月曜の朝、7時発のバスを待つ
前夜、早朝出発するからとチェックアウトを済ませる。
英語のあまり話せない、シビアな宿の親父にそのことを伝えると、息子の嫁なのか英語の達者な女性を呼んできて対応してくれた。
そして、こちらもシビアな相方が、朝食を食べないのだからランチボックスにしてもらえと、しきりにアタシの肘をつつくのだが、その女性と話が進んでいく過程で先方からその申し出があった。
こういうところは外国では、支払われている権利とそれを実行する当然が割とカッチリしている。
早めに城外に出て、朝日を浴びながらマルヴァオンの余韻に浸っていると、三々五々学生たちが集まってきた。
日に2便しかないここでは、やはり学生はこの便に乗るようだ。
予定時間になってもバスはやってこない、少し遅れているようだ。
例の学生も現れない、少しやきもきしていると、一番最後にギリギリのところで現れた。
「やあ、おはよう!」と声をかけると少し恥ずかしそうに小さな声で「おはよう!」と返ってきた。
なぜか安心してバスに乗る。
途中の停留所で、金曜にも乗っていた「若く美しい学生」が乗り込んできた。
どうやら金曜に乗っていた全員の顔触れがそろったようだ。
40分ほどでポルタレグレに到着。
件の学生とはここでお別れ、ちょっと話しただけだったけどなんだかとても親近感が涌いてしまったようだ、名残惜しく手を振って別れた。
バスターミナルのカウンターでは、あの「In the Bus」の彼がまた窓口にいた。
事前の確認で、セビーリャに行くためには、ポルトガル側はポルタレグレからエルヴァスに行き、そこからスペインのバダホス経由でセビーリャと言うことになるらしい。
面倒な会話を嫌う「In the Bus」の彼にはシンプルに「エルヴァスまでのチケットをくれ」と問いかけると、オウム返しで「In the Bus」と言う。
次いで「何番線か?」と聞くと「No8」と答えた。
この地が出発点なら早くからバスは入っているのだが、中継点だと10分ほど前にならないとバスは入ってこない、旅人にとってはやきもきするところだ。
10分前になってもバスはやってこない、少し不安になっていたとき、「In the Bus」の彼が既に停まっていたバスの運転手に何事かささやいた。
その時のアタシたちは、ある雑誌で、このバスターミナルでの不親切な対応のためにマルヴァオン行きのバスを乗り逃がし、腹が立ったのでナント8時間かけて、途中で警察官に不審尋問を受けながら歩きとおした話を読んでいたので、
そんなことになったら大変と、目を皿のようにして状況を確認中だった。
すると、その運転手が「エルヴァス?」とアタシたちに向かって叫んだ、「エルヴァス、エルヴァス」と連呼しながらその運転手のバスに行き、ザックをトランクにしまいチケットを買って席に着いた。
どうやら、あの「In the Bus」の彼もしつこかったアタシたちの事を覚えていてくれたみたいじゃまいか、、、意外とシャイなのね。。。
て、言う訳で、5月2日 午前7時にマルヴァオンを出発し、ポルタレグレ、エルヴァス、バダホス(スペイン)、サフラ、そしてセビーリャに午後の3時半ごろ到着した。
乗り換えとバダホスからセビーリャでの食事休憩とで5回停まるので全然疲れることなく楽しい旅ができた。
スペインに入ると
途端にオレンジ畑が広がる。
セビーリャには1泊なので、チェックイン後
すかさず出かける。
何故か、人がほとんどいない街をカテドラルに向かって歩く
カテドラルは、1401年の教会の決定で「後世の人々が正気の沙汰ではないと思うものを建てよう」と言うことから1519年の完成までスペイン最大、ヨーロッパでもサン・ピエトロ、セント・ポールに次ぐ規模を誇るそうだ。
元々、この地にはモスクが建っていたのだが、カテドラルはそれを取り壊して立て直した。
そのとき、12世紀に建てられたミナレットは残し、後に改修してヒラルダの塔と呼ばれる97mの塔として残っている。
アタシは登らなかったが、この先端が実は高さ4m、重さ1288kgもあるブロンズ製なのだが、これが回転することからヒラルダ(風見)と呼ばれるようになったようだ。
相方によると、カテドラル以外にはアルカサルが必見らしい。
18時以降は無料開放されるというのでそちらに向かう。。。。。
前夜、早朝出発するからとチェックアウトを済ませる。
英語のあまり話せない、シビアな宿の親父にそのことを伝えると、息子の嫁なのか英語の達者な女性を呼んできて対応してくれた。
