知り合いもいない国ですが、ここにきて
3ヶ月、沢山の友人ができました。
私の実家が西日本なので、そちらも考えたのですが、給食に汚染食材が使われることが一番心配でした。
それから、近くに別の原発があります。
今後、どこにまた地震が来るか分からない、
日本はこのままでは自滅するようにさえ思えます。
東京の友人は、もうすでに福島原発は収束した
と思っています。
このギャップに怖ろしさを感じています。
私の母でさえ電話で現状を話すと、話題を変えられ、切られてしまいます。
もう、個人個人の判断に委ねるしかないのかも
知れません。
子供の未来のために、今後どうすれば良いか。
毎日考えます。
実際、私の父親は広島で原爆によって被爆しておりますが、いまのところ(70歳)健康で全く影響はないようです。私も何も今後に希望をもっているわけではありませんが、絶対に勝てないとは言い切れないと思っています。言ってはいけないです。幾ら避難しようが発病する人は発病してしまうような気がしております。発病しない人はしないのです。そこに論理があるかないかはわからないのです。
内部被ばくと給食について、今、行政担当者と交渉継続中でもあり、このページプリントアウトして担当者に見せたいと思いますが、ご許可いただけますでしょうか。
今週から議会も開催で、できれば議員にも配布したいと考えておりますが、こちらもご承諾いただけますでしょうか。
ご検討いただけますようお願いいたします。
あなたの行動の正しさは
いずれ歴史が証明してくれます。
そして、その功績は
今の世に生きる私たちが想像するよりも
ずっとずっと長く称えられるでしょう。
どうぞ、あなたのことばが
なるべく長く人々の行く道を
照らす光でありますように。
私は九州に避難を決め準備しています。木下さんにも何度か電話で相談させていただきました。
秦野は関東の中でも汚染されていない場所かもしれない。もっと汚染されている地域から秦野に避難されている方々もいらっしゃいます。
それなのにそこから避難するなんて、私はおかしいのかな・・という思いの中、「避難します」というメールを木下さんに送ったら「私はあなたの決断を支持します」というお返事をいただいて、号泣しました。
秦野が汚染が少ないとか、もうそういう次元の話ではなく、関東地方で子育てする自信がないというのが正直な気持ちです。
秦野から出ずに暮らせるのなら話は別ですが、ベッドタウンの秦野、子供たちは秦野を拠点としどんどん都心や横浜に出て行きます。2時間かけて通学、通勤することが普通。それが秦野という町です。
都心の会社に勤める主人は今のところまだ辞めれず、おいて行かなければならないのが本当に心配です。
母子疎開に理解がある主人は、妻の私が気がすむのなら好きにさせよう、という気持ちで疎開に賛成してくれているのかと思っていましたが、先日「あなたはどうしたいの?一体、妻と子供たちをどうしたいの?」と聞いてみたら、「そりゃ避難させたいに決まってるじゃないか!!」と言われました。
それで一切の迷いはなくなりました、避難します。
これから色々なことが明らかになり、天災も起きて、100年後、200年後、歴史的に振り返って、結局、日本で一番安全なのは秦野だった、あの時秦野を出て行った私たちは本当にばかだった、という結果になっても仕方ない。
3.11以降、私たちは、そういう大きな歴史の渦に巻き込まれ、そこでベストを尽くすしかないと考えています。
そういう先が見えない中、頼りになるのは自分の勘です。私の母としての直感が、「秦野を出ろ、関東を出ろ」と言っています。
もちろん、私とは違う直感が働くひともいるでしょう。こういう状況の中、信じられるのはそういう動物としての直感だと思います。
色々なことを見極めるための情報を、長い間ずっと提示してくださっている木下さん、本当に本当に感謝しています。
私の周りに、この問題についてこれほどまで親身になって危険を訴えてくれる方はいません。
でも、逃げたくない人に逃げろというのはいただけない。
彼らの望むように、見守ってあげてください。
癌になろうが、白血病になろうが、流産しようが、奇形になろうが、不妊になろうが
いいではないですか。人事ですよ。
でも、あなたは、
本当に、いい人なんですね。
でも、例え、守りたくても、他人がそれを望まなければ、迷惑でしょう。多分。
そういえば、昔、船がひっくり返って、
ここで助けを待っていればいいんだという人たちと
自分達の力で逃げようとする人たちがいて、
お互い、言い争って、その中で牧師さんが、逃げようという人たちを連れて、船から脱出する話があったなあ。
ポセイドンアドベンチャーっていう映画だったかしらん?
あなたは、あの時の牧師みたいだね。
逃げないと、逃げないと、と言って、誰かが助けてくれるのを待ち続けている事を選んだ人に、邪険にされて悪者扱いを受けていた牧師にそっくり。
http://savechild.net/archives/8733.html
事故前は日本中がこれだったんですから。
”都内は数百から数千Bq/kgは当たり前”
子供たちが住む場所じゃないと思いますが。
私の息子は難治癲癇の持病があり、また、所謂「知的障害」という障害があります。あ、これは例え話ではなく実際の話です。その診断は3歳の頃にされました。正直ショックを受けましたが、親としてその事実を受容し、ではこれから先息子の為に何ができるかを妻と共に考え、彼にとって最善の道を選んできたつもりです。
周囲の人々には、癲癇や知的障害とはどういうものなのかを知って欲しいという思いもあり、隠すことなく、むしろ積極的に息子の事を話してきました。すると、そういう子供を持つ親の話として興味深く聞いてくれる人がいる一方で、「へぇ、そんな風に見えないよ。全然フツーじゃん」と、気を遣ってくれた風な言葉を言い、真剣に話を聞いてくれない人が意外に多いのです。そういった人達は「そんなこっちが反応に困るようなシビアな話はしてくれるな」みたいなオーラが出ているのですね。そして、息子の障害について語る事が何か差別につながるような勘違いをされている方が多いのです。
また、自分の子供の障害を認めようとしない親が結構多い事にも驚きました。障害があると診断され、ショックを受け、信じたくない気持は重々分かります。自分達もそうでしたから。でも事実を受け入れない事には前に進めない。子供のために動けない。いちかは受容しなければいけないのです。しかし、そういう親たちは子供を無理やり普通学級に通わせ、結局普通の学習についていけず、いじめにも合い、不登校になったりしています。また、普通学級に通わせてしまったがために、障害を持つ子が将来自立するための訓練を受けられず、本来必要なスキルを持たないまま成長することになってしまうんだすね。
こんな経験をした私にとって、今回の原発事故後の被災された(勿論福島の方だけでなく、近県に住む方々も含めた)方々の反応や対応をみていると、非常に重なる部分があるのです。被曝や放射能汚染という事実を受容したくない方が意外と多く、ために今後の為に適切な行動を選択できないでいる。子供の為の最善の道を選べなくなっている。そんな状態なので、他者に事実を語られると受容的ていない自分が責められているような気分になり、「差別だ」と反応してしまう。私にはそのように感じられるのですね。
被災者の方には大変つらい事が多く、様々に事情があって簡単に避難出来ないであろうことは想像がつきます。ですが、せめて事実の受容だけはしていただきたいと思います。事実を受け入れることによって、小さくとも次の一歩が踏み出せるのではないでしょうか。私がそうでしたから。
そして、こうして沢山の人々が悲しい事実を受け入れざるを得なくなる様なとんでもない事故を起こすのが原発であり、もう二度と誰にもこんな思いをして欲しくないからこそ、私は反原発を主張しています。長々と失礼しました。
http://www.e22.com/atom/page08.htm