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自己チューの進行形日記でshow。

山路紙と龍神杉のプランターと温泉。

2015年07月10日 | 温泉、至福の時。

【7~9月頃、山の中の道路を車で通るとこの白い花によく出会うネ。】

高野龍神スカイラインを車で走った。この時期この花が目の保養になる。
山地の林縁などに自生する『ノリウツギ』である。
アジサイ属の落葉低木だ。
先端が倒れて他の木により掛かり「ツルアジサイ」と間違いそうだ。

樹液を和紙を漉く際の糊に利用したためこの名がついた。
さて私は何のために龍神へ行くのか!!

【山路紙(さんじがみ)。白と表皮入り、チリ入りの3種、30枚購入。】

毎日雨で、右手のリハビリと書を再開した。だが愛用の紙を切らした。
そこで紙を販売している店に電話。在庫は2枚とのこと。
紙を納入しているМさんを紹介してくれ、
直接販売してくれるとのことで、龍神に向かったのだ。

田辺市龍神村では古くから紙漉きが行われていた。
その紙は「山路紙(さんじがみ)」と呼ばれ、
この地の主要な産物のひとつであり、山村の暮らしと共に、
さまざまな用途に使われていた。

戦後間もなくいったん途絶えたが、Мさんが1984年より紙を漉き始め、
山路紙は復活した。以来、草木染、自然染色や新たな技法を加え、
製作を続けて今日に至っている。日高川上流地域は楮の産地であり、
「山路紙」は地元産の紀州楮を薪で煮熱し、水と太陽で白く晒し、
すべての工程を手作業により製作している。

大量生産出来ないので、この紙は貴重なのである。
Мさんは芸術家でもあり、山路紙を使って和紙アートの一人者である。
この紙を書に用いる人は、あまりいないとのこと。
でも私は、この紙が好き。厚さがあるので裏打ちの必要がないからだ。

【友達から贈られた手作りの額に入れた山路紙での書。コツコツと。】

【龍神も雨、また雨。ねむの木も項垂れ、太陽に会いたがっていた。】

龍神で忘れてはいけないのが、龍神杉のプランターだ。
我が家でのガーデニングの必須アイテムである。

夏場はもう置く所がない。しかし、せっかちな私。次の季節のために
アイテムを揃えているのだ。
プランターは「道の駅 龍神」で販売している。
しかし製作者は高齢だが、他にも色々作っているので
完成品は全て道の駅で販売。
だから、手に入る時、入らない時、それは運次第だ。

今回は幸運にも4種類のプランターが数多く置いていた。
昨日納入されたばかりとのこと。次回は未定とのことだ。
気を良くした私、まっちゃんは早速、車に入るだけご購入だ。

【龍神杉のプランター。我が家にお似合い。次の季節の花が楽しみだ。】

【二つの目的を果たした私。10ケ月振りに「季楽里龍神」へ宿泊した。】

【温泉が術後の右手を癒す。温めても痺れは少なくなった。完治してくれ。】

【「季楽里龍神」の夕食はバイキング。取敢えず壱の膳?また、太った。】

温泉ソムリエを自称しているが、龍神温泉は何と10ケ月振りである。
外は雨。部屋に戻ってひとり焼酎を呑み直した。
いつものように酔っぱらって、そのまま寝入ってしまったのである。
今回5回の湯浴み。良さを実感するのは短い時間の湯浴みで6回が
私の温泉入浴法。1回少ないことで少々悔いが残る。

書が完成したら、また来ようと思った。

【我が家の『ムクゲ(槿)』。4月と5月の暑さで槿も季節を急いで咲いた。】

コメント (4)
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