malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

東北への旅・・・角館

2015-05-15 11:39:35 | 
一関を出て盛岡へ向かう途中、北上から西に回り込んで風光明媚な錦秋湖から横手、角館を回ることにした。

途中、錦秋湖への国道107号線が土砂崩れの影響で秋田自動車道への迂回を余儀なくされた。

迂回路の案内には「北上西ICから湯田ICまでの通行は無料」と書かれていたし、迂回路のないこのルートでは当然の事と思って走ったのだが、

実際は湯田ICで出るときATCには通行料金570円が加算された。

これって請求時点で清算されているのだろうか・・・?

てなことを思いながら横手を抜け桜祭り期間中の角館に到着したのだが、駐車場や整理人は数多くあるものの今年のソメイヨシノは既に終わってしまっていた。


桜祭りの舞台、桧木内川の土手


しかし、中心部の武家屋敷通りでは

        

八重はまだ残っていて、折りしも降り出した雨にこの風情は実に日本人の心に寄り添うものだと感じた。

伝統的な



雛段飾りや

意匠が素晴らしい



倉など、見ごたえがあった。

初めて訪れた角館だったけど、往時の武家屋敷が思いのほか整然と残されていたり、未だにその地で住まわれている人たちの生活があったりして、いい街だなぁ・・・・・

今回はチャンスが無かったけど、城下町には茶の湯が発達し、茶の湯には茶菓が必須、多分おいしい和菓子もあるんだろうな。

東北への旅・・・中尊寺から盛岡へ

2015-05-14 10:39:39 | 
この日は早々にキャンプ場を出て中尊寺に向かいます。

前日、早くから休んで相方が持ってきていた風邪薬を飲んだおかげで、昨日に比べると元気がある。

7時前には



門前に着いたのだが、やはり相当数の観光客が既にいた。

当然



客の目的は金色堂。

しかしながら、入場は8時半から、、、

朝の空気の中、白山神社に向かう



と言っても金色堂の目の前なんだけど・・・

ここは



伊達家が寄進したと言う能舞台がそのまま残っている。

境内には



木蓮が咲いていた。



8時前になって券売所に来てみると、すでにかなりの人たちが周囲のベンチに座っていた。

券売所の列を整理するためのラインを関係者が作っていたので、無駄なく並ばせるためのそのテープ張りを面白く眺めていたら、

何となく後ろに買うための列ができてしまった。

アタシの横に「絶対動かない!」覚悟のおばちゃんが並んでいたので、なんとなく、その後ろ側について二番目に並んでいた。

やがて、8時20分過ぎ、早めに券売所を開けるので前に詰めてくださいと合図があり並ぶと3か所窓口のあるシャッターが開いた。

アタシは一番出口に近い右側の窓口に並んだのだが、この窓口の女、開く前から仲間とおしゃべりしていて、その作業動作がトロイ。

結果は3番目に並んでいた人が一番に出口に向かい、アタシが2番、最初のおばちゃんは3番目になった。

所が、一番に出た人が旦那に券を見せて立ち止まった時、すでに金色堂の入場口に立っていた相方に向かってアタシがトップにたった。

と言うわけで、人生で初めて観覧のための入場で一番になった、感動である。。。



で、金色堂の中の最初の説明テープを聞き、ゆっくり敷地内を歩いて旧覆堂へ



この覆堂の格子が面白い



いつの時代の物なのだろうか・・・・・



長い間「来たい!」と言っていた相方も気が済んだようだ。

  

境内を楽しみながら、次の目的地毛越寺へ

  

