malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

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2018/6月 台湾紀行(食べ尽し)お決まりの鼎泰豊

2018-06-23 09:22:59 | 
今回の台湾、相方は初めて、アタシはナント38年ぶり。
まあ、初めて同志な訳ですが、世界中どこへ行ってもこういう場所ばかりに行っているので違和感、冒険感、危機感、緊張感まるでなし。
だから二回も勘定ごまかされちゃうんだよなぁ・・・・・


今回のホテルは素泊まりで予約したので、今日は鼎泰豊へGO。
中山駅まで歩いて15分程度なので、駅前の喫茶店でコーヒーとレモンパイを食べてから行く。

開店20分前くらいだったけど、既に人だかり、さっさと店のお姉さんに声掛けして整理券とメニューをもらい、書き込んで手渡す。
20番目くらいだったけど、一巡目で入れた。


お決まり

  

小籠包と


  

ヘチマの小籠包

ヘチマは日本では通常食さないだろうが、考えてみればウリ科なんだから食べられるんだろう。
豚肉とは異なり、さっぱりしていて触感もあるし、まあ美味しい。

そして、美味かったのが



タケノコサラダ

付け合わせに付いているマヨネーズも甘めでマッチングだが、タケノコの甘さが絶妙、こいつは旨かった。

締めは

  

チマキ

アタシはチマキが大好きなんだけど、ここのは残念ながらリピートなし。

お客は日本人ばかりかと思いきや、本土の中国人、韓国人、地元の人などもいてバラエティたっぷりだけど、やはり圧倒的に日本人だな。

さあて、腹もいっぱいになったので鼎泰豊の裏側一帯の散策に行こうか。

2018/6月 台湾紀行(食べ尽し)初めてのLCC

2018-06-23 00:27:46 | 
18ヶ月ぶりの海外に今回は初めてのLCCを選んでvanilla航空で台北へ行ってきた。
二人で往復57260円、高いのか安いのか、、アタシにはピンとこない。

成田空港に第3ターミナルと言う建物があることも、今回初めて知った。
第2ターミナルから500mほど、トランジットバスで5分というところか。

早速、チェックインしてから食べ物を探しに行くと通関してすぐフードコートがあった。
どうやらここ一か所のようだ。


そこで、




珈琲を飲みながら周りを見渡す。



このターミナルには天井が貼られていなかった。
新空港ビルを建てるためのテンポラリーな建物なのか、急増する旅行者に対応して増えてゆくLCCのために安普請で作られたのかはわからないが、
明らかにシンプルで簡素な建物だった。
ターミナル1階から飛行機に乗り込むまで10mほどを簡易な通路の中を歩くのだが、この日は雨、ボーディングタラップではなく地上を歩いて乗り込むのは記憶にないくらい昔のことだ。
勿論座席は狭い、アタシが姿勢よく座っても前座席の背中に膝が当たってしまう。
台湾までの3時間半は我慢できても、7時間8時間が乗れるだろうか。



小雨の台北に到着して、MRTで台北駅に向かう。
地下街にある店で、まずは一食目



値段も味も忘れたけど、100元(363円)くらいで、たいして旨くはなかった。



地上に出てみると雨はほとんど止んでいたので、地図を頼りに10分ほどでホテル着。
今回の宿は台北南西商旅(City Suites)に泊まる。



43㎡の部屋が3泊4日で38000円。ホテルの窓からは



こんな風景が見える。



シャワーを浴びて一段落してから、かき氷を食べに行く



スイ(にすいに水)請という店のマンゴーのかき氷150元

その後、ぶらぶら歩いて寧夏夜市で店に入り

  

