里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

長芋を植えました

2015-03-15 13:29:21 | 日記
 植物の方は季節が早く進んで入るようです。この前まで春の香りを楽しんでた、前の庭の蕗の薹は花盛り?になりました。丸い花簪みたいな見事な造形です。
 畑の困ったさんの薺(ナズナ/ペンペングサ)や仏の座、繁縷(ハコベ)なんかも花盛りで、早すぎた春の装いが冷たい風に弄られています。こいつ等は根っこも張っていて、早くも畑の大邪魔者です。一つ一つの花は可憐で柔で見飽きないんですが、株の大きさ強さは素手では手に負え無くなってきました。 
   
 実を殆どヒヨに食われてしまった金柑の下の沈丁花も花盛りで、甘い香りが噎せるようです。一番花は随分早くに開いたんですが、ゆっくりゆっくり開花が進んできました。花弁が厚い所為でしょうか。
 
 春の出盛りになった椎茸は食べ切れないので、笊に広げて干してます。良く晴れた日が続けば早く干し上がり、綺麗な出来の干し椎茸になります。今年は天気が続かないので、一寸黒っぽくなりそうです。
 原木への駒打ちは来週、忘れずに駒を持ってきて遣り上げます。この週は、せっかく取り寄せた駒を忘れてきてしまって、仕事の予定が大狂いでした。美味い椎茸やナメコを是からも、毎年楽しむために忘れてはならない春の一仕事です。
 
 長芋の種芋を出してみました。去年掘った時に種用として灰の中に埋けておいたものです。芋の先、蔓が出ていた所に芽があります。そろそろ動き出しそうな気配でしたので植える事にしました。
 
 竹を半分に割ったのを埋めてその上に植えます。芋を勝手にさせておくと、真直ぐ下に伸びて掘るのが大変です。柔らかい芋を数十センチから1メートル近くも掘り下げて、傷つけずに収穫するのは重労働過ぎるんです。ユンボが有ると良いんですが。
 割った竹を隙間無く並べて、片一方は地面に隠れる位、反対側は30cm位埋まるように傾斜を付けて埋めました。これが家の芋畝です。
 割り竹の地面に近い方の端に一本ずつ種芋を置いていきます。全部で20本ばかりです。
 
 種芋はこんな具合に竹の割ったのに置いてます。あんまり端の方に置くと、芋が竹から逃げ出してしまうことがあるんです。
 種芋は蔓を伸ばすのに全精力を注ぎ込んで、皮と筋だけになり枯れてしまいます。今年の芋は蔓の元から延びてきます。その芋がこの竹に収まってくれる筈、収まってもらわねば困る、です。

 芋の種もガイドの竹も潜るように土を戻して植え終わりです。芽が出てきたら、篠竹を立てて蔓の手にします。竹は畑の際の山に入って切ってきます。

 手にする竹は豆や胡瓜やに色々必要です。沢山切って来ようと思います。この竹は丁寧に使っても2年と保たないんで、今の時期のけっこうな仕事です。鶯を隣に聞きながら切ってきます。
コメント
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