ここの浄土庭園は相方にはどうもピンとは来なかったようなのだが、

遺跡好きのアタシには、遺跡としての興味があるので、それなりに面白かった。

この池を挟んで南大門があり、南大門から池を跨ぐ橋が架けられていて奥にあった本堂などに繋がっていたほど昔の寺院の規模は大きかった。

往時を偲ぶのは、基壇の跡や絵図等の資料しかないが、その大きさがなかなか想像できないほどだ。

でも、奈良の東大寺や法隆寺を歩いてみれば凡その規模は把握できる、それでも小さくはなっているのだが・・・



往時のままの鑓水



ここでは曲水の宴が行われたと言う、これほど完全な形で残っている場所は他にはない。

いつの時代の地蔵なのか



その表情が柔らかい。

こうして毛越寺を後に



一路、盛岡に向かって進行。



途中、国道沿いのレストランで米沢牛の看板を見て腹ごしらえに入ることにした。

この時点で、アタシの風邪は直ったとみなされて心配の対象から外された。

先に車から出て入り口ぬ向かったアタシは、立て看板のメニューをみてビックリ、、、ランチメニューが4800円とか8000円とか書いてある。

すかさず回れ右して、まさに車から出てきた相方に「どうする?」って訊く。

「ほかにもあるでしょ」(太っ腹)、「ま、いいか」とアタシ(開き直り)。

で、


ローストビーフ丼1800円?


ガーリックステーキ2200円?

ぐらいだったけど、ローストビーフ丼が圧倒的に旨かった。

不完全燃焼で途中



ソフトクリームを買った。

胡麻とリンゴ。

所が、胡麻はソフトクリームだったけど、リンゴはシャーベット、これは騙しだ!!!!!



またまた不完全燃焼状態で、盛岡へ。

盛岡と言えば、冷麺。冷麺は焼肉屋。

ネットで調べたヒット店は「ぴょんぴょん亭」。

市内に向かう街道沿いにその本店があったので、早いけど寄ろうかと思ったが5時前なのに駐車場は満車状態。

市内で食べようよ、って事になり急きょ昨日予約したホテルにイン。

駐車場が外なので、そこに停めてホテルに戻ると2軒隣が焼肉屋、すでに外に人が立っている。

チェックイン後、早速冷麺を食すべく夜の街へ。

ホテルの2軒隣の焼肉屋へ行くと、すでにウェイティングの6番目、とりあえず書き込んで虫刺されの薬を買いに薬局へ行く。

最初のキャンプ場で指された箇所が相方の腫れがひどく悩まされていたからだ。

途中、どこかで食べちゃおうとも思っていたのだが、歩いて10分ほどの薬局への往復にはそれらしい店舗は無かった。

戻ってきてみると、待ち客は道路まで溢れている、どうなっているんだ盛岡は・・・・・

中に入ってリストを見ると、ナント、、次がアタシ達、、、待つこと2分で席に通された。

ここでもビックリしたのが、ナント時間制限90分なのだ。。。

モチロン、そんなに時間は必要ないが時間制限があったとは、、、どうなっているんだ、、盛岡は。。。。。




そんなこんなで


盛り合わせ焼肉3人前と


盛岡冷麺に

何とかありつくことができました。

因みに、焼き肉は旨かった。。。

冷麺はと言うと、相方は褒めていたけど、アタシはあんまり好きな味ではなかった。

東北への旅・・・二本松から一関へ

2015-05-13 16:43:24 | 
昨日は二本松の東にあるキャンプ場にテントを張った。

出発前、今日行く予定の一関と二本松は予約を入れておいた。

福島は東京から近いし、一関は観光地だからだ。

一関以北はまず問題ないだろうと考えている。


そんな二本松のキャンプ場だったのだが、恐らく個人経営でその思いは何となく理解はできるのだが、アタシ達が「良い」と感じるキャンプ場ではなかった。

そのせいなのか、あるいは体調不良からなのかこの日は朝から写真が一枚もない。


二本松を出てから下道で一関を目指したのだが、そのころから体がビリビリし始め、風邪の前兆の症状が出始めた。

「貴方は旅行に出るといつも調子が悪くなる」と咎められながらひたすら一関を目指す。


3時前には今日の宿泊地のキャンプ場に到着、場所を決めてもらってテントを張る。

  