こんなものを食べたんだけど、この店で勘定をごまかされたので、気分が悪いから忘れることにする。



再び夜市に戻って、タロイモの揚げたものが美味しそうだったので、順番を待って揚げたてを4個100元で購入。




アツアツを手にぶらぶらホテルに戻る途中でセブンイレブに寄る。
そこで、またまた勘定間違いを発見、以降帰るまで財布は相方の手に委ねられた。

それにしても、本日の一番はこのタロイモだった。
中に入っている蜂蜜がアツアツのイモと絡み合って、表面はサクサク、得も言われぬ旨さだった。

2017 秋 奈良 最終日

2017-11-21 22:56:05 | 奈良
さあ、今回の奈良の旅は今日が最終日、恒例の朝の散歩に出かける

今日は、荒池~浮き堂~飛火野~春日大社のコースは取らず、ショートカットで南大門に向かった



さすがにこの時間、人影もまばらだ

大仏殿の脇を抜けて裏手に回る

    

落葉と黄葉が盛りの東大寺境内を歩いて階段坂から二月堂に向かう



いつもとは逆コースで歩いている

この階段坂にある塔頭の一つの表札

 

女性院、北向原と言う方がご住職か。
いつもこの造形的な門札が気にはなっていたのだが、初めてカメラに収めた



二月堂にも参詣者はほとんどおらず 

 

どんよりと曇った奈良市内から生駒山を望んで、宿に戻る。



いつもの朝食を頂き

荷物をまとめ宿を辞してから、頼んであった品物を受け取るために10時までの時間つぶしに高畑のジモティのたまり場喫茶店でコーヒーを飲み、10時過ぎて用を済ませて大神神社に向かう
送ってもらおうかと思ったが、今年の天候不順で吉野の柿も出荷状況がイマイチ分かりにくい、と言う話もあってとりあえず7~80個を仕入れて一路東京へ


途中、東名阪に入る手前の名張の道の駅でランチ

 

何度か渋滞にはまりながら浜松SAで夕ご飯



石松の餃子定食を食べて、23時東京着

今年の一つの行事が無事終わった

来年の奈良は9月の中秋の名月を唐招提寺で眺めてみたい

2017秋 奈良 西の京から西大寺へ

2017-11-20 23:14:07 | 奈良
明けて土曜日、特に予定はない。

この季節、奈良では毎年「正倉院展」が開かれる。
だから、この季節に奈良を訪れる観光客はほとんどが正倉院展目当てにやってくるものと思われているのだが、実はアタシたちの最大の目的は「柿」なのである。
奈良の富有柿、モチロン全国どこでも買えると思うが、奈良で買うモノは一味違う。
去年は80~100個ほど買い込んだのだが、一斉に熟してきてしまい硬めが好きなアタシには少々残念でもあった。
今年はどんな買い方をしようか今から思案中だ。
買う場所は3年ほど前から決めている。
大神神社へ向かう道で商いをしているおばちゃんの店と決めている。

そんな予定のない土曜日の朝、定宿の朝食


これがヘルシーで旨くて300円。常連客には2食頼む人もいる。

を食べてから、かって西の京にあった店を訪ねてみることにした。
定宿のおかみに道を聞いてみると自転車で30分くらいで着くという。
では歩こう、と言うことでなら町から奈良薬科大学まで行き、そこを右折して西を目指す。

この辺りには

 

昔ながらの連棟式の長屋風のアパートがまだ残っている。




やがて大安寺に着く。藤原京では大官大寺と言われていた当時は寺領が25万平米もあったらしい。
来たことがある、ない、と言い切っていたのだが、駐車場を見てきたことがあることに気付いた。



来たことはあるけど、ご本尊の拝謁はしていなかったので記憶に残っていなかった。
この日は正倉院展に合わせて御開帳があり、聖観音像と若き日と老いた日の弘法大師像を拝謁できた。


この大安寺のトイレの男女表示がアーティスティックなので

 

大安寺を出て、いたるところにある「歴史の道」を辿って西の京に向かう。
途中



佐保川を渡り、田んぼ道から幹線道路に出ると、道路の右手で



奈良埋蔵センターなる建物があり「平城の甍Ⅱ」なる催しをやっていたので考古学に興味のあるアタシは迷わず入った、が、、
展示してあったのは、本当に甍・・・瓦ばかりだった。
そういえば入り口の看板にも「奈良市所蔵瓦展」と但し書きがあったっけ。。。。。

