malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

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Riad Bartar・・・FEZの宿

2013-02-07 21:56:13 | 
夕方の5時ごろ宿の前に着いた。
荷物を降ろして清算をしている頃には暗くなったから、そんな時間だったろう。。。
エルフードを出たのが10時近く、途中のランチで1時間半くらいか、、、
まあ、ざっと5時間ほどで走った勘定になる。
一般道だったけど、街と街の間では100~120km位で走っていた。
逆にフェスに入ったと同時に渋滞、こっちへ来てから渋滞なんて知らなかったから戸惑った。

休憩地で宿のバウチャーを見せて、ここまで行ってほしい、と頼んでいたのだが、ホントに宿の前まで入ってくれた。
宿はRiadの中だったので、近くの門でも良かったのだが、狭い通りを曲がってくれた。
充分お礼を言う前に、前から別の車が来てしまい(すれ違えないほど狭い)慌ただしく出発してしまった。

今回の宿は
     
          
               
               こんな感じで中々良い。
               これで築70年ほどだとか・・・


案内された部屋は2階
          
                
                       

回廊にはこんな感じの設えがしてあって

     
          
          坐って話し込んでもいい。


荷物を置くと同時に飯を食いに外へ出る。
本によると、遅い時間は出歩くな、とか、店が閉まっちゃうとか書いてあるのでチキンハートの相方がせかす。

フェスのメディナは2本の通りで周回するようになっている。
そこまで行こうと思ったが、相方は開いている店でなんか買って宿で食べようとか言う。
とにかく行ってみようやって感じで歩き出したが、暗い、狭い、暇な若造がたむろしていると言う感じで、なるほど、あんまり気持ちが良くない。
初めての道をヘッデンで地図を見ながら歩いてゆくと、何かの制服を着た親父が「あっちだ!」と指し示す。
どうやらメディナを教えてくれたらしい。
アタシ達は、あんまり暗いので門の外へ出ようとして、メディナとは反対側にわかって曲がったのだが、この親父は親切心で教えたらしい。
言われたとおり、右に曲がると、50mほどで地元の定食屋と2~3坪のコンビニ(ほとんどがこのタイプの店で、パン、水、菓子、雑貨と何でも売っている)が現れた。
「ここに入ろう」と言う相方に言われるままに地元の定食屋に入った。
以後、フェスに居る間、朝、昼、晩と通るたびに挨拶し、メディナの中でも出合い、友達となっちゃった。
英語も、フランス語もほとんど通じないこの兄ちゃん、働き者でちょっぴり高めに遠慮しながら観光客価格で値段を言う。
アタシ達は通じないのをいいことに、厨房に入っておばちゃんが作っている煮込みを食べたいとかスープを飲みたいとか、他の客が食べてるあれが欲しいとか、店には売ってないミントティを飲みたいとか、好き放題言って食べて、60dhとか80dhとかだったし、なにより、この店の隣のパン屋のパンが一番うまかった。
因みに、この兄ちゃんの名前は「ザッカリーア」だった。。。