里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

夏の木立になりました

2018-05-24 15:48:54 | 初夏
 今朝までの雨で 周りの緑が 一層濃くなりました。裏はすっかり緑の天井に覆われ、木洩れ日も通って来れない位です。この木立の上をホトトギスが鳴いて飛んで行ったり来たりしてます。すっかり夏です。
 栗の木の下を藪にしている 明日葉は雨で奇麗になって ピカピカ光ってます。つぎつぎ新しい目を伸ばしてきて食べきれません。

 栗が花盛りになりました。長い雄花の根元に小さな雌花が着いてます。長い雄花が落ちると雌花が膨らんで来て 毬栗になるんです。 
  
 この栗は植えて15年余になり 栗玉蜂の寄生が酷くなってきました。奥の方なんか 花芽も出なくなりました。秋には思い切って枝を切り詰めます。

 前の道を隔てている土手には スイカズラの蔓が花一杯になってます。ジャスミンの香りを振り撒いてくれてます。2つ並んだ白い花は夕方には黄色に変わり 金銀花と言われる変化を見せてくれます。
 
 淡竹も出て来ました。穂先に火炎樹みたいな葉の子供を乗せた面白い筍です。涼やかな香りの良い惣菜です。 
 
 会社組織の若者の作ったキャベツが 良く出来てきました。仲間のMさんの畑で私が作っている畑の道の向こう側で 今年の初めから貸したんです。若い彼らは大したもんで、Mさんが持て余していた畑を あっという間にキャベツで埋めてしまいました。

 雨のお陰で さつま芋の苗が着きました。今年もKさんに頂いた苗です。2畝 100本ばかり植えました。

 ヤム芋が芽を出しました。これも Kさんから来た種です。冬越しが難しく、今年の寒さでは家のは殆ど傷んでしまい 大助かりです。
 里芋も芽を出して来ました。こっちは 隣の畑のA婆ちゃんに貰った親芋を植えたものです。どんどん生えてくる草は 土寄せの時 土の下に入れて見えなくしようと思ってます。 
 
 胡瓜にネットを張って 誘引しました。ウリバエの食害が激しくて 葉っぱを食い尽くされそうなんで、防虫ネットを掛けていました。蔓が伸びてきて 雌花も咲いてきたんで 防虫ネットを外しました。殺虫剤は成る丈 かけたくないんで 胡瓜の強さに期待し頑張ってもらいます。

 インゲンが手に登り付き始めました。この雨が 良い恵みです。山の藪で切って来た 篠竹の手です。古い竹だと豆が育って重くなると折れてしまいますが 新しく切ってきた奴なんで 今年は折れずに済みそうです。

 葱を植えました。蚕豆の畝の間を広く作って置いたところに溝を掘って 肥やしを入れて 植えました。150本程の苗が一畝に入りました。ベランダのトロ箱で育てた苗です。伸びるに合わせて肥やしをやり 土寄せしていきます。冬まで長い間かかって育ちます。

 蚕豆が収穫時期です。殺虫剤をかけないんで カメムシに挿されて 大分痛められました。莢が厚いので何とか豆は助かってます。それでもかなり 刺された事で腐ってしまうのもあり やっぱり薬が要るのか 考え中。
 玉葱は早生は上がり、晩生もそろそろ抜くようです。採って小屋の軒下に吊るします。
 じゃが芋は成長の終盤。何回か 新じゃがで頂きました。やっぱり旨い。
 スナップ豌豆とグリーンピースは終わりの段階です。種にする莢を残して 整理の支度。
 トマトの花が咲いてます。棒を立てて 結んでおきました。

 畑に居ると ホトトギスが頭の上を 大声で叫びながら飛んでいきます。いよいよ夏です。
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