「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「学校給食対応、食材選択の公開がポイント」家族で東京⇒沖縄避難女性、ネットワーク的な連携も呼びかけ。

2014-03-26 02:43:35 | 福島第一原発と放射能

来週、沖縄でウクライナ報告会を行います。

沖縄に多くいる避難者の方達に、ウクライナ、特にキエフがどうであるのかを伝える為ですし、これを避難する前に住んでいた関東や東北と比較して考えてほしいのです。特に東京と。

 

来週土曜日、那覇周辺の浦添市開催。

 

【4/5(土)ウクライナ報告会 IN 沖縄・浦添】

13時半会場 14時開演

浦添市てだこホール市民交流室(沖縄県浦添市仲間1-9-3) 

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/149224/



映像をベースに話をします。

映像見せながら、話をきちんとする会と思って下さい。

映像は一時間以上見てもらいます。

映像は、報告会でしか公開しませんので、映像を見ずに分かっているような話を聞いて、見なくてすむと考えている方がいるとしたら、お門違いも甚だしいです。

僕は映像がそもそもプロですから。ネットの素人は違いますから。

さて、沖縄では、特に外食にリスクがある状態は変わりません。そうした事も含めて話をしようと思っていたところ、沖縄へ避難した女性から、給食についての報告がありました。

密度がある話ですが、確認も含めお読み下さい。

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時々挫けそうになりますが、木下さんの発信・力強いご活躍を見るにつけ、大人が挫けている場合ではない、 これからを生きる子ども達に少しでもよい状態を与えられるような事をしなくてはと…思い出させて頂いております。。

私たちが移住する時に目安として考えた事の一つに 「学校給食について」がありました。

子どもの健康そして未来の為に「なんの縁もない場所」に移住するのであればやはりそこにも視点を置きたいと思いました。 (もちろん沖縄を選んだ理由は他にも沢山ありますし、ここならではのリスクも考えた上です)

考えれば理不尽にも社会主義国家時代の事故であったチェルノブイリの方がそれ故に 移住や食材・物流の制限の徹底化がされたと感じます。

今私達がさらされている「間違った形での【差別をしない】【復興への応援】形がいかにおかしいか」を、311前の日本なら容易に受け入れたと思うのですが、 何故か実際は真逆をいっているので、とりあえず「自衛」しなければならないと考えた為です。

ありがたい事に、既に早い時期に移住されていた方々のご尽力により給食センターと連携して、食材選び・産地を公表・共有できるようになっていました。 また、献立や、姿勢…そして給食センターに質問をすれば誠意のある回答などが見られるようにネットでアクセスすることが出来た点で安心をより大きくしてくれました。

チェルノブイリ後の資料などを検索してゆくと、やはり「内部被曝」…食による累積により被害が拡大していったのではないかなと素人ながらに感じたため、 家族・こどもの内部被曝や、その回避に対してのストレスの少ないところを選びたいと思いました。

実際学校生活が始まると、配布される献立は放射性物質についてだけだなく、アレルギー対策もよく考えられたものだと感謝しています。

そして、さらに我が家がとっている対策や私達の校区(学校)での様子についてお伝えしますと…。 我が家ではドアに献立表を貼り、そこに「産地はわかってもちょっと警戒したいね」と話し合ったものは付箋を貼っておき、毎朝それをふで箱に貼って持っていかせ、 残していいと言ってあります。(というかむしろ食べないでね、と。) 恵まれたことに、先生方も大変理解があり(本当にたまたま私達に移住のアドバイスを下さった方のご家族であったり、小さいお子さんのおられる方が先生である為) 先生ご自身も時には選んで召し上がる場面もあるそうです。

それを「全部残さず食べろ」とか罪悪感を感じるような言葉は先生からもお友達からも言われたことがないそうで、むしろ「なにはどうダメなのか」と聞かれることはあるとか。 (もちろんお友達のご家庭ではどう思われているかは不明ですが、ありがたい事に本人は不快な思いをしたことはないそうです。 東京の小学校で毎日1人、お弁当にしていた時もそうだったようなので本人の性格や話の進め方なのかもしれませんが…。)

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それからもう一点…お願いというか提案というか… 今回の木下さんの講演会にもこうして沖縄での給食への取り組みはせっかくここまで繋がりを作ってきて下さった方々もおられるでしょうし、 最近どんどん甘くなる基準や検査に対する新たな認識や対応について…など せっかく県内の被曝に対して懸念を持つ人達が多く集まるかと思われますので、 報告を聞くということだけでなく、県内のこども達の健康な未来(ひいては大人・日本全体)に安心できる 食・給食のありかたを考えるための出会い・情報交換の出来るきっかけとし、 木下さんのブログやメルマガにフィードバックしていかれるようになったらいいな、と思いました。

ギリギリですが、もし可能なら各家庭・地域・学校での給食の様子を報告しあえる時間、もしくは会のあとで声を掛け合えるネットワークづくりの連絡交換ができないでしょうか。 木下さんにお願いするのも筋違いかと思いますが、ちょっとそんな場面があったらもっと嬉しいです。

また食や流通についても認識の殆どない沖縄のみなさんにも、27年後のウクライナの様子とともに、実態を知って貰い 私達がお世話になっているこの土地のみなさんやそのこども達の未来を一緒に守っていけたらと切に願います。

毎日発信しつつ飛び回っておられる姿勢、私にはできることではないと本当に頭が下がります。 くれぐれもご自愛頂き今後もどうぞ宜しくお願いいたします。 

沖縄の講演でお会いできるのを楽しみにしております。

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沖縄には、4/2から滞在します。しかし、講演会当日は、講演会の前後で時間のゆとりは多くありません。

僕と何かコンタクトを取りたい方は、別の日が望ましいので、3月中にメール連絡をして下さい。

調整できるかもしれません。特にメルマガの読者の方などは。

但し、沖縄でトラブル対応処理は基本的にお断りしていますし、くだらない嫌がらせ目的に、わざわざ沖縄で対応するつもりもありません。

後ろ向きの話をする為に、沖縄に行くつもりはありませんので。時間の無駄。

3年という時間が経過して、前向きに更に対応する方達とだけ、お話がしたいです。

それは、このメールを書かれている方の趣旨ともシンクロすると思います。

このネットワークづくりは、当日会場で声がけするとか、事前に僕にメールを頂いても良いような気もします。

また、放射能防御プロジェクト沖縄もあります。

Facebook⇒https://www.facebook.com/groups/303467553070206/

いずれにしても、ご連絡下さい。

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