malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

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熊が出た!・・・

2013-06-30 12:08:54 | 
例年この時期に渡渉訓練を行うのだが、

                 

                           

                           今年も奥多摩の丹波川でやってきた。

                           その後、平均年齢67.75歳と言うチョー高齢集団で泉水谷を遡行した。

                           この沢は、その源を大菩薩山塊に生ずる。



          遡行前に、これも練習の一環と

                        

                        こんなトロで泳いで対岸に渡ったりして、嬌声?を上げながらの遡行となった。

          予想以上に楽しい沢で

                    

                    滝こそなかったものの、タップリの水量のゴルジュが多く

                              

                              

                              真夏だったら泳ぎながらヘツって直登を試みてもいいのだが、なにしろ年齢が年齢、

                              遡行中にだんだん寒くなり、水に濡れない様必死にヘツる。

                              

                              ここなど、渡渉訓練の最適地かも・・・ね

                                        




綺麗なナメなどもあり

             

             お気に入りの沢になった。






そんなこんなで3時間足らずで二股に到着。

                      

                      本流にかかる木橋を渡るとすぐ林道と言うアプローチの良さ。

                      ますます「いいね!」って横山剣のセリフが出た。



                      この林道を20分も下ると駐車してある場所に着くのだが、昼にその駐車場所で行動食を食べていた時、

                      釣り師が三々五々3人ほど下ってきて「1.5km上に小熊が居た。親熊と出会いたくないので戻ってきた。」と言う。

                      その時からは3時間以上経過していたので、もういないだろうと話しながら林道で装備を解除していると、

                      上から釣り師が二人降りてきたので、そのことを伝え、気を付けて、と先に送り出した。

                      装備を片付けて、沢の話などしながら車に向けて歩くこと20分、前方で先ほどの釣り師が「熊が居る!」と止まっていた。

                      沢側のガードレールの向こうで小熊が遊んでいるのか背中が見え隠れする、時々顔も上げてこちらをチラ見する。

                      さて、どうしたもんかと、みんなで佇んでいると、下から暢気そうに一人の釣り師が歩いてきた。

                      


こちらから、「そこに熊が居るから注意してしてください」っと叫ぶ

「えっ?」

「小熊だから親熊もいるかもしれません!」

「怖いな」と言いながら、暢気親父覗きに行く。

そういえば「先ほどまで動いていた小枝が動いていないな・・・」って思ったアタシも近づいてガードレールまで2,3mになった時、

フイに熊が顔を出した。

アタシも驚いたけど、熊も驚いた。

アタシが飛び下がったと同時に熊も沢に向かって駆け降りた。

親が出てきたらヤバイと、早々にその場を離れるアタシ達。



          しかし、後でよくよく考えてみると、昼に見かけたと言う熊と、アタシ達が出くわした熊は恐らく同じ小熊。

          でも3時間以上、一体ナニしていたんだろう。

          それに、下山の時だって釣り師とアタシ達で7人。話し声だって聞こえたはずなのに、暢気親父に注意した時なんて大声出しているのに、

          コヤツは逃げも隠れもしないで、アタシと2,3mの距離で出くわした時のアノ驚きようは一体何なの?

          まぁ、何事もなくてなによりなのだが、電車の中でも、歩きながらでも、街中至るところでスマホ中毒患者が居るけど、

          まさかコヤツも熊用スマホをやっていたなんてことは・・・・・ナイと信じたい。。。