この建物の目の前に「業務スーパー」があったので、ついでに入って見ると、その品ぞろえにはまってしばし時間を費やした。
相方によると、今住んでいる処にもあるそうな、今度行ってみよう。
かなりハマること請け合いだ。

なんだかんだで3時間、薬師寺の東塔(工事中)、西塔が見える秋篠川のほとりにある目的地に着くと、既にそこは別の店(パン屋)に代わっていた。
ついでなのでそこでパンを買い、薬師寺には入らず線路を渡って西側を唐招提寺に向かうと、途中に古い喫茶店でランチがあったので入って見た。



ハーブチキンだったかなメニューがあったので注文する。確かコーヒーがついて850円とか900円だった。


もう一度線路を渡って



唐招提寺まで行き、お寺には入らないで再度線路を渡って垂仁天皇陵に向かう



正面に見える小島は「田道間守命塚」と言う。
垂仁天皇のとき、この田道間守は不老不死の妙薬と言われた橘の樹を求めて唐に出かけ6年後に戻ったときには主の垂仁天皇は既に崩御あらせらせ、
嘆いた田道間守はそのあとを追って殉死した。
その忠誠心を悲しんだ後の人たちが、主の垂仁天皇陵の脇に、永遠に主とともにあれとの思いをかけて命塚を建立した、と言う良い話なのだ。



落日に輝くススキを眺めながら隣駅の尼ケ辻に向かう

駅手前にある「有名だんご店」で



出来立て団子を3本(二人で)食す。たっぷりの黄な粉にまぶされた小さ目なほのかに暖かい団子は旨い、の一言。
腹が減っていたら10本くらいは行けそう。

尼ケ辻から平城京の中に入り、下つ道沿いに平城宮に向かうとどこからか香ばしい香りが



釣られて焙煎しているコーヒーショップに入って一休みとなった。
しばし、コーヒーとクッキーを楽しんでから平城京資料館に入る。
今回はボランティアさんのお世話になりながら、平城京で発掘された木簡から分かった新しい情報などの説明を受ける。

陽も落ち残照の明かりの中で



さすがに歩き疲れて、駅周辺の店を冷やかしながら西大寺駅に向かう


今年、奈良にきて正倉院展の終了1時間半前に入場すると割引になるし空いてもいるということを知り、何年振りかで行ってみることにした。
先に晩飯を食べてしまおうと



東向き商店街に新しくオープンした天丼専門店にはいった

見た目は立派、美味しそうだけど、金子半之助には敵わない。。。

結局、商店街の金券ショップで割引切符を見つけ6時ころから入場した。
確かに人は少なめだったし、並ぶこともなく入れたのだが、6時半からの入場口には早くも列ができ始めていた。
金券ショップで割引切符を購入して5時半から6時くらいに入場して鑑賞するのがこれからのねらい目かもしれない。

2017秋 奈良

2017-11-19 12:39:27 | 奈良
ほぼ毎年恒例となっている奈良へ行ってきました。


去年の暮れも押し迫る12/27、昔からの仕事仲間の後輩から忘年会の確認の連絡がありました。
毎年、お誘いは受けていたのですが、その年の仕事の流れ次第で出席したりしなかったりしていたので、去年はお断りをしたところ、、
「ところで、今仕事の予定はありますか?」と意味深な問いかけ。
どうしたのか?本命はこの話?と訊き返すと、実は、、、と説明してくれた内容を聞いてしまったものだから応援しないわけにもいかず、
明けて1月、予定していた韓国旅行から帰ってきた翌日、1/16の月曜から仕事に加わりましたが、いやあ無茶苦茶な状態になっておりまして、
予定では6+1の編成だったスタッフでしたが、責任者が11月中旬から年内いっぱい入院、+1の女性は仕事開始一週間で肝炎にかかりリタイア、
一人は同じ業界人ではあったがこの仕事が初めて、同じく経験4年の新入が全く使えずリタイア、そんな状況で同じく急きょ11月から応援に入ったものと
1月からのアタシで5人で回すことになり、最盛期は朝5時45分に家を出て10時過ぎに帰る毎日。
6月にやっと片付いたと思ったら引き続き辻堂に行ってほしいと頼まれ、今は辻堂に通っている毎日っす。


