malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

韓国旅行vol15慶州最終日(芬皇寺)

2010-03-09 08:58:47 | 
芬皇寺は皇龍寺の北、400mほどのところにあるが、新羅時代には四大寺の一つに数えられていたほどだから、当時は隣同士だったのだろう。

田んぼの中の道を歩いて行くとこんなものが建っていた。



幢竿支柱というものらしい。

穿ってある穴に横棒を通して、それに旗でもかけたのだろうか・・・

この幢竿支柱の足元には



亀趺と呼ばれるものらしい。

この趺(フ)と呼ばれる字は「足」とか「胡坐」とかいう意味がある。

支柱の形は一般的だが亀趺は特異な例らしい。

この幢竿支柱は芬皇寺から道路を隔てた畑の中に建っているが、元々は芬皇寺の境内であったらしい。



目指す石塔が道路を隔てて見える。





この石塔は、新羅第27代善徳女王3年(634年)に安山岩を煉瓦状に加工して積み上げられて建てられた。



基壇部と塔の形から七重か九重の塔だったと推定されているこの石塔は、1915年に朝鮮総督府によって解体修理され三重の塔に再建された。

余った安山岩の煉瓦は境内の片隅に山積みされていた。



基壇の四隅には



石獅子が四方を睨んで仏宝を守護していた。
安山岩のため風雪や人々の手によって丸みを帯びた形に変形してしまっていた。

一層目の四面には観音開きの石扉を持った龕室があり、仁王像が彫ってあった。





近くには新羅時代の井戸もあり



その美しい形を1000数百年の時を隔てて今に伝えている。



この石塔をみていると、仏国寺などの木造建築とは著しく異なり中国それも騎馬民族の影響があったような気がする。


境内には現在の本尊佛を祀っているこじんまりとした本堂があった。

中を覗いてみると、一心に祈っている若い娘さんがいた。
邪魔をしてはいけないと思い、娘さんが出てくるまで外で待っていた。

境内には土産物屋さんのような店があり、スピーカーで読経が流れていた。
何経かは分からないが仏国寺でもここでも「はんにゃ~は~ら~みた~」だけは聞き取れた。


冬の寒い平日の午前中だが、若いカップルが寄り添って楽しそうに入ってきた時は、なんか不思議な気がした。





これで今回の慶州の旅は目的をほぼ達成、14時過ぎのバスでseoulへ戻った。

同じホテルに再度チェックイン。

今日は焼き肉にしようと新村(Sinchon)へ向かった。


韓国で焼き肉と言えば豚が普通、牛肉は高いので祝い事とか特別な日に食べることが多いらしい、が、今回は牛。
向かった店は最近若い人たちに人気の店で24時間営業だ。


これも人気のカルビを注文した。
カルビも味付けと生とがあるが、今回は味付けを注文



で、完食。。。



でも、、、やっぱり鶴橋が美味い。。。


帰り道に美容と健康のためにビタミンを摂らなくちゃ・・・ってことで



でっかいイチゴをスーパーで買って帰る。


さすがに老齢のアタシは疲れてダウン



ホントにお疲れ・・・様でした。。。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