malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

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九州への旅・・・10

2013-09-17 16:15:47 | 
夕日を見終わって7時半、朝から楽しみだった寿司屋に向かう。

寿司屋に着いたのは恐らく8時前後、すでに暖簾はしまわれ街灯も消されていて明らかに商売じまいの様子。

仕方なく明日のランチはするのか?何時からか?確認して、またまた平戸に行く。

お盆休みで薄ら暗い平戸の街を周回すると寿司屋が開いていた。

腹が寿司腹のアタシ達、迷わず決め一周廻って止めようとすると、廻っている間に2台の車が止めようとしているぢゃまいか、

車から飛び降りたアタシは寿司屋に駆け込む。

そこで見た光景、カウンターに座る二人連れの客の前には何もない、片付けられていないテーブル、さほど多くない客なのにてんてこ舞いの従業員、
カウンター内の店の親父とアタシの一歩前に入っていた客とのやり取り、店はやっているけど注文は出せても1時間以上かかる、それでもいいか・・・

要するに大忙しのてんてこ舞いなのだ、こりゃダメだと諦めて昼間営業中を確認済みの焼肉屋に向かう。

ここでも駐車場が満車で止められない、店に尋ねに行くと教えてくれたが客待ちの状態らしい。

それでもかまわず入る。でないと、今日は寿司が食べられない上に一食抜くことになる、それぢゃああまりにひもじい。。。

上手くテーブルも空いて席に座れる。

メニューを見ると、焼肉屋と思いきや肉料理から甘味まで何でもある。

案の定、食べた焼き肉は・・・・・

落胆の色濃く、キャンプ場に戻った。





明けて九州最終日、朝ひと泳ぎの後、真っ先に寿司屋に向かう、11時半。

しかし、暖簾はおろか電気もついていないし、玄関も閉まっている。

裏に回って恐る恐る勝手口を開けると、賄中だった。

忙しすぎて、疲れ切って、、開店時間も守れないほどなのだろう。。。

「すいませんねぇ」と言って中に通される、どこでもどうぞって言われたけど、店の中は昨晩の片付けたままの状態。

それでも入り口脇に席を占め、地物のにぎりと、イカの刺身と、イカの天ぷら


イカの刺身

許可を貰ってアタシだけビールを注文する。

握りは

    
    ヒラメとヒラスと言う地物

    握りもチョーでかいが、寿司を食べて歯が折れそうになったのは初めて・・・

    そのくらい締まっていて旨い。

                  

                  天ぷらは温度が低くていまいちだったけど、握りは満足、締めて6000円也。

                  


「寝ないでよ!」と言うキツイお達しにコンビニでこっちで嵌っている「かき氷」

                                     

                                     を買い求めて、ガリガリ齧る。

                                     このかき氷、63円でイヤな甘みもなく、お気に入り。

                                     行く先々のコンビニに入るのだけれども、イチゴはあってもあずきが少ない。

                                     関東で売られていないのはチョー残念。




平戸島から出て佐世保に向かう途中で教会に立ち寄った。

墓地と併設されている。

          

          日本風の墓石に十字が乗っている

                          

                          この地方独特の形なのかもしれない。

                          墓石はその土地土地で形が違っていて興味がある。


墓地を回り込むと入口手前に

              

              ルルドのマリアが祀ってあった。

              平戸も生月も見たすべての教会にルルドのマリアが祀ってあった。


              その先に教会への階段がある

                           

                           日本風の石垣と西洋の教会

                                        

                                        この教会は

                                              

                                              レンガ造りだ

                                                    

                                                              

                                                              年代はわからないが、どの教会よりもカッチリ作られている。

                                                    

                               







     

          

               

                    

                         

                              

                                   

                    内陣も素晴らしい

                            

                                 



          

                    



自由に内覧できないのが残念ではあるが、それだけ大切に扱われている証左なのだろうと納得せざるを得ない佇まいである。

願わくば、列席の中に沈み静かな時を過ごしたいと思っているのはアタシだけぢゃあないだろう・・・そこは残念でもある。





                長くもあり、短くもあった九州の旅も今日でおしまい、フェリー埠頭の門司に向かう。