家にいて、TVばっかり見ている生活より、外で仕事してもらった方が健康でいい、と最初は話していた相方も、ほとんど予定が組めない生活に嫌みの一つや三つはチクチクと、、、

それでも、去年から予定していた今年の二月堂のお水取りには出かけることができたし、その時に予約を入れた秋の奈良にも行くことができました。

そんな訳で、今年前半に比べればいくらか余裕のある生活なのですが、それでも、今までのような長期休暇は先んじて立ててあった予定以外は難しいので、
今年の夏以降は伊豆の庭を徹底的に掘り返して改造を行ってきました。
三本鍬で掘り返し、石と笹とドクダミと戦うこと6週末、何とか形にはなり様々な花や野菜を200鉢ほど植えましたかねぇ・・・
来春が楽しみではありますが、イノシシと鹿の食害も心配です。
また、そのシリーズも時間を見つけて報告します。


さて、そんなわけで木曜の夜、東京を出発、新東名の浜松SAで久しぶりのテント泊。
東名~伊勢湾岸と走り亀山SAで朝食

 

あ、うどんがアタシっす。

東名阪に入り針ICの一つ先の出口で出て、山裾の道をグニュグニュ走ること2~30分、野菜ばかりのメニューで昼から4時までゆっくり食事をさせてくれる店へ行ってきました。
今回の旅の目的1です。

どこかの家の裏庭みたいな駐車場に車を止め、田んぼと農家の裏を抜けて一旦狭い道を横切り、登山道みたいな道を登ると

   


こんな建物に到着。これがレストランって言うわけです。

土間で靴を脱ぎ、板の間に座布団を敷いた店内は6卓程か。
11時半から4時まで、ランチタイムは予約1テーブル1組のみ、先ほども書いた通り居たければ4時までどうぞ、予約外のお客様は空いていれば喫茶のみ承る、らしいっす。

テーブルのしつらえは




ファンキーな食材で満載

まずは鍋に火を入れてから



前菜



食前酒



と言う位置づけのブドウの発酵ドリンク

続いて



湯葉とトマトとパブリカとレタス

そして



根菜系の焚き上げたもの

で、火が通った鍋



この鍋、豆乳鍋だがマジ美味かった、良い出汁が出ていて豆乳が初めてうまいと思った。

そして



酢の物



天ぷらと黒米ごはんで料理は終了

デザート



そして、コーヒーを飲むころ



店主の許しを得た6歳の山羊君がご挨拶に訪れる。
ここまでがこの店のランチに含まれることになる。

好天に恵まれたこの日、この後定宿まで行って、あとはのんびり見回りと行こう。。。。。

茜色の空 2016/12/29 バージョン

2016-12-29 07:16:24 | 日々のこと
今朝起きて東の空を見たら

  

素晴らしい朝焼けの夜明けだった

これが茜色なんだと思った。。。。。

根津美術館の紅葉

2016-12-07 19:06:09 | 美術館
とは言っても、これは今の話ではなく11月18日の事です。

いま都内では未だ駒込の六義園がギリギリ紅葉とかニュースでたまに報道されますが、すでに紅葉は沈んだり濁ったりしてあまり綺麗とは言えません。

しかし、この日の根津美術館はそれはそれは見事な彩でした。

この彩を見るためだけに入場料を払っても惜しくはないと思いましたよ。


百聞は一見に如かず・・・・・とにかくご覧ください

                

ここのお庭は径の設計が上手で、紅葉を様々な角度から見られるように径が設えてありました。

そのため南青山と言う都心にあるため十分な敷地があるとも思えないのですが、素晴らしい佇まいの樹林が残されていました。

          

