malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

メクネス・・・

2013-02-18 22:27:58 | 
モロッコはオリーブの国でもある。
至る所、オリーブの木がある。
フェスからヴォルビリスへ向かう途中、沢山のオリーブオイルの製造所があった。
途中で立ち寄った、自然にできた池が見える高台で1リットルあたり20dh(234円)とか言っていたので、遺跡の帰り道に買えるかどうか聞いてみたら、大丈夫、ということで遺跡の近くにある、聖なる町(Holly Townと言っていた)イーレイ・ムドリス(歴代の王の墓がある街)に寄ってくれた。
そこの製造所で1リットル3ユーロという。32dh(375円)を払って買ったのだが、絞りたて、新鮮、、さらっとしていてマジ旨い。
もっぱらサラダに掛けて食している。


さて、ヴォルビリスの帰り道にメクネスに寄ってもらった。
この地方では大きな都市で、また違った町が見られるだろうと思った。

     
          
               
               ところが、イスラムでは金曜は働かないのだそうだ。

街へ入ってみると
        
             
                  
                       
                            
                            マジで人っ子一人か二人しかいない。

っで、仕方ないから
         
         こんな写真を撮ったり
                   
                   あんな写真を撮ったりを撮ったりしているうちに腹が減ってきた。

というのは、ヴォルビリスを見終わったのが1時近くだったので、どこでご飯が食べたいかとドライバーが訊いてきた。
ハイクラスかミドルクラスかと訊くので、ローカルレストランがいい、と言って連れてかれたのが中々の構えの店、入ってみると遺跡で出会った日本人数名の団体以外は地元の裕福そうな1家族のみ。
坐ってメニューを見てビックリ。コースで200dhもする。頭にきてサッサと店を出てきてしまった。
実は、前夜ヴォルビリスへの来方を変更した。最初はバスでメクネスまで来て、メクネスからタクシーをチャーターして来る予定だったが、どうも時間が足りなくなりそうに思い、フェスでタクシーをチャーターしておいたのだ。
ところが、実際はタクシーではなく、車付きのガイドだっと言う訳なのだ。だから、彼らの決まった場所に連れて行かれてしまうことになる。
レストランから飛び出て車の前で待っていると「I'm here」と言ってガイド氏が飛び出てきた。今回ばかりはマジで怒った。「俺はローカルレストランがいいと言ったのに、200dhもする店がローカルか!」ってな具合。
こんなところで食べているのは、日本人の団体か、ほんの一握りの現地の人だけなのだ。
車に乗ってメクネスのメディナへ入り、止めた前がまたも彼のお勧めの観光客用レストラン。無視して中へ入って行ったら金曜で人っ子一人二人しかいなかった・・・って訳。。。

それでも往生際の悪いアタシ達は、あっちこっちと歩き回っているとベルベル人たちの小さなマーケットにぶつかった。しかし、売っているのはほんとの日常品ばかり、そんな中の細い路地を歩いていたら、ありましたよジモティの店が・・・
その店に飛び込んで、オジチャンが作っているところで、アレ、コレって例の如く注文した。

          
          もうマジに喰い過ぎ、腹パンパンで80dhなり。

仕上げに
     シェフ、アタシ
            
            そして
                  
                  オヤジと一緒に・・・

まあ、そういうことで腹も一杯、気分もよしってぇことで、唯一異教徒が入れるモスクに向かう

メディナで一番大きな門
                  
                  立派なもん

モスクの外壁
             
             入り口から中へ入る
                      
                           
                                
                                     


     
          
               
                    
                         
                         モスクの中には必ず「水」がある。
                         身を清めてお祈りするためだ。

立派な礼拝室があった
          
               
               が、女性は礼拝室の外
                         
                         ここでお祈りをしていた。
                         イスラムでは女性は男と同じ場所ではお祈りをしない、できない?
                         異教徒が入れて、なおかつ礼拝室の外で祈るなんて、差別でなくてなんなのだろう?


     
          
               
                    

やがて外に出てゆこうとすると、お墓があった
                     
                          
                          あまり整然とは言えない。空いてる場所に勝手に、そして場所がなければ重ねてって感じで
                          埋葬されている。

外に出て、「風の道」と名付けられた通りに向かう
                       
                       なるほど、風の道だ。
                       左がメディナ、右が王宮の壁で2kmほども続く。この通りに風が吹かないわけがない。


4時半、そろそろフェスに帰る時間だ。
明日はシャウエンに向かう。
いよいよ旅も最終章に入る。