不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

地震による液状化現象

2011-04-05 13:39:57 | 日記
 今日、新聞を読んでいたら、地震による液状化現象の記事が多く載っていました。 

 液状化現象とは、砂質地盤が地震の際に液体のようにふるまう現象です。

 地盤が液状化すると、砂まじりの水が地表に噴出したり、地盤が亀裂、沈下したりして、惨害をおこしやすくなります。

 代表的な例としては、1964年の新潟地震で、公営アパートの不等沈下による倒壊など、被害が続出しました。

 どんな地域で起こりやすいのか。

 造成された比較的、新しい埋立地や新興住宅地で多く発生すると言われています。

 特に、宅地造成前の地盤が非常に軟らかく、地層が砂の場合に起こりやすいと言われています。

 小生の住む岐阜市では、地震による液状化マップが岐阜市役所都市防災政策課のホームページで、岐阜市地震ハザードマップと

 して紹介されています。

 このマップは、岐阜市内の50地域ごとに、

 1 建物の倒壊危険度マップ

 2 液状化マップ

 3 震度マップ

 を作成し、50メートル間隔のメッシュで色分けし表示されています。
 
 このように、液状化現象が起こるかどうかは難しいころがあります。

 これから宅地を購入される方は、その宅地の過去の地盤の履歴等も自分で確かめることも重要です。