里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

初仕事は竹藪始末

2016-01-12 09:52:40 | 日記
 正月は良い天気、初日の出もしっかり拝めました。エルニーニョは終わるらしいし、穏やかな1年であって欲しいもんです。豆が全滅なんて事は今年は御免蒙りたい。千葉の落花生が採れなかったばかりに、旨くないし高いしなんて事にならないように祈りました。

 今年も報歳蘭が名前の示すように、年の初めを寿ぐように、咲きました。もう20年以上、毎年甘い香りで初春を告げてくれてます。生まれた温かい台湾と違って、決して住み良いとは言えない日本の、ましては条件の良くない我が家で、良くも生き続けてくれてます。
 締まった形の花に肖って、今年は 締まっていく1年に、一寸位は、したいもんです。
 
 やっと柏の葉が落ちました。大きな確りした落ち葉で、歩くとバリバリと気持ちの良い音で足の下で砕けます。家の落葉の庭木で一番遅くに葉を落とす樹ですが今年は特に遅く、年を越しての落ち葉になりました。
 栗の木の下に生えた明日葉の種も、やっぱり遅かったんですが、実って落ち始めました。春にはあちこちに芽生えて来るんでしょう。ここへ来て蒔いた種が、そこらじゅうに住む所を見つけて株を作ってます。
 
 畑は冬野菜、大きくなり過ぎた大根、寒さが来ない為虫食いが止まない白菜を始めとした菜っ葉の類、やっぱり虫食い勝ちのネギや人参なんかの収穫に入る位で、暫くは手抜きです。
  裏の方の竹藪が随分茂って来ました。柿や蜜柑等の日当たりの邪魔になって来てたので、始末に取り掛かる事にしました。力仕事の初仕事です。
 邪魔な竹を切り倒す、屋敷の境界辺りの一列の竹を残して、事にしました。何となく残してきた奴らが結構邪魔になって来てました。兎に角、残す一列以外は全て倒す、と言う方針を決めて、バッタバッタと、倒す積りで始めました。

 去年の筍の時、取り残したのが今や大仕事の故になってしまった訳です。切っては引っ張り出して倒し、扱える重さの長さに切って枝を払います。鋸と鉈、各1本で一人での肉体労働です。鋸はホームセンターで買った普通の替え刃の奴。鉈は三条の鍛冶屋が打ってくれたのを親父に貰った年代物。
 
 切っては枝を払い、を少ししただけで払った枝が山になってしまいます。燃してしまうように裏の奥の方に運びます。
 幹の方もここに転がしては置けないので、山の際まで運びます。

 倒した奴等を枝払いしてましたら、鉈の柄が割れて使えなくなりました。数年前に樫の枝を持って来て作って据えた、お気に入りの柄だたんですが、日ごろの酷使に堪えかねたようです。実は一寸前から目釘の辺りから割れが入って、緩みがあって、新しいのにしなければ、とは思っていたんです。
 柄の材料は、そんな訳で、前にKさんに教えてもらって切って置いた、牛殺しを使いました。樹の名前は材が丈夫で牛の鼻輪に使われた事からきているそうです。カマツカ(鎌柄)と言うのが和名です。

 柄を作る、と言っても道具は、竹を切っていた鋸と柄のダメになった鉈です。それに 目釘を通す穴を開けるのは椎茸の駒穴を開けた電ドルです。有る物を使ってのやっつけ仕事です。

 それにしては中々の出来と自賛。これで 遣り残した竹の処分が出来そうです。
 前庭の草叢ではオオイヌノフグリが咲き出しました、ホトケノザもピンクの先の蕾を突き出してます。暖冬と言われてますが、冬が来ない内に、春が来るんでしょうか。あんまり変な気候は願い下げしたいところです。

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