しかし、さすがにイチョウの落果は臭かった、、、臭すぎる。。。


日差しもあってこの日の紅葉はほんとに見事でした。

      



ふと、相方が何かをジっと見つめているので近づいてみると



この石の表面にクモの糸が幾筋もかけられ、それが太陽に照らされて輝いていました。

写真では上手く表現できなくて残念っす。

      

この日の美術館のメイン展示は円山応挙、来場者もさほど多くなく、素晴らしい木々をタップリ堪能できました。

        

これだけ見事な彩は都内でも有数でしょう、来年もまた来たいものです。。。。。

里山でうどんを・・・

2016-12-06 15:02:38 | 
11月26日の土曜日、相方が親戚の法事で埼玉の霊園に行くことになったので、アタシも付いて行って近場の里山を歩いてきた。



最寄りの駅から里山にむって10分程度歩くと



本格的なイメージの山道になる。

ところどころまばらに雪が残る中

  

杉の人工林の中を登ってゆくと、ピッタシ1時間で山頂に到着



山頂周辺の斜面にはまだ結構しっかりと雪が残っていた。


と、ここで相方から法事が終わってこれから会食の場へ移動するとメールが入った。

まだ法事開始から1時間と経ってはいない。

なんでも今日は法事が目白押しの状態で30分単位での捌きとなっているらしい。

会食の時間を2時間と予想すると、ここから下りが凡そ4~50分、それからゆっくり食事して丁度いい頃合いだと目論んで下山を開始した。



登りと違って下りは

  

落葉が敷き詰められた気持ちの良い径、、、快調に歩くと、やがてトラロープが付いた急坂が現れた。

この里山には3回目なのだが、この急坂の記憶がない。

へえーそうだったのか里山、、、なんて感じで下って40分で下山。



登山道最後にある民家の屋根は、まだ雪がビッシリ。。。


案内従って集落の道を少し上る感じで歩くと



雪が積もる草原の前に「花麦」と言ううどん屋がある。


そこに入って



花麦ぶっかけと言う名前のぶっかけと



揚げたての天ぷらを頼んだ。

ただの「冷ぶっかけ」を食べたかったのだが、これしかないので頼んではみたが、、、、、



しかし、天ぷらは揚げたてを塩で、、、美味であった。


下の街道に面したところに地元の団体が経営する休養村と言う名の小さな道の駅風の場所があるので、そこに寄ってコーヒーとまんじゅうで休憩する。



電話をもらってから1時間50分経過。

駅までの距離を尋ねると4kmほどかと言う返事、歩こうかどうしようかと思案しながらバス停で時間を確認していると、定刻を3分過ぎている、残念と思って顔を上げたところに遅れてバスが入ってきた。

