笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

背中を押してくれた人(わっつ2016/5/27)

2016-05-28 | わっつ
夕べのワッツは、音のリクエストに拓哉君が応えて、音を出してと言うのがいくつか。
その音の話の中で、拓哉君が”これ素晴らしい拍手だな”と思って、行動に移してる拍手。
それは、試合が終わった後にプレーヤーの方が、客席に向かって拍手すること。
それを見てから、拓哉君がライブとかをやらせてもらった時に、
その会場に来てくれたオーディエンスのみんなの方に向けてやらせてもらってますという。
そうだね。何度見見たことがある。拓哉君からの拍手。
拓哉君からの、拍手、嬉しいよ。

そして、後半は、先日亡くなった蜷川さんについて

キャプテンは1989年に「盲導犬」という作品に出演したのですよね。
以前、キャプテンがワッツで「俺が使い物にならなくなる前に、もう1回やろうぜ」と蜷川さんが仰っていたと話していたので、それが叶わず残念な思いです。
まだまだ心が落ち着かないと思うのですが、もしよければ、蜷川幸雄さんとの思い出について話してくれませんか。

いやぁ、もうね。みなさんご存知だと思いますが・・・
実花さんも仰っていましたけど、
『最後の最後まで、諦めないで戦い続けた、かっこいいパパでした。お父さんでした』という、
実花さんの言葉がすごく納得させてくれたというか。

伺った時に、”嘘でしょ!”って、ずっと思ってたんだけど。
うん。
自分もそのあと、なんか、ほんと?うそ?っていうよりかは
蜷川さんが亡くなってしまったっていうことを誰かと話さないと、自分も落ち着かなくて、
で、誰だ?誰だ?と思っていたら、自分の中に”あ、亀梨知ってるわ”と思って、
亀梨に連絡して・・・出なかったんですよ。
仕事してるのかとおもって、ま、良いかと思ってで、コーヒー飲んでたらコールバックがかかってきて、
『もしもし』って言ったら、『お疲れ様です。』って言って
『仕事中?』『家です。』っていうから、家か!!出ろよ!!って
『どうしたんですか?』って言うから、
『いま聞いたんだけど、蜷川さん亡くなっちゃってさ』って言ったら、
『マジっすか!?』っていう話になって。

みんな、”嘘でしょ?”っていう反応で。
確かに体調を崩されているのは、みんな知ってはいたんだけど、
ここに来て嘘だろっていうって、みんな〃温度でしたね。知った時の温度が。

お通夜にも参加させていただいたんですけど、ああいう場所に行って、
実花さんが撮られた遺影も見て、はじめて”ああ、本当なんだな”と思えたんですけど。

実花さんが撮られた、真っ赤な太陽を背にしたような、
蜷川さんのカメラを見据える遺影の写真を見て、
全て納得してない感の蜷川さんの表情がすごく、僕としては印象的で・・・。

もちろん遺影の写真なので、何かを喋り出すことはないんだけど、
なんか、あの遺影を見てると、『おまえ、まだまだだな』と、まだ、言われてるような気がして。

自分が17歳の時ですからね。
初めて、”台本”というものを人生で”初”手にした場所に蜷川さんがいたので。
たくさんの方が、仰っていましたけど、よく怒られましたね。
怒られたし、よく背中を押してくれたというか、
よく、『大丈夫だ、大丈夫だ』と、凄いそれを覚えてる。
とにかく、背中をパンパンパンパンと叩いてくれたのは印象的ですね。

その蜷川さんの舞台を経験するまでは、どこか、自分がやることに対して、責任がまったくなかったというか、
『何時に、○○に行ってね』と言われても、
『友達があそこで遊んでるから、そっちの方が楽しいな』と思って、普通に行かなかったりしてたんですよ。
それで、速攻外されて、いかないんだもの。
なくなっちゃったり、行かなかったりとか、そういうの全然してたので。

蜷川さんの舞台の経験をさせてもらった時に、
コメントにも出させて貰ったんですけど・・・
『人から拍手をいただくことのすごさと、拍手をいただけるまでに、どんだけ厳しいか』っていうのを、
蜷川さんだけじゃないんですけど、あの舞台を経験させていただいて、右も左もわからなかった自分に、
声の出し方一つから、壤晴彦さんが教えてくださったり、不破万作さんが『こうだよ!』って言ってくださったり、
それこそ桃井かおりさんが、残って一緒になって、練習に付き合ってくださったり。
『お腹空いたでしょ?じゃあ、焼肉食べに行こう!』って、飯食わせてくれたり。
それの一番上にいたのが、蜷川さんだったので。

本当に、あれ経験してなかったら、やってなかったですからね。
たぶん、どっかの古着屋の店員になってたと思いますよ。
マジで。

蜷川さんと会ってなかったら、いないっすね。
うん。

SMAPっていうのが出来たのもその後だし。
それがコンティニューされてなかったら、SMAPにもなってないし。
何やってたんだろうね?

とにかく、”これをやろう!”って思えたのが、その舞台。
それを経験してなかったら、ほんとにもう、なめてたっていうか、
”所詮、芸能界”みたいな、すっげー、なめてましたね。
でも、そうじゃないっていう。素晴らしいものだし。
厳しさも、素晴らしさもそうだし、両方を一度にレクチャーしてくれたというか、
与えてくれたというか、導いてくれた気がしますね。

お通夜に参加させていただいたときに、
お焼香終わらせて実花さんに頭を下げた時に、実花さんがすごい優しい笑顔で
『やっと会えた』と言ってくれたのが、すごく印象的で・・・。
『あ、そうですね。では、また』と言ったら、
実花さんも『また!』と言って、その場を後にしたんですけど、すごい印象的だった。

僕は、まだ一度も撮影をしていただいた事もないので、
『また』という言葉を実現させたいなと、ちょっと思ってますけどね。

いつもだったら、ここで1曲聴いてくださいっていう風になるんですけど、
こういうお話の後なので、”どんな曲がいいかな?”と思うのですが・・・・。

僕の中で、こういう存在だったなっていう・・・曲、
たまたまうちらの曲で、”これかな?”っていう曲があるので、
”蜷川さんは俺にとって、こういう曲の人でした”という、『夜空ノムコウ』聴いてください。

実花さんとの「また・・・」かなうといいね。
叶いますように・・・・のんのん。

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