カッコイイ!!
コンダクター、TAKUYA!
立ち姿、タクトの振り、オーケストラへの視線。
どれも、全部。
指揮者って、指揮で、自分の思いを表現する。語る。
それが、ぴったりはまってた。
指揮台に立ってる姿からは、風格さえ漂ってる。
「バランス力が優れていますね。」
「曲の構成が描かれていて、描かれた上で指揮をされているので、音楽の形が見事に表現されています。」
「彼の振り方でしたら、100何十人のオーケストラでも動かすことが出来る。」
指揮の間のコメントも、そして、指揮の後の先生の言葉も、嬉しい。
タクトは、まず、拍をきちんと押さえること。
「威風堂々」は、行進曲。2/4拍子の曲。
その2拍子をきちんと振る。
曲想に合わせて、強弱はある、高く低く、大きく、小さくも。
でも、2拍である、2点のポイントがしっかりオーケストラに伝わらないと曲にならない。
拓哉君の指揮は、その基本がしっかりしていた、
そして、曲想も・・・先生が言われたように、テンポ、強弱ができあがっていた。
机の上に配られていた、楽譜を眺めていた拓哉君。
楽譜に記されたことを理解したのだろうな、そして、それを、素晴らしい指揮で表現した。
「気持ちいい!!」でしょ。
ああ、指揮者、木村拓哉をもっと見たいなぁ・・・。
指揮が終わって一旦席に着いて、「気持ちいい!!」と叫んだ後、
気がついたようにすぐに立って、オーケストラの皆さんに向かって「ありがとうございました!!」と、頭を下げた。
彼らしいね。
「音楽だ!」(この言葉の前、ちょっとカットされてないですか?例えば、生きてる音楽だとか、変化するとか・・・
そのあとの、先生言葉、うまく返してくださってますが、この言葉で、生ものですって出てこないような・・・・)
「生ものです。」
「音を楽しむってこういうことだ。」
一つだけ、残念だったことがある。
sぉれは、セーターの袖が長かったこと。
タクトを持っている右手は、テンポと、強弱。
左手で、細かな表現を伝える。
拓哉君は指揮台に上がったときは、肘近くまでぐっと上げていたんだけど、
指揮をしている途中で降りてきて、後半は手首も隠してた。
あれ、ぐっと上で止まっていた状態で指揮できたらよかったのにね。
そうすると、タクトだけでなく、手でも表現出来る、思いがもっと伝わる。
いつも、表現豊かな彼の指先。
服が降りてきた後も、いろんな表現をしていたのに、見えにくかった。
手が見えていたら、もっと、見事だったと思う。
最後の中居君の指揮も、わかりやすい指揮だったよね。
いろんな指揮を見た後で、いいところは吸収して、それでいて、同じにならないように自分の指揮を作り上げていたと思う。
拓哉君の理解力の高さは、
すばらしいと思います。
西本先生の指揮をよく見て
しっかりまねていましたものね。
自分は、大学時代、
ずっと指揮者を見て演奏する側にいました。
だから、
指揮者の指揮ぶりで
随分違った演奏になるのもわかるし、
指揮が難しくて悩んでた後輩も見てきたんです。
自分が、
指揮をする立場になっても、
どう手を動かしたらいいのやら、
それまでに幾度となく人の指揮を見てたのに
本当に難しくて悩みました。
だから、
SMAPが五人五様の指揮をしたのも
さすがと思ったし、
あのオーケストラの前で堂々と指揮をする
メンバーがすごいなぁと思いました。
中でも、拓哉君の指揮は秀逸でしたね。
中居君の指揮は、本当に人を引きつけ、
統率する力があるんだなぁと
感心しました。
のんP様の分析力の高さにも
驚きましたわ。
以前からすてきな方だなと思っていた
西本さんがスマスマに出てくださって
うれしかったです。
私も、学生時代に、経験しました。
威風堂々も演奏したことがあります。なので、指揮者による違いもわかります。
先生と、拓哉君たち5人、それぞれの指揮でしたね。
拓哉君は、今までも、他の指揮者の姿も記憶にあるでしょうし、その上、目の前で西本先生の指揮を見て、指揮者の姿を取り込み、自分の曲を構築させて振ったのだと思います。
それが出来るって、凄いなぁと思って見ていました。
はい。二人の指揮は、違いましたね。
二人に限らず、全員それぞれで、音だけ聴いても、これは、誰の指揮した曲って、判ります。
曲として、ここはテンポよく、ここは、ゆったりとなど大まかな曲想は同じだとしても、それぞれの解釈が有り、テンポがある。重厚さも、「私は、これがイイ」という程度は、それぞれですから、単にテンポだけでも、二人がちがい、また、ここを強調というところもちがう、だからこそ、先生は、曲を自分の中で構築し、その上で指揮をしてる、と、言ってくださったのだと思います。
また、今まで拓哉君が見てきた指揮者の姿(オーケストラに限らずいろんな場所での指揮者や、映像で見た指揮者など)も、拓哉君の引き出しに有るのではないでしょうか。