入ってきたんで乗ってしまった。

今朝相方と別れた駅に着いたのが電話から2時間15分後、まだ日差しもあってポカポカしている。

駅の待合に入ってJRのツアーカタログなどを見ながら時間をつぶすが、待てど暮らせど連絡がない。

「一体何時間飯食っているんだ・・・」などと思いつつ電話から2時間45分後やっと終わったと言う電話が。



不味くて中々品物も出てこなくと、相方も「待たせてゴメン!」も言えないくらい不満足。。


まあ、こんな里山ハイクもたまにはいいもんだ。。。。。

2016夏 北海道の旅 小樽へ

2016-12-01 16:08:02 | 2016夏 北海道旅...
翌朝は5時に起きて6時にはキャンプ場を出発した。

台風6号に続いて7号も北海道目指して進んでいるらしい。

そんな状況で太平洋側は欠航のフェリーでも日本害側は動いている。動いていなければ内地から車で来ている人たちは動くまでは待機をしなければならない。

道路のありがたさが身に染みる。



昼過ぎに小樽着。

小樽は曇ってはいたが雨は降ってはいなかった、気温も随分と違うようだ。

小樽の街は爆買い国の人々で溢れていた。

街の設えも、商品までもが観光地の宿命なのか売らんがための街に変貌していてアタシ達には全く魅力のない町となっていた。

食事を済ませてさっさと今日の宿、シェラトンキロロリゾートに向かう。

ここキロロは小樽からは車で3~40分の距離にあるスキーリゾートなのだが、このシーズンも主にアウトドアの遊び方をテーマに客を募集していた。

スキー場からの稜線へのトレッキングや流行りのセグウェイ、リフトによる眺望への誘いなどいろんな遊びを提案しているようだ。

時期的なものなのか、タイミングだったのかはわからないが手ごろな料金で静かな環境と満足できる朝食の提供があり、これだったら毎年帰る前に利用したいと思えた。



翌日10時半、日本海フェリーで小樽を出発、新潟に向かった。

  

積丹半島の神威岬が見えてきた。

30年ほど前、北海道に仕事で来ていたときの8月中旬、地元の仕事仲間と積丹半島に泳ぎに来たことがあった。

泳ぐことについては、それなりに自信もあったアタシだったが、このとき、この海には15分以上は入っていられなかった覚えがある。

しかし、地元の連中は唇を紫色に変えながらも30分以上も入っていて驚いたことがあった。

夏の短い北海道にとって泳げるときは泳ぐんだ、、、と、言われた。



台風の影響による雲の流れを見ながら船は進んでいく。

    




霧多布湿原のノビタキ


2016夏 北海道の旅 台風6号

2016-11-30 15:23:59 | 2016夏 北海道旅...
湿原に行った翌日、朝起きてみると小雨が降っていた。

ここ霧多布は太平側に面しているので台風の影響を受けやすい。

6日に出発して1週間、ここまでは順調だったけど、、また去年のように雨を避けながらの旅になるのだろうか・・・

旅はまだ半分も消化していないのに、、、、、



昼前、車で20分ほどの距離にあるファームデザインというレストランに食事に行った。

何故か写真がないのだが、地元産のホエー豚のバルサミコ酢のソテーとクリームソースのソテーをそれぞれ食べたのだが、中々美味しいものだった。

近くに「粉の実」と言う自家製のパン屋さんがあるので、そこに寄ってパンを仕入れる。

ここ浜中町にあるコープ浜中と言う地元で一番大きなスーパーに行って食材を選んでいたら、ジンギスカンの面白そうなものがあったのでずっと先の計画帰京日を見込んで発送手配をお願いした。

午後 早めの風呂から帰ってくると天候の様子は悪くなるばかり、仕方がないのでキャンプ場のバンガローを借りることにした。



翌朝3時ごろ、風雨の音で目が覚めた。

入り口のドアの隙間から雨がしみ込んできて床が濡れている、その始末をしていたら目が覚めてしまった。

隣で相方がゴソゴソ動くが起きようとはしない。

寝る位置を変えて雨対策を講じて眠りに着こうとするが眠れない。

相方は寝息を立てている。


8時ごろ風向きが変わって風雨も収まってきた。

次の台風7号も北海道に接近中で上陸の可能性があるという。

全道で行ける場所がないかと天気予報で調べてみたが全道で台風の影響下にある、もはや、、これまで、、、と帰りのフェリーの確認をしてみたら太平洋側は昨日からすでに運航中止となっていて予定も立たないらしい。

慌てて帰る方策をチェックして明後日の小樽ー新潟便を何とかゲット、朝便なので明日は小樽まで行って泊まることにする。



午後、雨が上がったので霧多布岬の反対側にあるアゼチの岬に行ってみる。

  

風はビュービューー、海も荒れている。

  

なるほど、こんなに時化ていたのではどうにもならない。

  

キャンプ場下に見える霧多布の浜も海も荒れている。



海からの高台にあるキャンプ場だけに雨も風も遮るものがない。

だから、居心地のいいキャンプ場なのだが、台風ではかなわない。

テント組全てがテントをたたんでバンガローと臨時に解放された屋根付きの休憩所に避難した。