そして、こちらもシビアな相方が、朝食を食べないのだからランチボックスにしてもらえと、しきりにアタシの肘をつつくのだが、その女性と話が進んでいく過程で先方からその申し出があった。
こういうところは外国では、支払われている権利とそれを実行する当然が割とカッチリしている。
早めに城外に出て、朝日を浴びながらマルヴァオンの余韻に浸っていると、三々五々学生たちが集まってきた。
日に2便しかないここでは、やはり学生はこの便に乗るようだ。
予定時間になってもバスはやってこない、少し遅れているようだ。
例の学生も現れない、少しやきもきしていると、一番最後にギリギリのところで現れた。
「やあ、おはよう!」と声をかけると少し恥ずかしそうに小さな声で「おはよう!」と返ってきた。
なぜか安心してバスに乗る。
途中の停留所で、金曜にも乗っていた「若く美しい学生」が乗り込んできた。
どうやら金曜に乗っていた全員の顔触れがそろったようだ。
40分ほどでポルタレグレに到着。
件の学生とはここでお別れ、ちょっと話しただけだったけどなんだかとても親近感が涌いてしまったようだ、名残惜しく手を振って別れた。
バスターミナルのカウンターでは、あの「In the Bus」の彼がまた窓口にいた。
事前の確認で、セビーリャに行くためには、ポルトガル側はポルタレグレからエルヴァスに行き、そこからスペインのバダホス経由でセビーリャと言うことになるらしい。
面倒な会話を嫌う「In the Bus」の彼にはシンプルに「エルヴァスまでのチケットをくれ」と問いかけると、オウム返しで「In the Bus」と言う。
次いで「何番線か?」と聞くと「No8」と答えた。
この地が出発点なら早くからバスは入っているのだが、中継点だと10分ほど前にならないとバスは入ってこない、旅人にとってはやきもきするところだ。
10分前になってもバスはやってこない、少し不安になっていたとき、「In the Bus」の彼が既に停まっていたバスの運転手に何事かささやいた。
その時のアタシたちは、ある雑誌で、このバスターミナルでの不親切な対応のためにマルヴァオン行きのバスを乗り逃がし、腹が立ったのでナント8時間かけて、途中で警察官に不審尋問を受けながら歩きとおした話を読んでいたので、
そんなことになったら大変と、目を皿のようにして状況を確認中だった。
すると、その運転手が「エルヴァス?」とアタシたちに向かって叫んだ、「エルヴァス、エルヴァス」と連呼しながらその運転手のバスに行き、ザックをトランクにしまいチケットを買って席に着いた。
どうやら、あの「In the Bus」の彼もしつこかったアタシたちの事を覚えていてくれたみたいじゃまいか、、、意外とシャイなのね。。。
て、言う訳で、5月2日 午前7時にマルヴァオンを出発し、ポルタレグレ、エルヴァス、バダホス(スペイン)、サフラ、そしてセビーリャに午後の3時半ごろ到着した。
乗り換えとバダホスからセビーリャでの食事休憩とで5回停まるので全然疲れることなく楽しい旅ができた。
スペインに入ると
途端にオレンジ畑が広がる。
セビーリャには1泊なので、チェックイン後
すかさず出かける。
何故か、人がほとんどいない街をカテドラルに向かって歩く
カテドラルは、1401年の教会の決定で「後世の人々が正気の沙汰ではないと思うものを建てよう」と言うことから1519年の完成までスペイン最大、ヨーロッパでもサン・ピエトロ、セント・ポールに次ぐ規模を誇るそうだ。
元々、この地にはモスクが建っていたのだが、カテドラルはそれを取り壊して立て直した。
そのとき、12世紀に建てられたミナレットは残し、後に改修してヒラルダの塔と呼ばれる97mの塔として残っている。
アタシは登らなかったが、この先端が実は高さ4m、重さ1288kgもあるブロンズ製なのだが、これが回転することからヒラルダ(風見)と呼ばれるようになったようだ。
相方によると、カテドラル以外にはアルカサルが必見らしい。
18時以降は無料開放されるというのでそちらに向かう。。。。。
息と同じ顔ぶれてのも なんか いいですね~~~
以前 どこぞやの バスの移動の時は大変だったようだけど今回は 快適だったようで 良かったですね~~
飛ばすし、クラクションの鳴らしっぱなしで神経的に参ってしまいましたよ。
自分が運転しているわけではないので、もう少しリラックスできればよいのですが・・・・・