「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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外務省が韓国で仕掛けた"放射能は大丈夫"イベントが現地反対で突然中止という事態への考え方。

2016-02-23 00:43:46 | 福島第一原発と放射能

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160222-051871.php

「外務省がソウルで企画した東日本大震災の復興PRイベントが開催当日に中止となった問題」というニュースが流れているようです。

まあ、反原発側が潰したとか、韓国だから潰したとか、そういう文脈を言いたい話のようです。

こんな報道していますから。

まあ、でも、隣国の感覚からすると、こうした「放射能安全キャンペーン」は、不快な感覚は強いと思います。

そういうことを、外務省がわざわざ仕掛けている方が、たぶん非常識だと僕は思います。

何というのでしょうか、放射性物質を拡散させてしまった国が、他所の国までのこのこ出かけて、イベント企画して、そのイベントで大丈夫と言い張る、そういう意識構造が根幹的におかしいのです。

そもそも、隣国は、被害がありうる立場にすぎないのであって、外交努力で影響がないと説明することが普通のやり方。

何でそういうところへ、PRイベント開催になるの?

そういうことにマスコミや代理店を使うの?

そりゃ、他国人から見たら、わざわざこんなことをイベントしにくる連中を、不快に思うほうが普通です。

こう考えてください。


立場を置き換えたらいいんです。


韓国が原発事故をおこしました。

大量に放射能が漏れました。日本にも多少は飛来した可能性もあります。

日本海の魚にセシウムが検出されました。大騒ぎになりました。

そして、5年後に東京で、「韓国の放射能はおさまりました」イベントを韓国政府が開催。

韓国の代理店や韓国マスコミが東京で動いて。


こんなイベントが、もしも東京開催されたら、僕は下手をすると、死人が出るとおもいますよ。

同じことを、日本外務省は韓国で開催しようとしたのです。

ものすごく、わかりやすい話です。

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2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

東京に続き、来月下旬に、沖縄・那覇で開催いたしますので、ご来場ください。定員50人。

「311原発事故から早くも5年が経とうとしています。 沖縄でも避難者が増える中、食品、流通物などを通しての被ばくも懸念されています。 この度、放射能問題について健康被害や汚染状況を取材調査し続けてこられた木下氏よりお話を伺います。被ばくを防ぐために私達がこれから何をするべきか、考えてみませんか。」主催者

3/26(土)夜

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN沖縄】

18時受付開始。 18時15分~20時半

場所 牧志駅前ほしぞら公民館  会議室(定員50名)

    沖縄県那覇市安里2丁目1番地1号  モノレール牧志駅よりすぐ

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/377656/

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原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

 

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3/11(金)夜 

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN世田谷】

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18:30 受付開始

19:00 開演〜21:00頃

奥沢区民センター第一会議室 定員100名

(世田谷区奥沢3-47-8(自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 ))

詳細&予約⇒ http://kokucheese.com/event/index/377150/

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