ブナ林に囲まれたよく整備された綺麗なキャンプ場だ。

トイレは残念ながら和式の汽車便だったけど、その綺麗さは群を抜いていた。



予定ではここに2泊するつもりだったのだが、天気予報が変わって明日から崩れるらしいので、明日は盛岡に宿を取った。

昨日は大好きな焚火をやったのだが、今日は体調もあって早々に寝ることにさせてもらった。

東北への旅・・・小名浜

2015-05-12 09:10:26 | 
さて、お楽しみの朝食



年に数回しか朝食でコメ食を食べないアタシは、こうして旅館で出していただく朝食が楽しみで仕方ありません。


当然



茨城ですから納豆で一杯

そして



新鮮玉子で一杯

最後は



カレイのワタで一杯と3杯も行っちゃいましたよ。。。

もう一杯行けそうでしたが、さすがに遠慮しました。




満腹後、しばし休憩してから美術館の開館時間に合わせて出発しました。



岡倉天心の記念美術館です。

ゆったりとした海が見渡せる高台の土地に、華美でない造りの美術館が建っていました。

岡倉天心と日本美術院の人たちの書画や、愛用の品々、ビデオ鑑賞をゆったり見学して六角堂に向かいます。


途中の



五浦の海

そして



岡倉天心の墓

亜細亜ハ一ナリ



と書かれた石碑

六角堂の前の海

  

少し回り込んだ高台からの六角堂



そして旧宅



この日も好天に恵まれ、未だ人も少ないこの地を堪能しました。



この六角堂のすぐそばに

  

どうやら個人宅のようですが、すごいお宅が建っていました。

日本の木を使った環境に配慮した建物のようですが、興味津々、、入れないのが残念です。

どんな人が、どんな住まわれ方をしているのでしょうかねぇ・・・



さぁ、気を取り直して小名浜に向かいます。

小名浜港では、港口に架けるバイパスでしょうか、建設中でした。



あれだけ朝ご飯を食べても



この程度の昼飯は食べられちゃうんですから、人間の胃袋って広がるんっすよね、、、、、

帰りに海上保安庁の巡視船を



撮って、先を急ぎましょう。

今日の目的地は二本松手前のキャンプ場、二時間弱の予定です。

東北への旅・・・北茨城

2015-05-11 21:15:28 | 
5月1日早朝、予定通り笠間に向かって出発、8時半ごろには着いてしまったので、まだすべての店が開いてはいなかった。

この日は五月特有の紫外線の強烈な五月晴れ、サングラスなしには、帽子なしには、、歩きづらい日だった。

そんな中、出店を一軒ずつ見て回る。

  

此処で2時間ほどを費やして、ひたち海浜公園に向かう。

目的はネモヒラの群生、なんでも此処のネモヒラはすごいらしい。

広い駐車場に車を止め、ゲートから15分先のネモヒラまで炎天下を歩く。

しかしながら海の傍と言うこともあって風が寒いくらいに吹いていたおかげで笠間程の暑さは感じない。

ネモヒラばかりではなく

    

途中の道端にも咲いている花がある。



やがて、ネモヒラの地に到着。

  
ネモヒラ                                                そしてネモヒラ


      

人とネモヒラとネモヒラ

未だかつてこんなネモヒラは見たこともない。


十分すぎるほど堪能して、途中で買い食い



なんでも茨城バーガーと言う

パンと水菜とソーセージにピクルスやいろんなソースを勝手にトッピングできる。

中々のモノでしたよ。


ゲートに向かう帰り道、チューリップが大量に咲いていたので

        

何種類かあまり見かけないものを撮ってみた。



昼過ぎに五浦に向かう。

ここから6号線で下って行ったのだが、その渋滞の酷い事。

暑さと渋滞と寝不足で、途中の量販店の1階の日かげの駐車場で少しの仮眠を取った。

4時前、平潟に到着



この平潟港も



震災では7.6mもの津波が来たと言う。

今日の宿はこの地の民宿、5/1とは言え平日の金曜日とあって、どうやらアタシ達一組だけが客のようだ。

海の幸を頂いて

      

天然温泉と言う風呂とビールで大満足の初日となった。