◇ 冬の「天城山隧道」を描く
clester F8(中目)
冬の天城山隧道と言っても伊豆は関東より少し暖かいし、雪が降ってるわけでも
なく、当日は風が強かったけど快晴で晩秋や早春と言っても良い気象でした。
人っ子一人見当らないトンネルでしたが、絵のアクセントとして妻を入れました。
木漏れ日が道や石積みの法面に踊っていました。
トンネルは今どきのコンクリート製ではなく、全面切石を積み上げています。
夏涼しく冬は暖かい(?)隧道の先に北口(修善寺方面へ向かう)が見えます。
積み上げた石にはところどころ苔が張り付いています。ということは水がしみ
出ているということでしょうか。隧道脇の道路の法面はほぼ全面苔むしています。
トンネルの上部には「天城山隧道」という石版が嵌っていますが良く読めません。
(以上この項終わり)
◇ 百合とスターチス
clester f4 (中目)
先週の水彩画教室では久々に花の絵を描きました。冬の花はなかなか得難いので、
幹事さんが選んだのは鉄砲ユリ系の百合の花とスターチス。この組み合わせは初めて
のような気がします。
百合はともかくスターチスは主役を張る華やかさがないので、単独ではなかなかモチ
ーフに選ぶことはなく大抵わき役だと思います。何とか丁寧に描こうとしましたが、無理
でした。
◇ 正月用品を描く
clester f4
令和5年の水彩画教室は1月10日。
正月用品を描くことになり、有志が持ち寄りました。昨年は羽子板を描いた
ので、今年は某氏持参の祝い角樽と枡を描きました。合わせて門飾り?も。
樽や枡の朱色がなかなか出せず、一緒に描いたKさん, Rさんも音をあげていま
した。結局ローズマーダーにキナクリンレッドに落ち着きましたが、不満が残り
ます。門飾りの細かな素材を描き切るのは難しいです。
(以上この項終わり)
◇青島みかん・サンふじ・とちおとめ
clester F8
我が家のミカン(青島みかん)は大きくて、信州山ノ内町から買っている「サンふじ」
にも負けずと大きい。昨年と異なり今年は15個しか生らなかったが、葉付で描けるのは
なかなか機会がないのでリンゴと一緒に描いた。ちょうど家内の友人Kさんから頂いたい
ちご「とちおとめ」があったので参加してもらった。
みかんの色を探しているうちにすっかり色が濁ってしまった。気が付いたら果物籠もや
や歪んで見える。意気込んで描いた割にできがよくない作品である。
(以上この項終わり)
◇ 新春の定番「シクラメン」を描く
clester F6(細目)
暮れになるといつも手ごろなシクラメンの鉢を買ってきて正月中花を楽しむ。
今回もいつもの店でずいぶん安く売っていたので花芽をたくさん持った鉢を
選んで買ってきた。ピンクでふちが薄くなっているのが絵にし易いと思った。
普段滅多に選ばないクレスターの細目の紙に描いてみて失敗を悟った。
荒目や中目とはずいぶん違って吸い込みが悪く、置いた絵の具が乾いた
と思って次の色をのせると混ざってしまう。とりわけ鉢を入れた籠の網目など
なかなか収まらず苦労した。
もう細目には近寄らないと覚悟した。
(以上この項終わり)