【白浜町日置の「志原海岸」の夕焼け。久々に出会えた。】
連日、柿の剪定で少々疲れ気味だ。
急に温泉に行きたくなった。
行きたくなったら心を止められない私、まっちゃん。
当日の正午まで予約できるサイトで検索。
1部屋空いていたので、即予約、即出かけたのである。
【国道42号線からの「リヴァージュ・スパひきがわ」。今回は南から到着。】
以前は、阪和道は田辺icで終点だったので
田辺から日置川まで、約1時間の道のりだったが、
昨年8月に田辺から近畿自動車道紀勢線として、
田辺からすさみまで開通したので、
日置川までは約20分と早くなったのが嬉しい。
【日置川温泉、渚の湯。私にとって好きな温泉ベスト3の湯なてのである。】
日置川・志原海岸の地底から湧き出る天然温泉をそのまま温浴場に引いた
「渚の湯(源泉湯)」は、加水をしない、かけ流し100%のピュアなお湯。
その泉質は、水素イオン濃度pH値10.1以上あるアルカリ泉質で、
関西地方でも指折りの数字だ。
高い美肌効果と湯冷めしにくいのが自慢、という謳い文句である。
日帰り入浴も良いが、やはり宿泊してこそ温泉を楽しめる。
【チェックイン後、早速1回目の入浴。大浴場からの眺めも最高である。】
地下1000m以上から汲みあげた湯を、なんと源泉100%かけ流しの
浴槽もある。源泉温度34度のぬるめで長い時間入っていられる。
太平洋が一面に広がる景色を楽しみながら、
ゆったりと良質な湯を楽しめるのだ。
少しなめてみると、単純泉ではあるが
微かな硫黄成分も感じられて嬉しくなる。
【夕食、基本料理である。どれも海の幸を活かして美味しく酒も進む。】
母の喜寿の祝いもここでした。その時、
ホテルから特別料理のプレゼントに大いに感激したことを思い出した。
傘寿の祝いもここでする予定だったが、その少し前に
くも膜下出血で倒れ、手術、リハビリと6ケ月の入院。
その後、普通の生活が出来るようになったと思ったら
認知症、、、。一昨年の3月から急に症状が進み
今はデイサービスを利用。在宅時は目を離せない。
普段は我が奥さんとふたりで介護。
でも温泉が唯一の道楽の私。温泉に行くのは、奥さんに悪いが私ひとり。
その時は奥さんが介護。※申し訳ない。
ちなみに今回の料理は、梅酒の食前酒、先付は大根とサーモンの彩りマリネ、
造りは時魚の三種盛り、伊佐木のたたき陶板焼き、庵かけ豆乳茶碗蒸し、
鰤の幽庵焼き、海老のあられ揚げ、旬菜かき揚げ、胡麻豆腐の揚げ物、
渚の温泉水と南高梅の釜飯、お椀、香の物、水菓子であった。
※スタッフも全員変わっているので、どうやら運営会社は
以前の会社では無いようである。
【源泉をふんだんに使った薬草(よもぎ)風呂と備長炭風呂。】
気儘な一人旅も良いが、再び我が奥さんと
訪れる日が来ることを祈った。
【やはり温泉の醍醐味は露天風呂。海と空の境の水平線が綺麗だ。】
※温泉で鋭気を養うことができた。至福の時だ。
明日からまた農作業に励もう。
勿論介護も、、、、。